2016年05月03日

5月2日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9900と9950kHz、昨日と同じで9950kHzはかなりジャミングが強い。9900kHzにはジャミングが全くない、なぜか9910kHzにそれらしくジャミングが確認できるが何に対するのかは不明。後半1330は「ふるさとの風」日本語放送である。
拉致問題インフォメーションは、4月9日から開催された広島外相会合から北朝鮮に関する部分の抜粋。
我々は、北朝鮮により1月6日に行われた核実験ならびに2月7日、3月10日及び3月18日に行われた弾道ミサイル技術を使用した発射を最も強い表現で非難する。北朝鮮が21世紀において4回の核実験を行ったことは大変遺憾である。我々は,北朝鮮に対し,今後いかなる核実験や弾道ミサイル技術を使用した発射も行わず、その他の不安定化をもたらす行動や挑発的な行動もとらないよう求める。我々は、北朝鮮に対し、関連する国連安保理決議及び2005年9月の六者会合共同声明を即時かつ完全に履行し、全ての核兵器及び既存の核・弾道ミサイル計画を完全な、検証可能な、かつ不可逆的な方法で放棄し、NPT及び国際原子力機関(IAEA)保障措置に早期に復帰するよう改めて強く求める。
我々は、寧辺における5MW(e)黒鉛炉の再稼働及びウラン濃縮施設の拡張・稼働を含む北朝鮮による進行中の核活動を強く非難し,北朝鮮に対し,そのような全ての活動を停止するよう求める。我々は、北朝鮮が核兵器を保有することに対する国際社会の断固とした反対を繰り返し表明するとともに,朝鮮半島の検証可能な非核化という目標に従って、全ての核活動を即時に停止するよう求める。我々は,北朝鮮の核・ミサイル問題の外交的な解決を実現するとの我々の共有された目標を再確認する。我々は、3月2日に国連安保理決議第2270号が全会一致で採択されたことを歓迎するとともに、全ての国に対し、全ての関連する国連安保理決議の完全な履行を含め、北朝鮮の核・ミサイル計画によりもたらされる脅威に対処するための取組を強化するよう求める。

ニュース解説は「中国専門家の見方」について。ふるさとの声は、石岡亨さんへ、2016年2月に収録したメッセージ。
朝鮮語今週の一曲はチェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」、2012年1月以来の登場である。日本語は1975年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、これも2年ぶりに登場した。

1300の「しおかぜ」は5965kHz、依然としてジャミングはまだ5935kHzに垂れ流しである。受信状態は極めて良好である。月曜日は公開されている失踪者の氏名生年月日の読み上げである。

1405の「しおかぜ」は7325kHz、この時間は先週4月25日から1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。ジャミングは全くない。この時間も5935kHzに垂れ流しである。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、この時間は両波とも同じ番組である。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2016年2月24日収録の新しいものに差し替えられている。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「結婚しようよ」、これは2015年5月以来の登場となった。
最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送の9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナは無い。この番組は2016年4月14日、23日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze