12月2日、日曜日1300の「しおかぜ」は6085kHz、ジャミングはない、昨日と同じ番組が出ている。11月18日、臨津江を挟んで北朝鮮が間近に見える烏頭山統一展望台で収録した、特定失踪者家族のメッセージが出ている。
古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、
秋田美和さんへ、お姉さん吉見美保さんからのメッセージ、
園田一、トシ子さんへ、長女前山利恵子さんからのメッセージ
中村美奈子さんへ、お母さんくにさんからのメッセージ
佐々木正和さんへ、お姉さん佐々木美智子さんから
斉藤正二さんへ、弟さんから
田中正道さんへ、妹さんの村岡育世さんから
藤田進さんへ、弟さん孝から
以上8人の方の肉声を聞くことができた。日本政府からのメッセージ内容が変わり、拉致被害者家族からのメッセージが出ている。今回は、有本恵子さんへ、お母さんからのメッセージで過去放送で幾度も流されている。この後「しおかぜ」のスケジューがのアナウンスされているが、依然として30分早い時間と古いA18の周波数である。
番組内容は更新されているが開始と終了だけは使いまわしである。
1300台の朝鮮語と日本語放送は、パラオの9965kHzと台湾の7295kHzが聞こえている。一週間続いた最後の番組である。今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」が出ている。9月に登場したばかりである。日本語は、1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」である。これは2年ぶりの登場である。
ふるさとの声は、10月27日、松山市で開催された「しおかぜ」「ふるさとの風」共同公開収録から、中村時広愛媛県知事のメッセージ、野志克仁松山市長のメッセージが出ている。認定拉致被害者の氏名、スケジュールアナウンスがあり1357に終了。
1430の「ふるさとの風」は懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で始まった。9960と7295kHzが聞こえている。拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期放送のNHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、28日、7月8日、18日、29日、8月8日、19日、30日、9月9日、19日、29日、10月11日、21日、31日、11月11日、22日と同じ内容である。
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