毎週土曜日1300の13580kHzでは波平女史の日本語放送が出ている。ここ6年以上同じ番組を繰り返し出している。パラオ送信時代から続いておりある意味貴重な日本語放送かもしれない。火曜日は11590kHzで同じホストで英語放送が出ている。
8日1300の「しおかぜ」は5965kHzにジャミングが出ているが八俣からの電波が優勢である。7295kHzのジャミングはわからない。受信状態は良好である。先週土日と同じ番組が出ている。
日本語によるニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」は「苦難の行軍」と題し、1990年代北朝鮮で起きた飢餓の様子から。ソ連邦崩壊に伴いその影響から多くに飢餓者が出た。去る4月9日のBBCの報道から。
続いて、自衛隊による拉致被害者救出についての解説など。現行憲法下では困難であることなど。救出への道コーナーは増元輝明さんから。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚繁雄さんから2020年1月の収録メッセージである。この後は、いつものように緊急放送ISに次いで日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。
後半1330は朝鮮語放送である。
1300代の朝鮮語と日本語放送も各波強力である。この時間は毎日同じ番組である。日本語放送は1600と1800も同じ番組が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9705、11995kHzがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年10月の収録である。次に2020年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は2000年のヒット曲、GO!GO!7188で「こいのうた」である。曲の途中で、9450kHzは1458に9705kHzは1459に停波している。終了アナウンスは出ていない。この番組は2021年4月6日,17日、27日と同じ内容である。