2017年12月09日

12月8日ふるさとの風

昨日1200の9955kHzに出てきたVOAはいつもの9490kHzへ舞い戻った。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は7295、9465と9705kHzが何とか聞こえている。9950kHzは音にならない。
後半1340あたりから9705と9950kHzが上昇してきた。十分実用になる強さである。今週の一曲は、山口采希の「願いの色、灯りをともせば」がよく聞こえている、拉致被害者救出を願って作られた曲である。今年6月にも登場している。
ふるさとの声は9月17日国民大集会から、めぐみさんの弟さん横田哲哉さんの発言が出ている。認定拉致被害者17名の氏名、台湾送信の周波数アナウンスなどがあり、1357に放送終了。

1300の「しおかぜ」は6085kHz、八俣からの電波はいつになく強力である。S9+40dBを超える強さである。6087kHzのキャリアーも完全につぶしている。8日金曜日は通常通り朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは無い、この時間も八俣の電波は強い。西蔵放送を完全にブロックしている。この時間の開始アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」

そして終了アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで」放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」

ジャミングは、いまだに6095kHzへ垂れ流しである。無意味無駄な電力を浪費している。相も変わらず5830や6135kHzなど全く妨害対象局が出ていないのに、20時間も垂れ流しを続けている。

1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHzである。台湾送信、パラオともに強くはないが十分聞こえている。パラオの9960kHzは約2秒ほど遅れている。
懐かしい日本の歌「翼をください」で始まった。多分、由紀さおり・安田祥子が歌っている。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での発言から。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組、最初の曲が変更されただけであとはこれまでと全く同じ内容である。最後の周波数アナウンスは新しい台湾送信のみ。2017年11月2日、11日、20日、29日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHzが特に強力である。1330と同じ番組、最後に懐かしいアニメソング「ねームーミン」が出ている。1629:35にWHRに切り替わり終了した。
1700のふるさとの風」は6155kHz、この台湾送信は強い、ジャミングもない。1430と同じ番組が出ている。

1530のBBCはいずれも良好である。5895kHzはいつものように、5920kHzのパルスジャミングが1500に停波、直後5895kHzへ出てきた。タジクからの電波が強く影響はほとんどない。
7530kHzもジャミングは出ているようだが、弱く全く影響はない。広帯域に広がっているノイズはウズベクからの送信機自体のスプリアスと思われる。
9940kHzも良好である。特に後半はローカル局並みの強さで、ジャミングの影響は全くない。
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