2021年05月12日

5月11日「しおかぜ」

5月11日、火曜日1300の「しおかぜ」は7295kHzが良好である。パラの5965kHzも強いが、ジャミングがうるさい。先週と同じ番組、ということは5月1、2、4、8、9日と同じ番組である。
日本語によるニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」は「苦難の行軍」と題し、1990年代北朝鮮で起きた飢餓の様子から。ソ連邦崩壊に伴いその影響から多くに飢餓者が出た。去る4月9日のBBCの報道から。
続いて、自衛隊による拉致被害者救出についての解説など。現行憲法下では困難であることなど。救出への道コーナーは増元輝明さんから。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚繁雄さんから2020年1月の収録メッセージである。この後は、いつものように緊急放送ISに次いで日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。
後半1330は朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。11875、9940、9705、9455kHzいずれもクリアーに聞こえている。「ふるさとの風ニュースは4月16日ワシントンDCで開催された日米首脳会談後の記者会見冒頭発言から。ニュース解説は4月28日バイデン大統領の施政方針演説について。ふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」が出ている。いつも曲名はアナウンスされていない。途中カットはなく最後まで出ている。
今週の一曲、朝鮮語はチェッカーズの「涙のリクエスト」と2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」の2曲が出ている。日本語放送は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。昨年7月と同じ組み合わせである。最後は認定拉致被害者氏名、日本への連絡先や、一日5回のスケジュールアナウンスなどがあり1357に終了している。

1430の「ふるさとの風」は11995、9705、9450kHzが良好である。このところタシケント、台湾壮士にずれも強力に入感している。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。この時間は曲の途中でカット。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。昨年9月に登場している。この番組は2021年4月9日、21日、5月1日と同じ内容である。

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