2016年05月16日

5月15日「しおかぜ」

1300代の「しおかぜ」は5965kHz、ジャミングは出ているが全く影響はない。前半朝鮮語、後半日本語放送が出ている。昨日土曜日と同じ番組である。朝鮮労働党の36年ぶりの党大会が開催されたが、ほとんど非公開、いったい何のための党大会だったのか、世界中から笑いものになっている。
土曜日は日本語放送から、3人からのメッセージが放送されている。まず1980年に失踪した秋田美和さんのご両親からのメッセージ。劇団夜想会の野伏翔さんのメッセージが出ている。拉致問題啓発演劇公演「めぐみへの誓い-奪還-」を公演している。
ニューヨークで政府主催のシンポジウムが開かれたこと、一方で36年ぶりに開催しなければならないほど北朝鮮は困窮している、120人もの記者連中を招きながら何も取材をさせないなど、混迷ぶりがみられる。「救出への道コーナー」ではもう拉致問題は忘れ去られてしまったのかと危機感を募らせている。1352:18に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
最後はいつものように緊急放送ISに次いで、日本への連絡用電話、FAX番号などがアナウンスされている。

同じく1300の9950kHz、ジャミングで若干ノイジーな受信状態である。9900kHzはジャミングもなく極めて良好である。一週間続いた最後の番組である。

1405の「しおかぜ」は7325kHz、この時間も「ふるさとの風」が放送されている。1330と同じ番組だが、一週間前の番組である。八俣の300kW送信は強くローカル局並みに聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、依然として9560kHzはジャミングの出ている兆候はない。9960kHzは弱いながらもPipジャミングが出ている。概ね受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は2016年4月18日、5月6日と同じ内容である。
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