31日、土曜日の「しおかぜ」、7295kHzは「イルボネパラム」と「ふるさとの風」につぶされている。6145kHzもジャミングと中国局の混信で受信状態は悪い。
いつものように周波数アナウンスに次いでニュースから。10月21日「特定失踪者家族有志の会」が、加藤勝信拉致問題担当大臣と面会した。冒頭加藤大臣から「拉致問題は、菅内閣においても、最重要課題です。御家族も被害者ご本人も御高齢となる中、もはや一刻の猶予もありません。認定の有無に関わらず、すべての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向けて、あらゆるチャンスを逃すことなく、全力で取り組んでまいります。」との挨拶があり、特定失踪者家族会の大澤前会長から「菅総理大臣は、規制改革を進め、岩盤規制を破壊すると言っているが、北朝鮮の岩盤も固い。総理独特の解決方法でより綿密にかつ計画的に行動していただき、20年以上破れない岩盤を破壊していただきたい。認定未認定に関わらず、生存している日本人を一刻も早く救出していただきたい。」との政府への要望がなされた。
受信状態が悪くその後の内容は聞き取れない。【調査会NEWS3351】で北朝鮮「しおかぜ」に必死の妨害と題し、周波数変更について書かれている。以下その内容である。
月刊「正論」10月号拙稿でもご紹介した、「しおかぜ」の様々な情報戦略。そのひとつが周波数告知です。もちろんこれは意図的に仕掛ける訳で、北朝鮮当局の情報収集能力とその反応を見極めるための手段です。
本年7月30日の周波数変更時には、その1週間前の23日に、調査会発行のメールニュース、代表荒木と自分のSNSへ告知したところ、北朝鮮当局の妨害電波追従は、周波数変更の翌日の7月31日という、過去でも最速の対応をしてきました。その後、告知を一切行わずに抜き打ちで周波数変更を実施しましたが、妨害電波追従は3日目とほぼ通常。
そして今回は10月25日新周波数への変更告知を、代表荒木と自分のSNSのみ、それも変更2日前の23日に告知した結果、北朝鮮当局の妨害電波追従は26日と再び最速の翌日に確認しました。こうして見ると、徹底した対応、必死の情報収集からも北朝鮮にとって如何に「しおかぜ」が脅威であるか、その内容が的を得ているかが、お分かり頂けるでしょう。
こちらの監視体制も万全です。中朝国境地域のモニタリングでは、妨害電波を押し除けて「しおかぜ」は十分聴取可能な範囲を確保出来ています。日本の送信技術力は伊達じゃありません。あちらの言葉を借りて言えば北朝鮮の抵抗は「有象無象どものむだなあがき」でしかありません。
「しおかぜ」応援のために、多くの皆様から賜った志を最大限に活かすため、引き続き北朝鮮に囚われたすべての日本人へ向け、情報注入戦略の充実を図って参ります。
1300代の放送も7295kHzがまともに聞こえるのみである。9705kHzはスキップ、5895kHzも音量が小さくよくわからない。
1430の「ふるさとの風」は5895kHzが聞こえている。9560kHzは完全にスキップ音沙汰なしである。7290kHzは開始時聞こえていたが、同派のCNR1につぶされている。懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年1月の収録である。次に2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。最後に日本政府認定拉致被害者の氏名、連絡先の告知、日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1500番組終了。日本時間午前一時と二時の周波数アナウンスは間違ったままである。この番組は2020年ン8月19日、29日、9月8日、9月18日、30日、10月10日、13日、20日と同じ内容である。
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