2020年11月16日

5895kHzは5年前の番組を送出

1300から毎日放送されている朝鮮語と日本語放送、このうち5895kHzのタシケント送信が違う番組を出している。昨日気付いたが、これまでの記録を改めて聞き直したところ、今週月曜日の9日から、なんと5年前と同じ11月の番組が出ていることが判明した。

2020年11月9日から15日まで、5895kHzで放送されていた2015年11月第3週の番組内容。
はじめに拉致問題インフォメーションから、10月22日から28日まで安倍総理はモンゴルをはじめ中央アジア5か国を訪問した。各国首脳との会談で拉致問題解決への協力を呼びかけた。ニュース解説は「日韓首脳会談」について。拉致問題解説は「拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組についての報告」から拉致問題に関する理解促進についての部分を紹介している。
 拉致問題に関する理解促進について、法は、政府及び地方公共団体が、拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民世論の啓発を図るよう努めるものと定めている。政府は、これまで、ポスター、DVD、パンフレット、小冊子等の制作・頒布、インターネットによる発信等に加え、拉致問題対策本部と関係地方自治体等との共催による啓発行事(平成26年6月茨城県、8月栃木県・北海道、9月石川県・秋田県、10月鳥取県、11月鹿児島県、平成27年1月東京都、2月宮城県)等を実施し、理解促進・啓発の一層の強化に取り組んでいる。
また、拉致問題について国際社会の理解促進を図るため、平成26年9月にスイス(ジュネーブ)において、平成27年5月にはニューヨークにおいて拉致問題啓発イベントを実施したほか、平成26年11月、我が国の国連代表部が、ニューヨークにおいてアニメ「めぐみ」の上映会を行った。このほか、12月には米国及び韓国から対北朝鮮ラジオ放送関係者ら計7名を招聘し、拉致被害者御家族へのインタビュー及び拉致現場の視察等を実施した。なお、政府は、対北朝鮮短波ラジオ放送を通じて、拉致被害者等に向けて、政府の取組や国内外の情勢に関する情報、さらには、御家族の声や励ましのメッセージを送っている。
ふるさとの声は市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんからのメッセージが出ている。今週の一曲、朝鮮語は五木ひろしの「それは黄昏」、初登場の曲である。日本語放送は1972年のヒット曲、森昌子の「同級生」、これは2012年3月以来の登場である。1457に番組終了、あとはBabcock Musicが流れているのはいつものことである。


1430の「ふるさとの風」はやはりタシケントの5895kHzは過去の番組である。昨日11月14日は台湾送信と同じ番組だったが、15日は違う内容だ。11月9日から13日までも「ふるさとの風特別番組」として拉致被害者家族からのビデオメッセージ~必ず取り戻す!愛する家族へ~が放送されている。
これは2015年9月19日に初めての放送、以降この1430の放送は毎日同じものが繰り返されていた。当時はパラオからの放送で、受信状態は極めて良好であった。当時の番組内容は、
田口八重子さんへ、兄の家族会代表飯塚繁雄さんからのビデオメッセージ、続いてお兄さん本間勝さんから、息子飯塚耕一郎さんから。
横田めぐみさんへ、ご両親横田滋さんから、横田早岐江さんから、弟横田哲也さんと横田卓也さんのメッセージ。
曽我ミヨシさんへ、娘さんの曽我ひとみさんからのメッセージ、
松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、
市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから、お姉さん市川龍子さんから。
増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんから、弟さん増元輝明さんから。
松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、弟さん松木信宏さんから。
最後に、有本恵子さんへ、ご両親有本明弘さんからと有本嘉代子さんから。
以上の方々からのメッセージが放送されている。

台湾送信の7290と9560kHzは1330と同じ番組である。これはこれまでと同じローテーションで、週一回は日本語放送も4回同じ番組が出ている。そして1457にアニメソング「リボンの騎士」が出ている。


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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze