5月15日、土曜日1300の「しおかぜ」は5965kHzが強力に入感している。7295kHzはジャミングが強くほとんど聞き取れない。土曜日は日本語放送から、最近朝鮮労働党幹部で注目されるようになった。趙甬元(チョヨンウォン)についての解説。
保衛部事務所襲撃事件について、中朝国境付近で最近起きた事件とされる。
在日帰国者による脱北の手記「冷たい豆満江を渡って」の内容の一部が紹介されている。日本海にかける橋に続き「日本政府からご家族の声」は横田拓也さんからのメッセージ、2019年の国際シンポジウムで収録したもの。この後はいつものように緊急放送ISの後、日本への脱出際しての注意喚起が出ている。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波良好である。この時間帯は毎日同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュースは4月16日ワシントンDCで開催された日米首脳会談後の記者会見冒頭発言から。ニュース解説は4月28日バイデン大統領の施政方針演説について。ふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」が出ている。いつも曲名はアナウンスされていない。途中カットはなく最後まで出ている。
今週の一曲、朝鮮語はチェッカーズの「涙のリクエスト」と2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」の2曲が出ている。日本語放送は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。
1430の「ふるさとの風」は9450、9705、11995kHzが聞こえている。3波とも強力である。懐かしい日本の歌は「海」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日、23日、4月2日、14日、24日、5月4日と同じ内容である。
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