2016年10月31日

「JSRしおかぜ」周波数改編

既報の通り「しおかぜ」は昨日10月30日からとんでもない周波数に出てきたが、調査会ニュースにもその周波数選定のいい加減さが見て取れる。
以下調査会ニュースから。

短波放送「JSRしおかぜ」周波数改編 【調査会NEWS2324】(28.10.31)

特定失踪者問題調査会専務理事 村尾建兒

 10月30日は世界的短波周波数の改編期にあたり、短波放送「JSRしおかぜ」も新たな周波数割当を総務省から頂き送信を開始しました。

 11月ともなれば、短波の伝播状況は厳しくなる季節の始まりであり、これから3月末までは短波にとって苦しい時期に入ります。その状況を踏まえ、また、国際競争による周波数確保も熾烈な中、総務省は出来る限りの努力を行い、限られた中でも北朝鮮へ向けて送信するのに、最適と思われる周波数確保をして頂きした。

 北朝鮮は毎年のようにこの時期に入ると、電力不足が原因と思われる妨害電波発射不能状態を何度も繰り返します。我々にとっては大きな情報注入の大きなチャンスとなる訳です。新たな周波数を駆使して、しっかり監視を続けながら、出来るだけ北朝鮮に囚われた同胞が聴きやすくなるよう、努力して参ります。

 また、9月25日から放送を開始した中波放送「しおかぜ」には未だに妨害電波は確認出来ていません。中波は短波と違い妨害電波を発射するのには技術的、設備的な負担が大きいという点が考えられます。北朝鮮にその能力が無いのかも知れません。

 短波、中波の体制は、必ず北朝鮮に大きな効果を与える事が期待で来ます。引き続き、一刻も早い拉致被害者救出のため取組んで参ります。

短波放送「JSRしおかぜ」周波数(日本時間)10月30日〜
22:00〜23:00
7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35
7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
1:00〜2:00
6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

中波放送「しおかぜ」周波数(日本時間)
23:30〜0:00
1431kHz
  
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2016年10月31日

10月30日ふるさとの風

恒例の周波数変更初日、「しおかぜ」はとんでもない周波数を選んだようだが、台湾送信の「ふるさとの風」は無難な周波数を選んだ。この違いはいったい何がそうさせたのか。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信の9560kHzは弱く時々浮かんでくる程度。実用にならない、この時間は周波数の変更はなかった。。パラオの9960kHzは強力である。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからの新しいメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、このあたりから9560kHzは強くなってきた。いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送は9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナウンスは無い。この番組は2016年4月15日、24日、5月3日、12日、6月8日、17日、26日、7月5日、14日、23日、8月1日、10日、28日、9月6日、15日、24日、10月3日、12日、21日と同じ内容である。
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2016年10月30日

「しおかぜ」周波数変更

毎回混信のある周波数を狙って周波数を決めているようで、今回は特にひどい。ついに気が狂ったのではないかと思える周波数へ出てきた。
1300の「しおかぜ」は昨年の7400kHzとは違い10kHz上に出てきた。ところがそれがとんでもない周波数だ。7410kHzはCRIの日本語が出ている。
いくら八俣の電波が強いといっても、あまりにもひどい周波数だ。いったいどういうつもりでこの周波数に決めたのか。豊洲市場ではないが、一体だれがどこで決めているのか。
周波数変更初日の「しおかぜ」が一体どこに出ているのか、確認できた人がいるのだろうか。
さてこのあと1405-1435はどこへ出るのだろうか。

1300の「イルボネパラム」は9465と9950kHz、両波とも台湾送信で、よく頑張っている。この放送に関してはうまく周波数を選んでいるのに、八俣送信だけはいかんともしがたい状態だ。
1330の「ふるさとの風」は9705と9950kHz、これも両波とも台湾送信である。若干落ち込んではきたが聞き取りは可能である。9700kHzのニュージーランドが強く被りが多い。

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2016年10月30日

B16

恒例の周波数変更が行われている。もっともアフリカや南米狙いには全く関係のないこと。国際放送局が一斉に周波数を変更している。
IRIBはすでに29日からアラビア語を中心に低い周波数を使い始めていた。朝の日本語放送5915kHzも若干の混信はあるものの実用にはなっているようだ。夜の短波放送も再開、13830kHzはちょっと高めの周波数かも。さてどんな具合に聞こえるか。
最大の規模で短波放送を行っているCRIは昨年と同じ周波数を使っている。30日0000UTC以降変更している。新彊を除く国内向けは放送開始から変更している、と言っても開始時の周波数が変わったわけではない。

BBCは規模縮小もなく、送信所のローカル時間30日から変更している。北朝鮮向けを始めるのではとの憶測もあったようだが、その兆候は全くない。
IBBは0300から変更する予定。0100のRFAチベット語が17750kHzに出てきた。モンゴル送信だが、当然ジャミングは17730kHzのまま。以前にもこうしたことがあったが曜日によって17730kHzと使い分けるようだ。この時間帯他の周波数はまだA16で出ている。

6100kHzのR.Afghanistan、29日は出ていなかったようだ。
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2016年10月30日

10月29日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5935kHz、珍しくジャミングがないのか弱いのかよく分からない、中国語の混信はあるものの概ね良好である。土曜日は日本語放送から、最初はいつもと同じで中波放送開始のアナウンスが出ている。
去る10月1日国軍の日における朴槿恵大統領の演説の一部がそのまま韓国語で出ている。 北朝鮮住民に脱北を呼びかける内容である。北朝鮮の水害に関するニュース。中朝国境近くの台風による大水害について。
1322:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。国連総会一般演説を行った内容である。このあと日本への連絡用電話番号やFAXなどが告知されている。
後半1330は同内容の朝鮮語放送である。

1300代の9900と9950kHz、A16の周波数では最後の放送だが、両波とも強力である。前半朝鮮語、後半日本語放送である。
いつも後半弱くなる9950kHzも29日は落ち込みもなく最後まで強力に入感していた。この時間は一週間毎日同じ番組が出ている。明日から周波数が変更される。
1405の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは全くない、ビルマ語の混信もなく受信状態は良好である。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波とも極めて強力で、ジャミングも無い。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2016年2月24日収録の新しいものに差し替えられている。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月24日収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「結婚しようよ」、これは2015年5月以来の登場となった。
最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送の9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナは無い。この番組は2016年4月14日、23日、5月2日、11日、20日、6月16日、25日、7月4日、13日、22日、31日、8月9日、18日、9月14日、23日、10月2日、11日、20日と同じ内容である。この時間あすからの周波数変更はない。

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2016年10月29日

10月28日ふるさとの風

1300代の9900と9950kHz、開始直後1303に9950kHz付近へジャミングを出してきた。強力な台湾からの電波も押され気味である。9900kHzは良く聞こえている。朝鮮語、日本語放送共に9950kHzの受信状態は悪い。この時間は毎日同じ番組が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は桑江知子の「私のハートはストップモーション」、2015年11月に日本語放送で登場している。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」、これも2015年12月に登場している。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、1246に強烈なジャミングを出してきた。八俣の電波もそれなりに強いが、かなり聞きづらい。ジャミングの合間から朝鮮語が浮き沈みしながら聞こえている。
1405の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは5935kHzに出っぱなしである。信号は強く受信状態は良好である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。開始アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」

そして終了アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで」放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」


1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾からの信号は次第に弱くなってきたが聞き取りは可能である。9960kHzは強力だがジャミングが結構うるさい。
懐かしい日本の歌「春の歌」で始まった。拉致問題開設は有本恵子さんの事案について。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージ。続いてお母さん有本加代子さんから、2015年3月収録メッセージと2015年8月日本政府制作のビデオメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、この番組は2016年4月21日、5月1日、10日、19日、28日、6月6日、24日、7月3日、12日、21日、30日、8月8日、17日、26日、9月22日、10月1日、10日、19日と同じ内容である。
  
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2016年10月28日

10月27日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は9900と9950kHz、どちらもジャミングは無く良好である。9950kHzは次第に弱くなっていくようだ。9900kHzは極めて強い。
この台湾送信の周波数、10月30日から一部変更される。9900kHzは9465と9705kHzでそれぞれ朝鮮語と日本語が放送される。一時間通しで使用するよりも30分で切り替えてょうがジャミング対策には良いかも。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、弱いノイズジャミングが出ているのみで、八俣からの信号も強い。いつも強い中国語の混信も分からない。英語放送がよく聞こえている。
「しおかぜ」の周波数は数多く登録されている。B16では5910から7435kHzまでの間に31波もある。昨年は7400kHzが使われたが、やはりCRIの混信でよくなかった。1600の放送も5990kHzでやはり受信状態は最悪であった。さて30日はどの周波数に出てくるのか。多分同じことを繰り返すのだろう。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信も強力で、パラオ送信とともに受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった、当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで面会した孫娘とされる話も出ている。
続いて2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。この番組は2016年4月10日、12日、21日、30日、5月9日、18日、27日、6月5日、14日、7月2日、11日、20日、29日、8月7日、16日、25日、9月3日、12日、30日、10月9日、18日と同じ内容である。
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2016年10月27日

10月26日「しおかぜ」

1300代の9900と9950kHz、若干ジャミングの影響があるが、両波とも概ね良好である。後半1330の「ふるさとの風」も落ち込みはなく、ジャミングを抑えよく聞こえている。
拉致問題インフォメーションは9月21日第71回国連総会で安倍総理が演説、その中から北朝鮮に関する部分が出ている。ニュース解説は「米韓防衛閣僚会議開催」について、いわゆる(2プラス2)をワシントンで開き、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対処するため、抑止力強化を話し合う新たな協議の枠組みを設けることで合意したというもの。
拉致問題解説は、久米裕さんについて。1977年9月19日、石川県宇出津海岸付近にて失踪した事案。北朝鮮側は、久米さんの入境を完全否認している。捜査当局は主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)と共犯の在日朝鮮人について、2003年1月逮捕状の発付を得て国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。
今週の一曲、朝鮮語は桑江知子の「私のハートはストップモーション」、2015年11月に日本語放送で登場している。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」、これも2015年12月に登場している。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは出ているが、八俣からの電波は強力である、中国語をもつぶして朝鮮語放送がよく聞こえている。
1326:30と1356:30に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1405の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは5935kHzに居座っており、この周波数はクリアーである。この時間も八俣からの電波は強く先週放送された「ふるさとの風」がよく聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波ともジャミングは無い。台湾送信の9560kHzも強力である。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2016年2月7日に政府拉致問題対策本部、東京都の共催により開催された、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」における収録から。そしてお兄さん本田勝さんからのメッセージは2016年2月に収録されたメッセージ、地元の民謡を歌っている。最後に2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」である。この番組は2016年4月20日、29日、5月8日、17日、26日、6月4日、13日、22日、7月10日、19日、28日、8月6日、15日、24日、9月2日、11日、20日、10月8日、17日と同じ内容である。


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2016年10月26日

10月25日ふるさとの風

13日1300の「ふるさとの風」は9900と9950kHz、今日は9950kHzの方が強い時もある。しかし次第に弱くなっていくようだ。
昨日から一部新しい内容である。
拉致問題インフォメーションは9月21日第71回国連総会で安倍総理が演説、その中から北朝鮮に関する部分が出ている。ニュース解説は「米韓防衛閣僚会議開催」について、いわゆる(2プラス2)をワシントンで開き、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対処するため、抑止力強化を話し合う新たな協議の枠組みを設けることで合意したというもの。
拉致問題解説は、久米裕さんについて。1977年9月19日、石川県宇出津海岸付近にて失踪した事案。北朝鮮側は、久米さんの入境を完全否認している。捜査当局は主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)と共犯の在日朝鮮人について、2003年1月逮捕状の発付を得て国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。
今週の一曲、朝鮮語は桑江知子の「私のハートはストップモーション」、2015年11月に日本語放送で登場している。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」、これも2015年12月に登場している。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、ノイズジャミングの中、八俣の信号も弱く受信状態は悪いがかろうじて聞こえている。火曜日は失踪者、拉致被害者家族らが肉声で呼びかけたメッセージが出ている。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、ご友人の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌も披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さん、お母さんからのメッセージ。
1325:40に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの有本嘉代子さん、お父さんの有本明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。
この後1355:35にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」のコマーシャルで放送スケジュールなどがアナウンスされている。この番組は2014年5月21日、7月16日、9月24日、11月19日、2015年2月4日、4月1日、5月27日、7月22日、9月23日、11月10日、12月22日、2016年2月16日、3月29日、5月10日、6月21日、8月2日、9月13日と日本政府からのメッセージ内容も含めすべて同じである。
続く1405の「しおかぜ」は5985kHz、この周波数はジャミングがない、しかしビルマ語が強く受信状態は悪い。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信はまったくきこえない、パラオ送信は強力である、9910kHzへのジャミングが巾を利かせている。 懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2016年3月福岡西鉄ホールで開催されたふるさとの風公開収録したメッセージ。続いて平野フミ子さんから2015年9月東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。18年たってもたった8人しか帰国していないと深刻な訴えである。同じく2015年8月日本政府収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2016年4月28日、5月7日、16日、25日、6月3日、12日、21日、30日、7月27日、8月5日、14日、23日、9月1日、10日、19日、28日、10月16日と同じ内容である。
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2016年10月25日

10月24日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9900と9950kHz、昨日同様9950kHzはスキップ状態、ほとんど聞こえない。一方9900kHzは強力である。後半1330の「ふるさとの風」はコンディションも落ち、9900kHzも聞きづらくなってきた。
拉致問題インフォメーションは9月21日第71回国連総会で安倍総理が演説、北朝鮮に関する部分から。
 議長、北朝鮮は今や、平和に対する公然たる脅威としてわれわれの正面に現れました。これに対して何ができるか、今まさに、国連の存在意義が問われています。
 北朝鮮は、SLBMを発射しました。その直後には、弾道ミサイル3発を同時に放ち、いずれも1000キロメートルを飛翔させ、我が国排他的経済水域に着弾させました。このとき民間航空機や船舶に被害がなかったのは、単にまったくの偶然に過ぎません。
 北朝鮮は本年だけで、計28発の弾道ミサイルを飛ばしました。加えてこのたび9月9日には、核弾頭の爆発実験に成功したと宣言しています。
 核爆発実験は、今年の1月に次ぐものでした。しかし一連のミサイル発射と核弾頭の爆発は、景色を一変させるものです。北朝鮮による核開発は、累次に及ぶ弾道ミサイル発射と表裏一体のものです。北朝鮮は、疑問をはさむ余地のない計画を、我々の前で実行しているのです。今やその脅威は、これまでとおよそ異なる次元に達したと言うほかありません。
 よって我々は、既往に一線を画す対応をもって、これに応じなくてはならない。力を結集し、北朝鮮の計画を挫かなくてはなりません。
 核実験の一報を聞いたわたくしは、直ちにバラック・オバマ米国大統領に電話をしました。次いで韓国の朴槿恵大統領とも電話で話し、三国で足並みを揃え、北朝鮮に対し断固たる態度を示すことで一致しました。
 次は、国連の出番です。安全保障理事会が、新次元の脅威に対し、明確な態度を示す時です。たった、4か月前のことでした。初めて炸裂した核爆弾により、無辜・無数の市民が犠牲となった広島に、オバマ大統領が訪れました。
 誓いを新たにした日でした。たとえどれだけ時間がかかろうと、核廃絶に向けた努力を片時たりとも怠ってはならない。誓いはあの日、太平洋両岸を結んで新たな力を得たのです。
 にもかかわらず、北朝鮮は今、挑発をエスカレートしている。人類の良心に対する挑戦です。もしこれを看過するなら、私たちは、私たち自身の良心に対して、どう申し開きができるのでしょうか。
 しかも今我々の前に現れた平和の脅威、北朝鮮が続ける軍事的挑発の性質は、以前よりもっとはるかに深刻なものです。
 潜水艦から発射する弾道ミサイル。弾道ミサイルに搭載する核弾頭。これらを北朝鮮は、確実に、自らの手中にしつつある。
 かつこれを実行しているのは、当時13歳だった少女を含む多数の日本人を拉致した国です。彼らに速やかな全員の返還を強く要求しています。しかし、残念ながら、北朝鮮は、未だに祖国への帰国を認めず、彼らの人生を奪った国、人権を蹂躙し、権力に対する抑制と均衡がなにひとつ働かない国、国民の困窮を一顧だにせず、核・ミサイル等の軍備増強に邁進する国です。
 国際社会に与える脅威は深刻の度を増し、一層現実的になりました。もはや昨日までとは異なる、新たな対処を必要としています。
 議長、本年12月、日本は国連に加盟し60年の節目を迎えます。国連の前庭で、例年「国際平和デー」に、日本の一市民が送った鐘が静かな音色を響かせるようになってから数えると、62年の月日が流れました。
 議長、私は本来ならば、本日この場で、60年の歩みを振り返り、世界の平和と繁栄を目指した我が国の来し方に、静かな省察を述べるつもりでありました。
 しかし北朝鮮の脅威が新たなレベルに達した今、私は我が国60年の誓いにかけて、決意を語らなくてはならないと感じています。
 国連が、北朝鮮の野心を挫けるか、安保理が、一致して立ち向かえるかに世界の耳目が集中する今、日本は、理事国として、安保理の議論を先導します。
 私はこのことを決意として、本会議場に参集する諸国代表の皆様を前に、断じて述べようとするものであります。

ニュース解説は「米韓防衛閣僚会議開催」について、いわゆる(2プラス2)をワシントンで開き、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対処するため、抑止力強化を話し合う新たな協議の枠組みを設けることで合意したというもの。
拉致問題解説は、久米裕さんについて。1977年9月19日、石川県宇出津海岸付近にて失踪した事案。北朝鮮側は、久米さんの入境を完全否認している。捜査当局は主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)と共犯の在日朝鮮人について、2003年1月逮捕状の発付を得て国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。
今週の一曲、朝鮮語は桑江知子の「私のハートはストップモーション」、2015年11月に日本語放送で登場している。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」、これも2015年12月に登場している。
24日月曜日はこのあと1430も同じ番組が出ている。しかし9560kHzは完全にスキップ、全く聞こえない、パラオの9960kHzは良好である。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは1352に出現、それほど強くはない、しかし中国語が強く八俣からの放送は全く聞こえない、わからない。時々日本語の出ていることだけは分かる程度。
続く1405の「しおかぜ」は5985kHz、やはりスキップ状態で、出ているのは分かるが聞き取り不可能である。ビルマ語が強い!。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze