2020年11月04日

11月3日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」はジャミングの中かろうじて聞こえている。7295kHzはここでは台湾送信が優勢、いつものことながら受信地域によってはジャミングもなくクリアーに聞こえている。火曜日は日本語放送で失踪者・拉致被害者家族から寄せられた肉声による呼びかけが出ている。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、お友達の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌が披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さんとお母さんからのメッセージ。

1324:47に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの嘉代子さん、お父さんの明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。

この後1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」の紹介で、朝鮮語と日本語放送を各4回9000kHz帯で放送していることなどがアナウンスされている。メッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くに日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮に囚われたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組ふるさとの風は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラムは夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年8月21日、9月11日、10月2日、23日、11月13日、12月4日、25日、2019年1月22日、2月12日、3月5日、26日、4月16日、5月7日、28日、6月18日、7月9日、30日、8月20日、9月10日、10月1日、22日、11月12日、12月3日、24日、2020年1月21日、2月11日、3月3日、5月5日、6月16日、7月28日、9月1日、22日、10月13日と同じ内容である。

1300の「イルボネパラム」は5895kHzが弱く聞きづらい。7295と9705kHzは良好である。西日本以西では7295kHzは「しおかぜ」が強い。
1330の「ふるさとの風」、7295kHzは「しおかぜ」と互角の勝負、ジャミングはわからない。スキップしているようだ。昨日から新しい内容の番組である。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが全く聞こえない、時々浮かんでくる程度。5895kHzも不良だ、7290kHzも混信が多い。2は同時受信でかなり聞き取れる。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の変革を述べている。
「今日の一曲」は1983年のヒット曲、アルフィーの「メリーアン」が出てきた。一年ぶりの登場である。この番組は2020年8月22日、9月1日、12日、22日、10月3日、16日、24日と同じ内容である。

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2020年11月03日

11月2日ふるさとの風

11月2日、1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は7295kHzが聞こえている。9705kHzは完全にスキップ、全く聞こえない。5895kHzも音が小さく実用にならず。
「ふるさとの風ニュース」は10月21日、加藤勝信拉致問題担当大臣が、特定失踪者家族らと面会、そのときの挨拶が出ている。内閣府副大臣らの挨拶も出ている。
ニュース解説は10月14日ワシントンでの米韓安保協議会について。
今週の一曲は日本語放送のみ、去る9月19日山形市で開催された拉致被害者救出を願う共同ライブコンサート から

1300の「しおかぜ」は7295kHzは完全に台湾送信につぶされている。いったいこの状態をいつまで続ける気だ。月曜日は失踪者の氏名読み上げが、渾身の中から時々浮かんでいる。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが良好である。9560kHzは完全にスキップ、5895kHzも弱くノイジーである。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月の共同公開収録したメッセージ。そして2019年1月の共同公開収録から。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。今週の一曲でも幾度か登場している。この番組は2020年8月21日、31日、9月10日、21日、10月2日、15日、23日と同じ内容である。
5895kHzは1454に強烈なパルスジャミングにつぶされてしまった。このジャミングはBBCへの妨害である。

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2020年11月02日

11月1日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は全く聞こえない。7295kHzは台湾送信が強く八俣送信はスキップ、6145kHzも混信で聞こえない。1405の7270と6045kHzはジャミングが完全にスキップ、時々日本語放送が聞こえている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は7295kHzが良好である、5895kHzは混信こそないが、変調が浅い。もっとまともな送信機を使ってほしい。

1430の「ふるさとの風」も5895kHzがかろうじて音になるレベル、7290kHzはCNR1につぶされている。9560kHzはスキップ、全く聞こえない。懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」である。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話で収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。この番組は2020年8月20日、30日、9月9日、20日、10月1日、11日、14日、21日と同じ内容である。

  
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2020年11月01日

Hope Radio via Palau

一年前に閉局したT8WH パラオ局、旧ワールドハーベストラジオは所有者が変わり、Hope Radioとしてパラオ送信所をそのまま引き継ぐことになった。

11月1日0200に15680kHzで英語放送を受信、T8WH Palauのアナウンスが出ている。
0800から、放送時間も、周波数も今までと同じものが使われている。Hope RadioはMFC Worldwideの番組をT8WHパラオのAngel 5から放送とアナウンスしている。
11月1日は0800からも9965kHz、一波だけが出ている。

予定されているスケジュール、実際にこの通り放送されることはない。
0115-0230 Su. 15680kHz
0830-0945 Sa. 9930kHz
0800-0915 Su. 9930kHz
0745-0845 M.-F. 9930kHz

土曜日の日本語放送、波平アワー「主の来臨に備えて」は予定通り1300から5945kHzで始まったが、この送信機、1500の5895kHzと同じで、上側波帯にバブルジャミングのようなキャリアーがのっかており、音声がつぶされている。ジャミングではなく、送信機の不調によるモーターボーディング現象で1400放送終了とともに止まっている。

北朝鮮向け放送、「殉教者の声」は毎日30分番組を5回放送している。このうち短波放送は4回が確認できている。あと一回は中波で出ている。


  
Posted by Hiroshi at 17:11Comments(0)Asia/Oceania

2020年11月01日

10月31日「しおかぜ」

31日、土曜日の「しおかぜ」、7295kHzは「イルボネパラム」と「ふるさとの風」につぶされている。6145kHzもジャミングと中国局の混信で受信状態は悪い。
いつものように周波数アナウンスに次いでニュースから。10月21日「特定失踪者家族有志の会」が、加藤勝信拉致問題担当大臣と面会した。冒頭加藤大臣から「拉致問題は、菅内閣においても、最重要課題です。御家族も被害者ご本人も御高齢となる中、もはや一刻の猶予もありません。認定の有無に関わらず、すべての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向けて、あらゆるチャンスを逃すことなく、全力で取り組んでまいります。」との挨拶があり、特定失踪者家族会の大澤前会長から「菅総理大臣は、規制改革を進め、岩盤規制を破壊すると言っているが、北朝鮮の岩盤も固い。総理独特の解決方法でより綿密にかつ計画的に行動していただき、20年以上破れない岩盤を破壊していただきたい。認定未認定に関わらず、生存している日本人を一刻も早く救出していただきたい。」との政府への要望がなされた。
受信状態が悪くその後の内容は聞き取れない。【調査会NEWS3351】で北朝鮮「しおかぜ」に必死の妨害と題し、周波数変更について書かれている。以下その内容である。
 月刊「正論」10月号拙稿でもご紹介した、「しおかぜ」の様々な情報戦略。そのひとつが周波数告知です。もちろんこれは意図的に仕掛ける訳で、北朝鮮当局の情報収集能力とその反応を見極めるための手段です。
 本年7月30日の周波数変更時には、その1週間前の23日に、調査会発行のメールニュース、代表荒木と自分のSNSへ告知したところ、北朝鮮当局の妨害電波追従は、周波数変更の翌日の7月31日という、過去でも最速の対応をしてきました。その後、告知を一切行わずに抜き打ちで周波数変更を実施しましたが、妨害電波追従は3日目とほぼ通常。
 そして今回は10月25日新周波数への変更告知を、代表荒木と自分のSNSのみ、それも変更2日前の23日に告知した結果、北朝鮮当局の妨害電波追従は26日と再び最速の翌日に確認しました。こうして見ると、徹底した対応、必死の情報収集からも北朝鮮にとって如何に「しおかぜ」が脅威であるか、その内容が的を得ているかが、お分かり頂けるでしょう。
 こちらの監視体制も万全です。中朝国境地域のモニタリングでは、妨害電波を押し除けて「しおかぜ」は十分聴取可能な範囲を確保出来ています。日本の送信技術力は伊達じゃありません。あちらの言葉を借りて言えば北朝鮮の抵抗は「有象無象どものむだなあがき」でしかありません。
 「しおかぜ」応援のために、多くの皆様から賜った志を最大限に活かすため、引き続き北朝鮮に囚われたすべての日本人へ向け、情報注入戦略の充実を図って参ります。


1300代の放送も7295kHzがまともに聞こえるのみである。9705kHzはスキップ、5895kHzも音量が小さくよくわからない。

1430の「ふるさとの風」は5895kHzが聞こえている。9560kHzは完全にスキップ音沙汰なしである。7290kHzは開始時聞こえていたが、同派のCNR1につぶされている。懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年1月の収録である。次に2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。最後に日本政府認定拉致被害者の氏名、連絡先の告知、日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1500番組終了。日本時間午前一時と二時の周波数アナウンスは間違ったままである。この番組は2020年ン8月19日、29日、9月8日、9月18日、30日、10月10日、13日、20日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze