5月4日1300の「しおかぜ」は強力である。ジャミングをものともせず、ローカル局並みの強さである。火曜日は日本語放送でニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」である。5月1、2日と同じ番組が出ている。
まず「苦難の行軍」と題し、4月9日のBBCが伝えた記事の紹介である。続いて、自衛隊による拉致被害者救出についての解説など。「救出への道コーナー」は増元輝明さんから。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚繁雄さんから2020年1月の収録メッセージである。この後は、いつものように緊急放送ISに次いで日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。
後半1330は朝鮮語放送である。
1300代の拉致対策本部の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。この時間は毎日同じ番組で、昨日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュースは4月16日ワシントンDCでの首脳会談後の記者会見冒頭発言から。ニュース解説は4月28日バイデン大統領の施政方針演説について。今週の一曲は日本語放送のみで1972年のヒット曲、天地真理の「一人じゃないの」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9705、9450kHzともにきわめて強力である。タシケント送信の11995kHzも良好である。音量も十分だ。懐かしい日本の歌は「海」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日、23日、4月2日、14日、24日と同じ内容である。
more