2016年05月17日

CNR1再開

5月4日から停波していたCNR1の一部周波数は16日の放送開始からすべて再開している。このためクリアーに聞こえていたRadio Sakhaがほぼつぶされてしまった。
CNR1の7345kHzは0000-1100の間は15550kHzが使われており、0900開始から1100までは問題なさそう。

北京時間16日から再開したCNR1は以下のとおりである。
5945 / 15480
7275 / 15380
7290 / 17890
7345 / 15550
9845 / 17550
9860 / 12045
11710 / 17605
  
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2016年05月17日

5月16日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9900と9950kHz、どちらも強力であるが、9950kHzは弱いながらもPipジャミングが出ている。9900kHzに比べ変調が浅く感じられる。後半1330は「ふるさとの風」日本語放送である。拉致問題インフォメーションは日本政府と戦略国際問題研究所(CSIS)との共催シンポジウムの中から加藤拉致問題担当大臣のスピーチの一部、日本政府の対応から。
我が国としては、このような北朝鮮の人権状況を改善しようとする国際社会の仲間と緊密に連携しながら、「対話と圧力」、「行動対行動」の原則を貫徹していく考えです。1月の核実験以降も一連の挑発行為を繰り返し、国際社会の声に真摯に耳を傾けない北朝鮮には、「痛み」を感じる圧力を加え、このような挑発行為には、必ず厳しい代償が伴うことを明確に認識させる必要があります。
安倍総理は、「拉致問題の解決のためには、対話のための対話では意味がない、同時に対話をしなければ拉致問題は解決しない。」また、「拉致問題の解決なくして北朝鮮はその未来を描くことができない。」と述べています。この意味するところは何でしょうか。
先ほど、日朝平壌宣言について説明したとおり、日朝両首脳は同宣言において、日朝間の不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、実りある政治、経済、文化的関係を樹立することが、双方の基本利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与するものとなるとの共通の認識を確認しています。
拉致問題は、核やミサイルの問題と並ぶ日朝間の重大な懸案事項の一つです。したがって、拉致問題の解決なくして日朝国交正常化はありません。また、日本政府は、拉致問題をはじめとする諸懸案の解決に向けた北朝鮮の具体的な行動なくして、人道支援の実施や、制裁解除も行いません。すなわち、北朝鮮は、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を解決しない限り、明るい未来を描くことはできないことを認識すべきです。
逆に、北朝鮮が、拉致、核、ミサイルといった諸懸案に誠実に取り組み、解決に至るならば、日本は日朝平壌宣言に則り、日朝間の不幸な過去を清算することも含め、日朝間に未来志向の建設的な関係を構築していくことが出来るし、国際社会の北朝鮮に対する前向きな関与も深まるでしょう。こうした考え方に基づき、日本は北朝鮮が上記の諸懸案の解決に取り組むよう、米国、韓国及び国連と緊密に連携していきたいと思います。
北朝鮮は政治体制上、金正恩国防委員会第一委員長が最終政策決定権を掌握しています。このため、日本政府(安倍政権)としては、金正恩第一委員長が、国際社会において北朝鮮が置かれている状況を正確に理解し、拉致、核、ミサイルといった諸懸案に真摯に取り組むことを通じて、全ての拉致被害者を一日も早く帰国させる決断をすることこそが北朝鮮にとっても合理的な選択であり、そのように行動するよう働きかけたいと考えています。
日本政府は、このような考え方の下、国際社会とも緊密に連携しつつ、北朝鮮が諸懸案の解決に向けた前向きな動きを示さない限り、断固たる制裁を継続していくと同時に、諸懸案の包括的な解決につながる意味のある「対話」を引き続き追求していく考えです。

これに先立ち岸田外務大臣と中国での会談についても述べている。ニュース解説は「核問題に対する北朝鮮の姿勢」について、先の党大会における金正恩の声明などについて。ふるさとの声は有本恵子さんへ、日本政府制作のビデオメッセージから有本夫妻の2015年8月収録のメッセージが出ている。今週の一曲は朝鮮語放送は無し、日本語放送は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」、2014年7月以来の登場である。

1300の「しおかぜ」は5965kHz、ジャミングは確認できない。16日月曜日は中国語放送が出ている。3週目ごとの月曜日に中国語が出ている。後半1330は朝鮮語、かなり強力なPipジャミングが出てきた。いずれも失踪者の氏名読み上げである。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、ジャミングは無いが、上からの被りがうるさい。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHz台湾送信と9960kHzパラオ送信、この時間はどちらの電波も強力である、ジャミングは聞こえない。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2016年3月福岡西鉄ホールで開催された公開合同収録したメッセージ。続いて平野フミ子さんから2015年9月東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。18年たってもたった8人しか帰国していないと深刻な訴えである。同じく2015年8月日本政府収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2016年4月28日、5月7日と同じ内容である。
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2016年05月16日

5月15日「しおかぜ」

1300代の「しおかぜ」は5965kHz、ジャミングは出ているが全く影響はない。前半朝鮮語、後半日本語放送が出ている。昨日土曜日と同じ番組である。朝鮮労働党の36年ぶりの党大会が開催されたが、ほとんど非公開、いったい何のための党大会だったのか、世界中から笑いものになっている。
土曜日は日本語放送から、3人からのメッセージが放送されている。まず1980年に失踪した秋田美和さんのご両親からのメッセージ。劇団夜想会の野伏翔さんのメッセージが出ている。拉致問題啓発演劇公演「めぐみへの誓い-奪還-」を公演している。
ニューヨークで政府主催のシンポジウムが開かれたこと、一方で36年ぶりに開催しなければならないほど北朝鮮は困窮している、120人もの記者連中を招きながら何も取材をさせないなど、混迷ぶりがみられる。「救出への道コーナー」ではもう拉致問題は忘れ去られてしまったのかと危機感を募らせている。1352:18に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
最後はいつものように緊急放送ISに次いで、日本への連絡用電話、FAX番号などがアナウンスされている。

同じく1300の9950kHz、ジャミングで若干ノイジーな受信状態である。9900kHzはジャミングもなく極めて良好である。一週間続いた最後の番組である。

1405の「しおかぜ」は7325kHz、この時間も「ふるさとの風」が放送されている。1330と同じ番組だが、一週間前の番組である。八俣の300kW送信は強くローカル局並みに聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、依然として9560kHzはジャミングの出ている兆候はない。9960kHzは弱いながらもPipジャミングが出ている。概ね受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は2016年4月18日、5月6日と同じ内容である。
  
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2016年05月15日

5月14日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5965kHz、ノイズジャミングが出ているが、それ以上に八俣からの電波が強くほとんど影響はない。朝鮮労働党の36年ぶりの党大会が開催されたが、ほとんど非公開、いったい何のための党大会だったのか、世界中から笑いものになっている。
土曜日は日本語放送から、3人からのメッセージが放送されている。まず1980年に失踪した秋田美和さんのご両親からのメッセージ。劇団夜想会の野伏翔さんのメッセージが出ている。拉致問題啓発演劇公演「めぐみへの誓い-奪還-」を公演している。
ニューヨークで政府主催のシンポジウムが開かれたこと、一方で36年ぶりに開催しなければならないほど北朝鮮は困窮している、120人もの記者連中を招きながら何も取材をさせないなど、混迷ぶりがみられる。

1300代の9950kHz、この世ころ1250頃にノイズジャミングを出してくる、同じ台湾送信の9900kHzは今もってジャミングが出ていない。この時間は毎日同じ番組である。

1430の「ふるさとの風」は9560kHz台湾送信と9960kHzパラオ送信の2波である。9960kHzにはPipsジャミングの出ているのが確認できるがパラオからの信号のほうは強く大きな影響はない。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今週の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日に帰りたい」、2013年11月以来の登場。この番組は2016年4月15日、17日、26日と同じ内容である。
  
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2016年05月14日

5月13日ふるさとの風

1300代の「しおかぜ」は5965kHz、Pipsジャミングの出ているのが確認できるが弱い。八俣の電波が優勢で受信状態は良好である。13日金曜日は前半、後半とも朝鮮語放送である。

1405の「しおかぜ」は7325kHz、この周波数へのジャミングは確認できない。若干7330kHzのCRIが被るが概ね受信状態は良好である。この時間は毎日同じ番組で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の9900と9950kHzはともに台湾送信、9950kHzにはジャミングが出ているが、9900kHzは全くそれがない。受信状態は極めて良好である。後半1330に日本語放送である。
13日はこのあと1430も同じ番組が出ている。8日毎のローテーションで週一回だけ「ふるさとの風」も同じ番組が出る。拉致問題インフォメーションは、5月はじめワシントンDCにおいて、加藤拉致問題担当大臣出席の下、国際シンポジウムを開催したこと、ロバート・キング米国北朝鮮人権問題担当特使、イ・ジョンフン韓国人権大使、飯塚耕一郎「家族会」事務局次長、グレース・ジョ氏(脱北者)、マイケル・グリーンCSIS上級副所長、ビクター・チャCSIS上級顧問らの出席、日本人拉致問題の概要及び御家族の帰国を待つ切実な思いを訴えた上で、拉致問題が国際社会全体の問題であること及び国際社会の連携の必要性を訴えた。
さらに5月4日(水)、米国・ニューヨークにおいて日本政府主催シンポジウム「北朝鮮の人権状況~人間性の回復に向けた戦略~」も開催されたこと。
「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)」が報告書を公表して以降、北朝鮮における人権状況の改善に向けた国際社会の機運は、国連を中心に大いに高まっております。国際刑事裁判所(ICC)への付託の検討等を含む昨年末の国連総会決議の採択や国連安保理での2年連続での議論に続き、本年3月の国連人権理事会では、北朝鮮における「人道に対する犯罪」の説明責任メカニズムを追及する「専門家グループ」の設置を求めるなど、強い内容の決議が採択されました。
  北朝鮮に具体的かつ誠実な行動を促す上で、国連を始めとする国際社会の連携は重要であり、今回のシンポジウムは、一日も早い北朝鮮の人権状況の改善に向けた国際連携のあり方を探求する目的で開催した。

ニュース解説は「朝鮮労働党第7回党大会」について。ふるさとの声は松本京子さんのお兄さん松本肇さんから2016年2月収録のメッセージが出ている。今週の一曲は1977年のヒット曲、山口百恵の「夢前案内人」5年ぶりの登場である。
  
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2016年05月13日

R.Free Sarawak放送休止

時々放送中断をするRadio Free Sarawak、今回も5月7日土曜日の放送を以って短波放送を休止している。
おそらく資金のめどがつき次第、放送を再開することだろう。

Radio Free Sarawakは日曜日を除く毎日15420kHzでR.Vertas Asiaから送信されていた。

引き続きCNR1が停波していることから、7345kHzのRadio Sakhaが開始の2100から受信できる。ただこの時間CRIが出ておりほぼ互角の勝負である。
0900-1400は連日強力に入感している。

  
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2016年05月13日

5月12日ふるさとの風

1300代の台湾送信とされる900kHzは1250にキャリアーON、9950kHzは1259に出てくる。どちらもジャミングは聞こえない、やはり9900kHzの方が強力である。前半朝鮮語、後半1330は日本語放送が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は1976年のヒット曲チューリップの「心の旅」、一年ぶりの登場。日本語は1977年のヒット曲、山口百恵の「夢前案内人」である。

1300の「しおかぜ」は5965kHz、開始前からPIpsジャミングが出ているがそれほど強くはない、八俣からの信号は極めて強力、番組開始とともにほとんどわからなくなってしまう。12日木曜日は英語放送が出ている。1325:22と1355:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1405の「しおかぜ」は7325kHzジャミングは出ていない、受信状態は極めて良好である。「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波ともジャミングは全くない、受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
続くふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからの新しいメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも、これも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送は9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナウンスは無い。この番組は2016年4月15日、24日、5月3日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9470と9960kHzである。1500代の朝鮮語放送のパラオ送信はジャミングが出ているが、この時間の日本語放送はいたって静かである。ジャミングが出ていない。1430と同じ番組である。

1600の「しおかぜ」は6090kHz、1300の5965kHz同様ジャミングが出ているが信号も強く大きな影響はない。受信状態は良好である。この時間も英語放送である。
  
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2016年05月12日

5月11日「しおかぜ」

11日1300の5965kHz、八俣からの信号はこれまでになく強力である。S9+55dBを超える強さ、このためジャミングは全く聞こえない。受信状態は極めて強力である。
水曜日は前半・後半とも朝鮮語放送が出ている。

1300代の9900と9950kHz、台湾送信はどちらも強いが、9950kHzにはジャミングがあり幾分ノイジーな受信状態である。9900kHzには今もってジャミングは出ていない。子時間は毎日同じ番組が出ている。

1405の「しおかぜ」は7325kHz、この時間も八俣からの電波は超強力である。早い時間ここに出ているCRI日本語放送と変らぬ強さである。この時間も毎日同じ番組「ふるさとの風」が放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、11日もパラオ送信の9960kHzはジャミングがかけられている。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2016年2月24日収録の新しいものに差し替えられている。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「結婚しようよ」、これは2015年5月以来の登場となった。
最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送の9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナは無い。この番組は2016年4月14日、23日、5月2日と同じ内容である。
  
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2016年05月11日

7295/7345kHz Radio Sakha

5月6日に再開したYakutsk、Radio Sakha、その後も毎日放送されているが、放送開始は平日は2100、週末は2200になっている。平日は2400でいったん停波、0300にまた出てくる、そして0500に終了している。週末は2200-0500まで連続して放送している。

そして0900に開始、これは平日も週末も同じである。終了は1200、しかし10日火曜日は1400まで出ていた。開始時の7345kHzは、2100にCRIも出ているが、Sakhaの方がかなり強力である。
UTCベースで5月8日日曜日は2200開始、これは現地では月曜日となる。そして翌日から2100開始となった。
すなわち、2100UTC開始が確認できたのは5月9日UTCが最初である。

May 6
0900-1400

May 7-9
0900-1200

May 10~ 0900-1400
  
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2016年05月11日

5月10日「しおかぜ」

1300の「しおかぜは5965kHz、ジャミングは出ていない、受信状態は極めて良好である。火曜日は日本語放送で失踪者、拉致被害者家族からの肉声によるメッセージが出ている。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、ご友人の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌も披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さん、お母さんからのメッセージ。
1325:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの有本嘉代子さん、お父さんの有本明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。

この後1355:32にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」のコマーシャルで放送スケジュールなどがアナウンスされている。この番組は2014年5月21日、7月16日、9月24日、11月19日、2015年2月4日、4月1日、5月27日、7月22日、9月23日、11月10日、12月22日、2016年2月16日、3月29日と日本政府からのメッセージ内容も含めすべて同じである。

1300の「ふるさとの風」は9900と9950kHzの台湾送信、ジャミングは9950kHzにだけ弱いのが出ている。信号は強く受信状態は良い。9910kHzにノイズジャミングが出ているが、これは1345に開始するKTWRへの早出し。
拉致問題インフォメーションは、5月4日(水)、米国・ニューヨークにおいて日本政府主催シンポジウム「北朝鮮の人権状況~人間性の回復に向けた戦略~」が開催されたこと。「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)」が報告書を公表して以降、北朝鮮における人権状況の改善に向けた国際社会の機運は、国連を中心に大いに高まっております。国際刑事裁判所(ICC)への付託の検討等を含む昨年末の国連総会決議の採択や国連安保理での2年連続での議論に続き、本年3月の国連人権理事会では、北朝鮮における「人道に対する犯罪」の説明責任メカニズムを追及する「専門家グループ」の設置を求めるなど、強い内容の決議が採択されました。
  北朝鮮に具体的かつ誠実な行動を促す上で、国連を始めとする国際社会の連携は重要であり、今回のシンポジウムは、一日も早い北朝鮮の人権状況の改善に向けた国際連携のあり方を探求する目的で開催した。
ニュース解説は「朝鮮労働党第7回党大会」について。ふるさとの声は松本京子さんのお兄さん松本肇さんから2016年2月収録のメッセージ。今週の一曲は1977年のヒット曲、山口百恵の「夢前案内人」5年ぶりの登場である。

1405の「しおかぜ」は7325kHz、ジャミングは分からない、八俣からの信号は極めて強い。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。拉致問題インフォメーションは、4月10・11日に開催された広島外相会合のコミュニケから北朝鮮に関する部分の抜粋。ニュース解説は「中国専門家の見方」について。ふるさとの声は、石岡亨さんへ、2016年2月に収録したメッセージ。
今週の一曲は1975年のヒット曲、荒井由実の「あの日にかえりたい」である。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、パラオ送信にはジャミングが出ているようだが弱く全く影響はない。台湾送信には今もってジャミングがない、受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌「春の歌」で始まった。拉致問題開設は有本恵子さんの事案について。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージ。続いてお母さん有本加代子さんから、2015年3月収録メッセージと2015年8月日本政府制作のビデオメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、約一年ぶりの登場である。この番組は2016年4月21日、5月1日と同じ内容である。

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