2016年10月12日

10月11日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5935kHz、相変わらずチベット放送の中国語が強い。それでも今日はほぼ互角の勝負か。かろうじて日本語の出ているのが聞こえている。
火曜日は日本語放送で拉致被害者および拉致の可能性のある人たちの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1992年失踪の笹垣範男さんへ、お母さんの洋子さんとお姉さんの純子さんから。
2001年失踪の後藤美香さんへ、お父さんの日出男さんから。
1998年失踪の菊地寛史さんへ、お父さんの正美さん、お母さんの恵子さんから。
1962年失踪の加瀬テル子さんへ、叔母さんのヨシ子さん、妹さんのマサ子さんから。
1976年失踪の高野清文さんへ、妹さんの美幸さんから、自から作曲した「そうめい」の歌も披露されている。

1325:35に「日本政府からのメッセージ」が放送されている。引き続き1330からも拉致・失踪者被害者家族からの肉声によるメッセージが出ている。信号も上昇、中国語がバックに追いやられてしまった。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お父さんの横田滋さんからのメッセージ。
1978年拉致された市川修一さんへ、義姉の市川龍子さんから。
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの育代さんから
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文江さんから。
1981年失踪の辻 與一さんへ、お兄さんから。
2002年失踪の宮本直樹さんへ、お母さんのはるみさん、お父さんのまさえさんから。
1996年失踪の安西正博さんへ、お父さんの安西茂雄さんから。
1966年失踪の小林 榮さんへ、弟さんの七郎さんから。
1973年失踪の薩摩勝博さんへ、妹さんの品川貴美子さんから。
1969年失踪の今井 裕さんへ、お母さん今井はつよさんから。
1355:35にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。この番組は2015年10月27日、12月8日、2016年2月2日、3月15日、4月26日、6月7日、7月19日、8月30日と同じ内容である。
1405の「しおかぜ」は5985kHz、この時間周波数変更後初めてクリアーに聞こえている。八俣からの信号は極めて強い。S9+40dBを誇っている。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300の「イルボネパラム」と「ふるさとの風」は9900と9950kHz、両波ともきわめて強力である。S9+20~30dBを超す勢いである。この時間は毎日同じ番組が出ている。
拉致問題インフォメーションは9月26日の衆参両委員会で北朝鮮の核実験に対し抗議声明を決議、これに対する安倍総理の発言が出ている。
ニュース解説は「中国専門家の見方」について。ふるさとの声は9月17日に行われた「国民大集会」における横田早紀江さんのメッセージが出ている。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、八神純子の「パープルタウン」、今年2月にも登場している。日本語放送は1962年のヒット曲、橋幸夫と吉永小百合の「いつでも夢を」、2014年11月以来の登場である。
9950kHzは後半信号も落ち込んできた、さらにジャミングの影響もあり1340頃にはほとんど聞こえなくなった。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信の9560kHzは極めて弱い、かなり聞き取り困難である。パラオ送信の9960kHzは強力である。ジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2016年2月24日収録の新しいものに差し替えられている。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月24日収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「結婚しようよ」、これは2015年5月以来の登場となった。
最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送の9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナは無い。この番組は2016年4月14日、23日、5月2日、11日、20日、6月16日、25日、7月4日、13日、22日、31日、8月9日、18日、9月14日、23日、10月2日と同じ内容である。
  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze