2017年12月11日

12月10日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6085kHz、ジャミングは出ているようだが弱くてわからない。八俣の電波は極めて強くローカル局並み、S9+40dBを超す勢いである。6087kHzのキャリアーも完全につぶしている。
1405の5935kHzは混信はあるが八俣補法が優勢である。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の台湾送信、9465kHzの開始時は強かったがすぐにスキップ状態に、全く聞こえなくなった。7295kHzが何とか生きながらえている。その7295kHzも後半はじり貧状態、ほとんど聞こえない。1kHz下にCNR1も出て聞こえなくなった。
1430の「ふるさとの風」は8日毎のローテーションで1330と同じ番組である。台湾送信は壊滅状態。パラオの9960kHzが比較的よく聞こえている。
12月16日の国際シンポジウムを開催するという案内から。拉致問題インフォメーションは、第195回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説のうち、北朝鮮関連部分が出ている。
 「緊迫する北朝鮮情勢、急速に進む少子高齢化。今、我が国は、正に国難とも呼ぶべき課題に直面しています。国民の信任なくして、この国難を乗り越えることはできません。
 先般の総選挙の結果、衆参両院の指名を得て、引き続き、内閣総理大臣の重責を担うこととなりました。
 「安定的な政治基盤の下で、政策を、ひたすらに実行せよ。」
 これが、総選挙で示された国民の意思であります。
 お約束した政策を一つひとつ実行に移し、結果を出していく。全身全霊を傾け、国民の負託に応えていくことを、この議場にいる自由民主党及び公明党の連立与党の諸君と共に、国民の皆様にお誓い申し上げます。
 我が国の未来を切り拓くことができるのは、政策です。そして、政策の実行であります。
 この国会において、それぞれの政策を大いにたたかわせ、建設的な議論を行いながら、国民のための政策を、皆さん、共に、前に進めていこうではありませんか。
 今、我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しいと言っても過言ではありません。国民の信任を背景に、積極的な外交政策を展開してまいります。
 北朝鮮による我が国を飛び越える相次ぐミサイルの発射、核実験の強行は、断じて容認できません。
 先般、トランプ大統領が来日し、日米同盟の揺るぎない絆(きずな)を、世界に示しました。
 トランプ大統領は、拉致被害者の一人ひとりの写真を、真剣なまなざしで見つめながら、御家族の思いのこもった訴えに熱心に耳を傾けてくれました。御家族も御高齢となる中で、拉致被害者の方が再び故郷(ふるさと)の土を踏み、御家族と抱き合うその日まで、私の使命は終わりません。
 北朝鮮の核、ミサイルの問題、そして拉致問題を解決する。北朝鮮にその政策を変更させなければならない。そのために、国際社会と共に、北朝鮮への圧力を一層強化してまいります。
 先日のAPEC、東アジアサミットにおいても、ロシアのプーチン大統領や中国の習近平国家主席をはじめ、各国首脳と、北朝鮮問題に対する緊密な協力を確認いたしました。
 日中韓サミットを早期に開催し、三か国の連携を更に深めてまいります。
 北朝鮮による挑発がエスカレートする中にあって、あらゆる事態に備え、強固な日米同盟の下、具体的行動を取っていく。ミサイル防衛体制をはじめとする我が国防衛力を強化し、国民の命と平和な暮らしを守るため、最善を尽くしてまいります。」

続いてニュース解説は「最近の中韓関係」について、今週の一曲は、山口采希の「願いの色、灯りをともせば」、拉致被害者救出を願って作られた曲である。今年6月にも登場している。
ふるさとの声は国民大集会での横田拓哉さんの発言が出ている。そして1457に今月の懐かしいアニメソング「ねームーミン」が出ている。

願いの色、灯りをともせば1)
鏡を引き出しにしまったなら 見上げよう
今こそ「愛」 今こそ「希望」を
君と手を取り歌うよ
笑い合いたい 声が聞きたい 抱きしめ過ごしたい
あの頃のまま そんな温もり 想像するばかり
全てに祈り 遠く叫ぶよ お願い会わせて
ただ普通の 何気ない暮らし
どうか この手に返して
2)
散らかった部屋から 海の見える丘へ行こう
雨雲を掻き分ける光に 声を重ねて届けよう
時が過ぎて 変わる街並み 一緒に歩きたい
驚き笑う そんなしぐさを 想像するばかり
汗を拭う 寒さ凌ぐ いろんな場所から
願いの色 灯りをともせば
ほら 新しい道が さあ 両手を広げて

笑い合いたい 声が聞きたい 抱きしめ過ごしたい
あの頃のまま そんな温もり 想像するばかり
全てに祈り 遠く叫ぶよ お願い会わせて
ただ普通の 何気ない暮らし
どうか この手に返して

「明日こそは」「明日こそは」を
もう 終わらせる時を
さあ 灯りをともそう

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2017年12月10日

12月9日の日本語放送

毎週土曜日、0800-0900にパラオから送信されていた波平女史の「主の再臨に備えて」が先週に続き9日も出ていない。パラオからの9930kHzは0800-1200の送信を中止したようである。
1200から送信しており、土曜日の同じホストの英語番組は出ている。
同じく日曜日の0100-0300の17720kHzも出ていない。パラオからの短波放送もじり貧状態か。ストリーミング放送はこれまで通り出ているので番組自体が無くなったわけではないようだ。

12月8日からRadio Thailandの5875kHzがスケジュール通り出ていない。9日も1130-1145に日本語放送が出ている。二日続けて誤送出とは考えにくいが詳細は不明。

1127のLTWは良好である。9910kHz、41mbのアナウンスに変更はない。番組は毎週違う内容である。
  
Posted by Hiroshi at 11:23Comments(0)日本語放送

2017年12月10日

BBC Korean

毎日1530-1830に放送されているBBC朝鮮語放送、3波が使用されているが、12月9日から9940kHzに代わり7395kHzが出てきた。
8日まで、あれほど強力に入感していた9940kHz、9日は全くキャリアーすらない、予想通り7395kHzに出ている、同波のCRIもスキップしているのか全く分からない、BBCだけがクリアーに聞こえている。

9940kHzは当初台湾から出ていたが、11月28日から同じ周波数ながらVOAフィリピン送信に変更された。
今回変更された7395kHzはシンガポール送信である。
これ以外の周波数に変更はない。

BBC Korean
1530-1830 5895, 7530, 7395 via SNG December 9~ (ex.9940 via PHL)

  
Posted by Hiroshi at 10:27Comments(0)S.N.Korea

2017年12月10日

12月9日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085kHz、ジャミングは確認できない、受信状態は良好である。先週と同じ日本語番組で「北朝鮮を脱出して、日本へ向かおうとしている皆さんへお知らせします。」と題し、注意点などを述べている。
アメリカの夜テロ支援国家再指定についての解説。11月17日に中国共産党の習近平国家主席の特使、宋濤・党中央対外連絡部長を平壌へ派遣したが、トップとの会談はできなかった。
東アジア首脳会議について、11月12日からマニラで開催された。救出への道コーナーでは板門店から亡命した北朝鮮兵士の体内にはすべて寄生虫が数十匹もいたことなど、生活の困窮さを示している。
救出への道コーナーでは板門店から亡命した北朝鮮兵士の体内にはすべて寄生虫が数十匹もいたことなど、生活の困窮さを示している。日本海岸へ多くの木造船が漂着している、有事の際は木造船で脱出しようなどと考えず、西側大使館へ逃げ込むよう伝えている。
1324:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。北朝鮮人権侵害問題啓発週間の関連行事として12月16日に国際シンポジウムを開催、短波で生中継するという内容である。最後に放送時間と周波数が北朝鮮時間でアナウンスされている。
後半1330は朝鮮語放送、日本語と同じ内容である。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」、開始時は強かったが次第に落ち込んでいった。9950kHzは全く聞こえない。他はかろうじて聞こえている。
この時間は毎日同じ番組である。今週の一曲朝鮮語は小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」が出ている。この曲は8月にも登場している。日本語は、山口采希の「願いの色、灯りをともせば」、拉致被害者救出を願って作られた曲である。今年6月にも登場している。

1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHz、台湾送信の7295kHz、パラオの9960kHzは良好である。9560kHzはほとんど音にならないレベル。懐かしい日本の歌「汽車」で始まっている。
拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」における収録から。そしてお兄さん本田勝さんからのメッセージは2016年2月に収録されたメッセージ、地元の民謡も歌っている。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期NHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2017年11月3日、12日、21日、30日と同じ内容である。
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2017年12月09日

12月8日ふるさとの風

昨日1200の9955kHzに出てきたVOAはいつもの9490kHzへ舞い戻った。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は7295、9465と9705kHzが何とか聞こえている。9950kHzは音にならない。
後半1340あたりから9705と9950kHzが上昇してきた。十分実用になる強さである。今週の一曲は、山口采希の「願いの色、灯りをともせば」がよく聞こえている、拉致被害者救出を願って作られた曲である。今年6月にも登場している。
ふるさとの声は9月17日国民大集会から、めぐみさんの弟さん横田哲哉さんの発言が出ている。認定拉致被害者17名の氏名、台湾送信の周波数アナウンスなどがあり、1357に放送終了。

1300の「しおかぜ」は6085kHz、八俣からの電波はいつになく強力である。S9+40dBを超える強さである。6087kHzのキャリアーも完全につぶしている。8日金曜日は通常通り朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは無い、この時間も八俣の電波は強い。西蔵放送を完全にブロックしている。この時間の開始アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」

そして終了アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで」放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」

ジャミングは、いまだに6095kHzへ垂れ流しである。無意味無駄な電力を浪費している。相も変わらず5830や6135kHzなど全く妨害対象局が出ていないのに、20時間も垂れ流しを続けている。

1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHzである。台湾送信、パラオともに強くはないが十分聞こえている。パラオの9960kHzは約2秒ほど遅れている。
懐かしい日本の歌「翼をください」で始まった。多分、由紀さおり・安田祥子が歌っている。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での発言から。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組、最初の曲が変更されただけであとはこれまでと全く同じ内容である。最後の周波数アナウンスは新しい台湾送信のみ。2017年11月2日、11日、20日、29日と同じ内容である。
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2017年12月08日

12月7日ふるさとの風

7日の台湾送信もスキップ状態、9950kHzは全き聞こえない。7295、9465、9705kHzが時々浮かんでくる程度。朝鮮語、日本語放送ともに受信状態は極めて悪い。
これより前9955kHzでVOA朝鮮語が出てきた、1259終了で、9490kHzが出ていないのでQSYしたのか、それにしても中心周波数がふらついている不安定な送信機である。

1300の「しおかぜ」は6085kHz、まだジャミングは確認できない、もっともスキップしているのか7410kHzへの垂れ流しもわからない。木曜日の英語放送がクリアーに聞こえている。
1405の5935kHzはおおむね「しおかぜ」が強い、西蔵放送は陰に追いやられている。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」はパラオ送信の9960kHzだけが聞こえている。台湾送信は壊滅状態である。懐かしい日本の歌「おはなしゆびさん」で始まっている。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージ。2017年4月東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」において収録したもの。同じく2017年7月8日に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録したメッセージ。次いで弟松木信弘さんから2017年8月収録のメッセージ。最後に二番目の姉松木照代さんから、2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、最後の周波数アナウンスは台湾送信波のみが出ている。この時間の番組は2017年11月1日、10日、19日、28日と同じ内容である。
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2017年12月07日

12月6日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送はほとんど聞こえない。かろうじて7295、9465、9705kHzが音になっている。受信状態は極めて悪い。
拉致問題インフォメーションは、第195回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説のうち、北朝鮮関連部分が出ている。
 緊迫する北朝鮮情勢、急速に進む少子高齢化。今、我が国は、正に国難とも呼ぶべき課題に直面しています。国民の信任なくして、この国難を乗り越えることはできません。
 先般の総選挙の結果、衆参両院の指名を得て、引き続き、内閣総理大臣の重責を担うこととなりました。
 「安定的な政治基盤の下で、政策を、ひたすらに実行せよ。」
 これが、総選挙で示された国民の意思であります。
 お約束した政策を一つひとつ実行に移し、結果を出していく。全身全霊を傾け、国民の負託に応えていくことを、この議場にいる自由民主党及び公明党の連立与党の諸君と共に、国民の皆様にお誓い申し上げます。
 我が国の未来を切り拓くことができるのは、政策です。そして、政策の実行であります。
 この国会において、それぞれの政策を大いにたたかわせ、建設的な議論を行いながら、国民のための政策を、皆さん、共に、前に進めていこうではありませんか。
 今、我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しいと言っても過言ではありません。国民の信任を背景に、積極的な外交政策を展開してまいります。
 北朝鮮による我が国を飛び越える相次ぐミサイルの発射、核実験の強行は、断じて容認できません。
 先般、トランプ大統領が来日し、日米同盟の揺るぎない絆(きずな)を、世界に示しました。
 トランプ大統領は、拉致被害者の一人ひとりの写真を、真剣なまなざしで見つめながら、御家族の思いのこもった訴えに熱心に耳を傾けてくれました。御家族も御高齢となる中で、拉致被害者の方が再び故郷(ふるさと)の土を踏み、御家族と抱き合うその日まで、私の使命は終わりません。
 北朝鮮の核、ミサイルの問題、そして拉致問題を解決する。北朝鮮にその政策を変更させなければならない。そのために、国際社会と共に、北朝鮮への圧力を一層強化してまいります。
 先日のAPEC、東アジアサミットにおいても、ロシアのプーチン大統領や中国の習近平国家主席をはじめ、各国首脳と、北朝鮮問題に対する緊密な協力を確認いたしました。
 日中韓サミットを早期に開催し、三か国の連携を更に深めてまいります。
 北朝鮮による挑発がエスカレートする中にあって、あらゆる事態に備え、強固な日米同盟の下、具体的行動を取っていく。ミサイル防衛体制をはじめとする我が国防衛力を強化し、国民の命と平和な暮らしを守るため、最善を尽くしてまいります。

続いてニュース解説は「最近の中韓関係」について、今週の一曲朝鮮語は小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」が出ている。この曲は8月にも登場している。日本語は、山口采希の「願いの色、灯りをともせば」、拉致被害者救出を願って作られた曲である。今年6月にも登場している。
ふるさとの声は国民大集会での横田拓哉さんの発言が出ている。

1300の「しおかぜ」は6085kHz、6087kHzの混信を除けばジャミングもなく、受信状態は良好である。水曜日はいつもの朝鮮語放送が出ている。後半1330も同じ朝鮮語である。
1405の「しおかぜ」は5935kHz、今日は八俣からの電波のほうが強い。受信状態は良好である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHzである。9560kHzがなんとか聞こえる、7295kHzもCNR1スプリアスの方が強い。
懐かしい日本の歌は「ペチカ」である。拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。今も日本国内で多くの工作員が活動していることはよく知られている。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、ひとみさんからのメッセージ、2017年2月に収録したもの。日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年にもなると訴えている。続いて2016年9月17日東京で開かれた「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」におけるひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は、2016年上半期NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌を宇多田ヒカルで「花束を君に」が出てきた、初登場である。この番組は2017年11月9日、18日、27日と同じである。
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2017年12月06日

12月5日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085kHz、ジャミングはまだ7410kHzに垂れ流しである。通常通りの番組で、火曜日は、失踪者家族からの手紙の一部が読み上げられている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんから、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのメッセージ、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹の阿部順子さんから、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんから、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙
1325:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている、後半1330からも日本語放送で、引き続き失踪者家族の手紙の一部が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんからの手紙、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんから、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんから

以上の方々からの手紙が読まれた。1355:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている、この番組は2014年6月11日、7月9日、8月6日、9月3日、10月15日、11月12日、12月10日、2015年1月14日、2月11日、3月11日、4月8日、5月6日、6月3日、7月1日、29日、9月2日、30日、11月3日、12月15日、2016年1月19日、3月1日、4月12日、5月24日、7月5日、8月16日、9月27日、11月8日、12月21日、2017年1月18日、2月28日、4月11日、5月31日、7月11日、8月22日、10月3日とメッセージ内の周波数アナウンスを含め全て同じ内容である。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信は全く聞こえない。かろうじて7295kHzが聞こえるがノイジーである。
今週の一曲朝鮮語は小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」が出ているのが確認できた。この8月にも登場している。日本語は山口采希の「願いの色、灯りをともせば」、拉致被害者救出を願って作られた曲である。今年6月にも登場している。

1430の「ふるさとの風」は7295と9560kHzがかろうじて音になっている。パラオの9960kHzも全く聞こえない。9560kHzは後半きわめて強力、S9+20dBまで回復している。
懐かしい日本の歌「思い出のアルバム」で始まった。2011年3月以来の登場。1981年NHKTVで紹介され、広く歌われるようになった。
(1) いつのことだか 思い出してごらん
  あんなこと こんなこと あったでしょう
  嬉しかったこと 面白かったこと
  いつになっても 忘れない
(2) 春のことです 思い出してごらん
  あんなこと こんなこと あったでしょう
  ポカポカお庭で 仲良く遊んだ
  きれいな花も 咲いていた

(3) 夏のことです 思い出してごらん
  あんなこと こんなこと あったでしょう
  麦藁帽子で みんな裸んぼ
  お船も見たよ 砂山も
(4) 秋のことです 思い出してごらん
  あんなこと こんなこと あったでしょう
  どんぐり山の ハイキング ラララ
  赤い葉っぱも 飛んでいた

(5) 冬のことです 思い出してごらん
  あんなこと こんなこと あったでしょう
  モミの木飾って メリークリスマス
  サンタのおじいさん 笑ってた

(6) 冬のことです 思い出してごらん
  あんなこと こんなこと あったでしょう
  寒い雪の日 暖かい部屋で
  楽しい話 聞きました

(7) 一年中を 思い出してごらん
  あんなこと こんなこと あったでしょう
  桃のお花も きれいに咲いて
  もうすぐみんなは 一年生

拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、、お兄さん石岡章さんから、2017年3月のメッセージが代読されている。
今日の一曲は2016年下半期NHK連続ドラマ「あさが来た」の主題歌から、AKB48の「365日の紙飛行機」、初登場である。1430の番組内容も一新された。最後に台湾送信の新しい周波数がアナウンスされている。この番組は10月30日、11月17日、26日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2017年12月05日

9545kHz RTI

RTIは12月1日から一部周波数を変更している。1200の9545kHzが5日現在もジャミングがかからずクリアーである。今までの11985kHzにはCNR1が垂れ流しになっている。
RTIの周波数変更で5日間もジャミングがかからないのは極めて珍しい。

RTI日本語放送はこの冬も朝の放送時間を30分遅くしている。これは2月28日までの予定である。

9545 1200-1258 Chinese (ex.11985)
9735 2230-2330 Japanese (ex.2200-2300)
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Posted by Hiroshi at 23:31Comments(0)Taiwan/China

2017年12月05日

12月4日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は全く入感なし。時々キャリアーの浮いてくるのはわかるが音にならない。
きょうから新しい内容、安倍総理のスピーチが出ているが全く聞き取れない。ニュース解説は「中国専門家の見方」について?今週の一曲は、山口采希の「願いの色、灯りをともせば」が何とか聞き取れる、拉致被害者救出を願って作られた曲である。今年6月にも登場している。
ふるさとの声は国民大集会での横田拓哉さんの発言が出ているようだ。

1300の「しおかぜ」は6085kHz、ジャミングはない、未だ7410kHzに垂れ流しが続いている。月曜日は日本語放送で拉致被害者・失踪者の氏名読み上げが出ている。昨日と同じ番組である。
1405の「しおかぜ」は5935kHz、中国語の混信が激しい、日本語と互角の勝負である。この時間は開始・終了は「しおかぜ」のアナウンスで番組本体は先週1330分に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」、7295kHzはCNR1が強い、9560kHzがかろうじて聞こえている。パラオの9960kHzも聞こえない。懐かしい日本の歌は「江戸子守歌」が出ているのが何とかわかる。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからのメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。
京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。10年間同じソースが使われている。
今日の一曲は2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」、今年4月に朝鮮語放送で登場している。この番組は2017年11月7日、25日と同じ内容である。


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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze