2016年05月27日

暗潮 ~北の工作と失踪~

調査会ニュースでも伝えられているが、5月29日(日曜日)に富山の地方局、チューリップテレビ(JNN−TBS系)で拉致問題の特集番組が放送される。
以下調査会ニュースから。
これはアベック拉致未遂のころ、現場である島尾海岸の海水浴場で不審な3人の男を目撃したという証言に基づいて描かれた絵です。3人が3人とも麦わら帽子をかぶり白いシャツとステテコにズックというスタイルでした。おそらく目撃した人にはかなり異様に見え、だから記憶に残っていたのでしょう。

想像ですが、これは北朝鮮本国の工作員で、こういうスタイルなら怪しまれないという一種の「ドレスコード」に従って同じ格好をしていたのではないかと思います。国内にいる固定スパイであればこういうスタイルはしないでしょうから。しかし鍛え上げた工作員にちぐはぐないでたちで揃えてしまったことで逆に異様に見えてしまったと考えれば大体理屈は合います。

彼らが何をしようとしていたのかはわかりませんが、この絵が表に出ることで「そう言えばこういう不審な男を見た」という証言が他の地域でも出てくるのではないかと期待しています。

暗潮 ~北の工作と失踪~ ▽富山で暗躍した北朝鮮工作員、県内失踪者に新事実5月29日(日) 15時05分~
富山で拉致の可能性が排除できない特定失踪者は8人。失踪者がいた場所では北の工作員が絡む事件が複数起きていた。暗い潮の流れに乗ってやってきた工作員の深い闇に迫る
36年ぶりに朝鮮労働党大会を開催した北朝鮮。日朝協議は進まず、拉致問題は一向に進展しない。県内で拉致の可能性のある特定失踪者は8人。手がかりを探るうちに富山で北の工作員が不可解な事件を次々に起こしていた事実を突き止めた。番組では、日本に潜入した元工作員を富山に呼び、貴重な証言を入手。当時の捜査官の単独インタビューから事件の背景に迫った。再会を夢見る失踪者家族に残された時間は決して多くない…


27日はアメリカ大統領が広島訪問で注目を浴びた。国内地上波はすべて生中継、主要米英メディアも臨時ニュースとして生中継していた。これはある意味で今年最大のニュースになるであろう。
キューバとの和平、ベトナム戦争の地へ、そして原爆投下の日本へとかつての敵国へ足を運んだことになる。世界各国の報道ぶりも中国を除いて友好的なものである。

  
Posted by Hiroshi at 22:34Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年05月27日

5月26日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は台湾送信の9900と9950kHzの2波、9950kHzにはジャミングが出ている。信号は強く聞き取りは十分可能である。
今週の一曲朝鮮語は華原朋美の「I'm proud」、昨年4月に初登場、今週2回目の登場である。日本語は1975年のヒット曲バンバンの「いちご白書をもう一度」

1300の「しおかぜ」は5965kHz、八俣の電波は極めて強力、ジャミングは出ていると思われるが全く聞こえない。26日木曜日は英語放送が出ている。
このあと1405の7325kHzは若干弱く上からの被りがうるさい。この時間は「ふるさとの風」が放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波とも極めて強力、ローカル局並みの強さである。9960kHzにはジャミングの出ているのが確認できるがあまり影響はない。
懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2016年2月7日に政府拉致問題対策本部、東京都の共催により開催された、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」における収録から。そしてお兄さん本田勝さんからのメッセージは2016年2月に収録されたメッセージ、地元の民謡を歌っている。最後に2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」が登場した。この番組は2016年4月20日、29日、5月8日、17日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze