2016年10月31日

10月30日ふるさとの風

恒例の周波数変更初日、「しおかぜ」はとんでもない周波数を選んだようだが、台湾送信の「ふるさとの風」は無難な周波数を選んだ。この違いはいったい何がそうさせたのか。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信の9560kHzは弱く時々浮かんでくる程度。実用にならない、この時間は周波数の変更はなかった。。パラオの9960kHzは強力である。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからの新しいメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、このあたりから9560kHzは強くなってきた。いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送は9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナウンスは無い。この番組は2016年4月15日、24日、5月3日、12日、6月8日、17日、26日、7月5日、14日、23日、8月1日、10日、28日、9月6日、15日、24日、10月3日、12日、21日と同じ内容である。
1500の朝鮮語は予定の9800kHzのはずだが出てこない、昨日と同じ9765kHzに出ている。1530も9465ではなく昨日と同じ9765kHzに出てきた。これはまた極めて強い、帯域幅が20kHzもある。パラオの9965kHzと遜色ない。まさか周波数設定を間違えたわけではないのだろう。日本政府の放送が過去予定外の周波数に出たことはない。
このあと1600の「ふるさとの風」も昨日と同じ9470kHzに出てきた。強力である。結局台湾送信は1300代が予定通りで後は変更されていないことになる。しかしパラオ送信は予定通り9975kHzに出ている。

1600の「しおかぜ」は6180kHzに出てきた。当然ジャミングは無くそれなりに。八俣からの電波は並の強さ、5kHz下のCNR1と肩を並べている。番組は昨日と同じで前半朝鮮語、後半は日本語放送である。
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