1300の「しおかぜ」は今日も6070と6040kHzが強力である。金曜日はニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」から。前半は日本語放送で、米韓が金正恩暗殺訓練を行ったというニュースから。
続いて中国と北朝鮮の関係が大きく変化しているというニュース。
救出への道コーナーは増元照明さんから。2023年作文コンクール優秀作品から。
「心から笑い合える日のために」八街市立八街南中学校 三年
びっくりしました!こんな事があるなんて。アニメを見て大きな衝撃を受けました。私は今、十五歳。めぐみさんが拉致された年齢にとても近いです。自分が大好きな家族から引き放されて、船に乗せられ、北朝鮮に連れ去られたらどうでしょう。想像するだけで怖くて震えます。そして残された家族の思い。探しても探しても見つからない悲しい日々。
私は拉致問題についてもっと詳しく知りたいと思い、インターネットで調べました。北朝鮮が拉致をする主な目的は、自国の工作員が日本人になりすまして活動するためだと知りました。そして、拉致の疑いがある行方不明者はなんと七百人もいることがわかりました。日本は平和だと思って暮らしていたことが、少しはずかしくなります。七百人もの方のご家族がめぐみさんのご家族のように辛い気持ちで日々を送っているのですから。
また、お父さんの横田滋さんは2020年にめぐみさんと再会しないまま亡くなってしまったのです。愛娘にどんなに会いたかったかを考えると、本当に悔しいです。
「めぐみちゃんと家族のメッセージ横田滋写真展」開催の広告を目にしました。たまたま近くに用事があり、家族で立ち寄りました。
そこには、拉致される前のとても明るく幸せに笑うめぐみさんとご家族の写真。またそれとは対照的な、抑えても抑えても涙が止まらないお父さんとお母さんの悲しい泣き顔。
私が特にショックだったのは、北朝鮮から送られた拉致された当時の学生証の写真です。「ああ、本当にめぐみさんは北朝鮮に連れていかれてしまったんだ。これは現実のことなんだ。」と、実感し、心がつぶれたような気持ちになりました。ネットよりずっと身近に感じ、見逃さなくてよかったと思いました。
ただ、気になる点もありました。休日にもかかわらず、来場者がご高齢の方ばかりだったことです。学生と思われる人はひとりもいませんでした。これではだめです。もっと多くの人の心を動かさなくては!めぐみさんは今も北朝鮮で暮らしているのです。今すぐにでも日本にかえしてもらいたい。そして、待っているご家族に、ご高齢のお母さんに、一日でも早く会わせてあげなくてはならないからです。めぐみさんも、どれほどお母さんに会いたいことか・・・。考えると胸が詰まります。
中学生の私に何かできることはあるのでしょうか。あります。伝えることです。たくさんの人に伝えて、力を合わせることです。
会場では「会いたい」という大きな文字を、たくさんの小さな千羽鶴で囲んで表していました。まるで小さな力でも集まれば、大きな力になるという象徴のようでした。 「会いたい」たくさんの人が心から願えば、それは絶対に、実
現できると信じています。
心から笑いあえる日のために・・・。
「日本政府からご家族の声」は有本恵子さんへ、有本嘉代子さんからのメッセージで2019年1月の収録である。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。
後半1330は朝鮮語放送、「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ、横田拓哉さんからのメッセージである。
1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが強力である。15475kHzもこの時間クリアーに聞こえている。ジャミングは出ていない。
この番組だけ最初の懐かしい日本の歌がカットされている。「ふるさとの声」として横田早紀江さんのメッセージから始まっている。2023年11月26日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージである。続いて2023年11月15日付の産経新聞に掲載された、めぐみさんへあてた手紙が読まれている。半世紀たっても救い出せない日本政府のやる気のなさを嘆いている。
そして2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。弟さん横田拓也さんから、2023年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から。同じく横田哲也さんから2023年12月15日開催のセミナーでの収録メッセージ。この番組は2024年1月29日、2月9日、19日、29日、3月11日、22日、4月15日と同じ番組である。