2016年10月01日

9月30日「しおかぜ」

1300代の9900と9950kHz、両波とも強力である。朝鮮語と日本語放送がクリアーに聞こえている。後半9950kHzはかなり落ち込んできた。この時間は毎日同じ番組が出ている。
ニュース解説は「9月23日北朝鮮李容浩外相国連総会演説」について。我田引水的な内容で、米国による核戦争の脅しに対抗し、国家の核戦力を量、質ともに強化するための措置を取り続けると述べ、対決姿勢を鮮明にしている。拉致問題解説は、政府認定の拉致被害者について、北朝鮮側の対応について述べている。4人は入国無し、8人は死亡としている。
今週の一曲、朝鮮語放送は斎藤由貴の「悲しみよこんにちは」、2014年2月以来の登場である。日本語放送は1977年のヒット曲山口百恵の「コスモス」、一年ぶりに登場した。

1430の「ふるさとの風」は9960kHzパラオ送信と9560kHzの台湾送信の2波、30日は台湾送信の9560kHzの方が強い。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった、当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで面会した孫娘とされる話も出ている。
続いて2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。この番組は2016年4月10日、12日、21日、30日、5月9日、18日、27日、6月5日、14日、7月2日、11日、20日、29日、8月7日、16日、25日、9月3日、30日と同じ内容である。

1300の」しおかぜ」は5985kHz、40以上も前から強力なPipジャミングを出している。金曜日は朝鮮語放送で、かろうじて聞こえている。放送終了とともにジャミングは止まった。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、ジャミングは全くない。八俣の信号も強く久しぶりに良く聞こえている。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze