2016年05月13日

5月12日ふるさとの風

1300代の台湾送信とされる900kHzは1250にキャリアーON、9950kHzは1259に出てくる。どちらもジャミングは聞こえない、やはり9900kHzの方が強力である。前半朝鮮語、後半1330は日本語放送が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は1976年のヒット曲チューリップの「心の旅」、一年ぶりの登場。日本語は1977年のヒット曲、山口百恵の「夢前案内人」である。

1300の「しおかぜ」は5965kHz、開始前からPIpsジャミングが出ているがそれほど強くはない、八俣からの信号は極めて強力、番組開始とともにほとんどわからなくなってしまう。12日木曜日は英語放送が出ている。1325:22と1355:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1405の「しおかぜ」は7325kHzジャミングは出ていない、受信状態は極めて良好である。「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波ともジャミングは全くない、受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
続くふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからの新しいメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも、これも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送は9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナウンスは無い。この番組は2016年4月15日、24日、5月3日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9470と9960kHzである。1500代の朝鮮語放送のパラオ送信はジャミングが出ているが、この時間の日本語放送はいたって静かである。ジャミングが出ていない。1430と同じ番組である。

1600の「しおかぜ」は6090kHz、1300の5965kHz同様ジャミングが出ているが信号も強く大きな影響はない。受信状態は良好である。この時間も英語放送である。
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