2021年05月19日

CNR CRI off the air

どこを聞いても中国ばかりというのが昨今の短波放送。それでもこれだけ多くの周波数が止まっているとオヤ?と感じるところもある。
すでに日本語放送などは一波が停波して一ヶ月以上がたつ、これは6月20にまで続くようだ。そして5月16日以降の受信では、「中国之声」と「粤港澳大湾区之声」の一部周波数が停波している。
またCRIの陝西省咸陽市平陵鎮594台と北京市通州区572台の一部も停波している。

831台のCRIはすべて止まっている、そして6月20日までと長期間であることから送信機のメンテナンスではなく、アンテナ系統などの改修かもしれない。
594台と572台は一部の送信機が日中(0100-0900)止まっているのみで、あとは通常通り送信されている。

CNR off the air, May16 ~ 2021
12045, 15380, 15480, 15550(CNR7), 17550, 17605, 17890

CRI off the air May 16 ~
13660, 15140, 15435, 15785, 17510, 17560, 17640, 17730, 17750

海峡之声Voice of Strait off the air, May 16 ~ july 13, 2021
4999, 4940

  
Posted by Hiroshi at 14:57Comments(0)Taiwan/China

2021年05月19日

5月18日「しおかぜ」

18日、火曜日1300の「しおかぜ」は5965と7295kHzが強力である。ジャミングは出ているが八俣の電波が優勢である。5月15、16日と同じ番組が出ている。日本語放送からで日本海にかける橋は最近朝鮮労働党幹部で注目されるようになった趙甬元(チョヨンウォン)についての解説。
保衛部事務所襲撃事件について、中朝国境付近で最近起きた事件とされる。
在日帰国者による脱北の手記「冷たい豆満江を渡って」の内容の一部が紹介されている。「救出への道コーナー」は産経新聞から、対北政策についての報道から。
バイデン政権、北朝鮮政策見直し完了 非核化へ現実的取り組み
サキ米大統領報道官は4月30日、記者団に対し、バイデン政権の北朝鮮政策の見直し作業が完了したことを明らかにした。
 サキ氏は見直し結果の詳細は明らかにしなかったが、米国が朝鮮半島の完全非核化に向けて「調整が取れて現実的な、開かれた取り組み」を進めていくことになると指摘した。
 また、見直し政策ではトランプ前政権が目指したような、非核化と引き換えに経済制裁の全面解除や大規模な開発支援を約束するといった「一括取引」は行わないと強調した。
 同時にオバマ元政権の下での戦略的忍耐に依存することもしない」と述べた。
 オバマ政権下での「戦略的忍耐」は、北朝鮮が非核化に向け態度変更するまでは対話を行わないというものだったが、逆に北朝鮮の核・弾道ミサイル開発計画の進展を許し、現在では「戦略的失敗だった」との評価が定着している。
 一方でサキ氏は、北朝鮮との外交交渉を通じて「現実的な進展」を模索するとした。
 米政権は、既に頓挫が明白となった「トランプ路線」と「オバマ路線」の中間を取り、直ちに全面非核化を要求せず、当面は北朝鮮に核実験やミサイル発射の凍結に応じさせるといった各種の合意を段階的に積み上げていくことを想定しているとみられる。

米朝交渉の進展は望み薄 バイデン政権が北朝鮮政策の見直し完了
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、バイデン米政権が北朝鮮政策の見直し作業を終えたことで、外交政策の軌道修正を迫られることになる。ただ、北朝鮮は米側との接触自体を拒んでいる上、逼迫した経済問題に優先的に取り組まざるを得ず、米朝交渉の進展を期待できる状況にはない。
 サキ米大統領報道官は4月30日、トランプ前大統領が金氏との会談で実現しようとした「一括取引」は行わないと強調した。
 金氏は2019年の米朝首脳再会談が物別れに終わった後もトランプ氏との親交ぶりを誇示してきた。トランプ氏との一括取引で体制保証を引き出すことにそれほど賭けてきた証左だ。
 金氏はバイデン政権に対し、まずは敵視政策を撤回するよう要求している。米韓合同軍事演習の中止を意味し、18年の初の米朝首脳会談でトランプ氏から演習中止の言質を取った“成功体験”が背景にあるようだ。だが、トランプ流の即決交渉を否定的に見るバイデン政権に対しては、現実的要求とは言い難い。
 一方、サキ氏が北朝鮮問題を事実上放置したオバマ元政権の「戦略的忍耐」に依存しないと明言したことは金氏にとって好材料だ。北朝鮮は戦略的忍耐への回帰を警戒してきたとされ、バイデン政権が模索する合意の段階的積み上げは、金氏が米側に求める行動対行動の原則にも合致する。
 ただ、北朝鮮は敵視政策を撤回しない限り、米側からの接触を無視すると表明、交渉のハードルを高めており、米朝外交の当面の膠着化は避けられない。
 新たな緊張をつくり出し、その後の交渉を優位にするため、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイルの試射など、新たな軍事的挑発に踏み出す可能性も否定できない。

この後は日本への脱出に際しての注意喚起などが出ている。

1330の「ふるさとの風」は11875、9705、9455kHzが強力である。18日は11875kHzも台湾送信と同じ強さで入感している。「ふるさとの風ニュース」は5月5日英国訪問中の茂木外務大臣G7外相会議から。
「ニュース解説」は5月2日の北朝鮮談話について。北朝鮮外務省代弁人談話、外務省のクォン・ジョングン・アメリカ担当局長の談話、金正恩総書記の妹・与正氏が談話を発表し、脱北者らによる反体制ビラ散布への報復を示唆。一日に3つの談話を出すのは異例中の異例、おそらく初めてのことである。
今週の一曲、朝鮮語放送は1990年のヒット曲、高野寛の「虹の都へ」。日本語放送は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」である。

1405の6070と7325kHzも良好である。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11995、9705、0450kHzがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年10月の収録である。次に2020年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は2000年のヒット曲、GO!GO!7188で「こいのうた」である。曲の途中で、9450kHzは1458に9705kHzは1459に停波している。終了アナウンスは出ていない。この番組は2021年4月6日,17日、27日、5月8日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze