2018年12月14日

12月13日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、7295kHzが強力である。バックでジャミングの出ているのが確認できる、これによる受信のの影響は全くない。13日木曜日はこのあと1430の番組も同じである。まず北朝鮮人権問題啓発週刊関連行事の案内から。ふるさとの風ニュースは、国際シンポジウムの詳細が出ている。
第一部は作文コンクールには4500もの応募があり、その入賞作の表彰式、
第二部は国際シンポジウム、北朝鮮人権侵害の被害者の御家族からの「生の声」の訴え、パネル・ディスカッションなど
第三部は内閣官房拉致問題対策本部事務局・特定失踪者問題調査会共催でミニコンサート、「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録を行う。「あなたを忘れない」を歌う会、山口采希、宇佐美由美子、saya、立川第七中学校が出演する。
この模様は12月15日0500UTC、1400JSTから日本政府の放送で日本語と米国政府との連携で朝鮮語でも短波放送で生中継される。
ニュース解説は北東アジア連携構想について。
今週の一曲、朝鮮語は岡本真夜の「TOMORROW」、今年3月、8月にも登場している。日本語は1968年のヒット曲ザ・タイガースの「花の首飾り」が出ている。今年5月に登場している。
ふるさとの声は、今回は12月3日特定失踪者との面談の際に、人権問題啓発週間にちなみ、総理官邸で収録した菅義偉拉致問題担当大臣のメッセージである。「しおかぜ」との共同収録で同じ内容である。
北朝鮮の地で、日本からのラジオ放送「ふるさとの風」と「しおかぜ」をお聞きのみなさんこんばんは。内閣官房長官、拉致問題担当大臣の菅義偉です。本日はラジオ番組「ふるさとの風」「しおかぜ」にのせて、北朝鮮に拉致され、長きにわたりつらい日々を過ごされている被害者の皆様にメッセージをお伝えします。
北朝鮮による日本人拉致問題は我が国の主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題です。そして家族との時間を失い、それぞれの未来を奪い、人権人道上許されない問題でもあります。安倍総理の強いリーダーシップのもと政府の責任において全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現する、政府による拉致認定の有無にかかわらずすべての被害者を救出するために必要なあらゆる取り組みを強力に推進していく、それが私の拉致問題担当大臣としての揺るがぬ決意であります。
10月に大臣に就任した直後、拉致被害者のご家族の皆様とお会いをしました。皆様がそれぞれに抱いておられます愛する肉親を奪われた怒りや、肉親の帰還を願う思いを直接聞かせていただきました。いまだ帰国を果たせない被害者皆様の思いはもちろん、皆様の帰国を待ち続けるご家族の方々長年にわたる苦しみと悲しみにも思いを致すとき申し上げる言葉が見つかりません。政府として、大変申し訳なく思っております。そして拉致被害者の皆様とご家族の皆様が再会できる日を一日も早く実現しなければならない、拉致問題の解決には一刻の猶予もならない、その思いを新たにした次第であります。
安倍総理も私もそのような思いを胸に刻み、問題解決に向けたあらゆるチャンスを逃さない、その決意で臨んでおります。
本年6月に行われた歴史的な米朝首脳会談は新たな流れを生み出しました。今後とも問題の早期解決に向け米国をはじめとする国際社会と緊密に連携をしていく考えです。そのうえで一番大切なのは日本政府自身が主体的に取り組んでいくことです。総理も次は自分が金委員長と向き合う決意であると再三強調されています。
北朝鮮には豊富な資源と勤勉な労働力があります。北朝鮮が正しい道を歩むのであれば明るい未来を担うことができます。相互不信の殻を破り、拉致、核、ミサイルの問題を解決し、不幸な過去を清算して北朝鮮との国交正常化を目指します。
日本政府は皆様の一日も早い帰国に向けあらゆる努力を行ってまいります。皆様におかれても、再び祖国の土を踏み、一日も早い帰国を待ちわびるご家族と抱きしめ合う日が必ず来るとの思いを強く持ち続けてください。政府もその日を迎えるまで全力を尽くす決意であります。
1430の放送ではこのあと1457からアニメソング「あかねちゃん」が追加されている。

1300の「しおかぜ」は6085kHz、ジャミングはわからない、受信状態は良好である。木曜日は前半・後半とも英語放送である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze