21日、1200から17800kHzでビルマ方面の音楽を流す局が出てきた。1231に終了したが、この間アナウンスは一切出なかった。HFCCリストには5月16日付で、マダガスカル送信でビルマ語が新規に登録されている。土日となっているが21日は金曜日である。
これまでの記録では5月16日、日曜日は1200-1300に出ていた。15日は出ていなかった。
MGB ; Malagasy Global Business S.A.
May 16 17800 1200-1300
May 21 17800 1200-1231
1300の「しおかぜ」は5965と7295kHzが強力に入感している。八俣からの電波は強く、ジャミングを完全に抑え込んでいる。朝鮮語放送がクリアーに聞こえている。
1405の6070と7325kHzも強力である。この時間は日本語放送である。
1430の「ふるさとの風」は11995、9705、9450kHzが良好である。今日は台湾送信、タシケント送信いずれも強力に入感している。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。この時間は曲の途中でカット。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。昨年9月に登場している。この番組は2021年4月9日、21日、5月1日、11日と同じ内容である。