2020年11月20日

北朝鮮人権侵害問題啓発週間

今年も12月12日(土)北朝鮮人権侵害問題啓発週間関連行事として政府主催国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~が開催される。
毎年12月10日から16日までは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」です。
 北朝鮮による拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であり、日本政府は、全ての拉致被害者の1日も早い帰国を実現すべく、政府の総力を挙げて最大限の努力を続けております。北朝鮮を巡る情勢が注目される中、拉致問題の解決のためには、米国を始めとする関係国と緊密に連携していくことが重要です。
 こうした背景の下、拉致問題の実態と御家族の苦悩について、日本のみならず、諸外国の被害者御家族の方々の「生の声」に耳を傾けると共に、日本、米国、韓国の北朝鮮専門家をお招きし、グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携のあり方について議論していただく機会を設けました。
 今回のシンポジウムを通じて、皆様の声がより一層大きくなることは、拉致問題の解決に向けた力強い後押しとなります。日本政府としては、全ての拉致被害者の1日も早い帰国実現に向け、あらゆるチャンスを逃さないとの決意で、全力で取り組んでまいります



1300の「しおかぜ」は6145kHzのジャミングがスキップしているため、何とか聞こえている。7295kHzは台湾送信につぶされている。ジャミングも出ていない。木曜日は英語放送が出ている。
1405の「しおかぜ」は6045kHzがスーパージャミングに埋没、全く影も形もない。この時間北からの電波は強烈である。7270kHzは同波のモンゴル語と互角の勝負、かなり聞きづらい。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は9705kHzが弱い、7295kHzがベストである。5年前の番組を出しているタシケント送信の5895kHzも良好である。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが良好である。7290kHzも混信はあるもののよく聞こえている。懐かしい日本の歌「富士の山」から番組開始である。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年6月電話収録のメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんから2020年6月収録の世界に発信するメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2020年8月27日、9月6日、16日、26日、10月8日、28日、11月8日と同じ内容である。
一方タシケント送信の5895kHzは別番組である。ちょうど5年前と同じ番組が出ている。「ふるさとの風特別番組」として拉致被害者家族からのビデオメッセージ~必ず取り戻す!愛する家族へ~に収録されているメッセージが出ている。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)S.N.Korea