2016年05月22日

5月21日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5965kHz、強力なジャミングが出ており開始当初はほとんど聞き取り不可能である。土曜日は日本語放送が出ているはずだがそれすらわからないほどジャミングが強い。1315ごろから次第に八俣の信号も強くなり聞き取り可能となった。先週と同じ番組である。後半はさらに八俣の電波も強くなり朝鮮語放送がよく聞こえている。

同じく1300代の台湾送信9950kHzもジャミングが強く聞き取りはできるが受信状態は悪い。しかし同じ台湾送信の9900kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。
21日土曜日はこのあと1430も同じ日本語放送が出ている。パラオ送信9960kHzは若干ジャミングがあるがほとんど影響はない。台湾送信9560kHzは超強力、クリアーに聞こえている。拉致問題インフォメーションは日本政府と戦略国際問題研究所(CSIS)との共催シンポジウムの中から加藤拉致問題担当大臣のスピーチの一部、日本政府の対応から。
我が国としては、このような北朝鮮の人権状況を改善しようとする国際社会の仲間と緊密に連携しながら、「対話と圧力」、「行動対行動」の原則を貫徹していく考えです。1月の核実験以降も一連の挑発行為を繰り返し、国際社会の声に真摯に耳を傾けない北朝鮮には、「痛み」を感じる圧力を加え、このような挑発行為には、必ず厳しい代償が伴うことを明確に認識させる必要があります。
安倍総理は、「拉致問題の解決のためには、対話のための対話では意味がない、同時に対話をしなければ拉致問題は解決しない。」また、「拉致問題の解決なくして北朝鮮はその未来を描くことができない。」と述べています。この意味するところは何でしょうか。
先ほど、日朝平壌宣言について説明したとおり、日朝両首脳は同宣言において、日朝間の不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、実りある政治、経済、文化的関係を樹立することが、双方の基本利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与するものとなるとの共通の認識を確認しています。
拉致問題は、核やミサイルの問題と並ぶ日朝間の重大な懸案事項の一つです。したがって、拉致問題の解決なくして日朝国交正常化はありません。また、日本政府は、拉致問題をはじめとする諸懸案の解決に向けた北朝鮮の具体的な行動なくして、人道支援の実施や、制裁解除も行いません。すなわち、北朝鮮は、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を解決しない限り、明るい未来を描くことはできないことを認識すべきです。
逆に、北朝鮮が、拉致、核、ミサイルといった諸懸案に誠実に取り組み、解決に至るならば、日本は日朝平壌宣言に則り、日朝間の不幸な過去を清算することも含め、日朝間に未来志向の建設的な関係を構築していくことが出来るし、国際社会の北朝鮮に対する前向きな関与も深まるでしょう。こうした考え方に基づき、日本は北朝鮮が上記の諸懸案の解決に取り組むよう、米国、韓国及び国連と緊密に連携していきたいと思います。
北朝鮮は政治体制上、金正恩国防委員会第一委員長が最終政策決定権を掌握しています。このため、日本政府(安倍政権)としては、金正恩第一委員長が、国際社会において北朝鮮が置かれている状況を正確に理解し、拉致、核、ミサイルといった諸懸案に真摯に取り組むことを通じて、全ての拉致被害者を一日も早く帰国させる決断をすることこそが北朝鮮にとっても合理的な選択であり、そのように行動するよう働きかけたいと考えています。
日本政府は、このような考え方の下、国際社会とも緊密に連携しつつ、北朝鮮が諸懸案の解決に向けた前向きな動きを示さない限り、断固たる制裁を継続していくと同時に、諸懸案の包括的な解決につながる意味のある「対話」を引き続き追求していく考えです。

これに先立ち岸田外務大臣と中国での会談についても述べている。ニュース解説は「核問題に対する北朝鮮の姿勢」について、先の党大会における金正恩の声明などについて。ふるさとの声は有本恵子さんへ、日本政府制作のビデオメッセージから有本夫妻の2015年8月収録のメッセージが出ている。今週の一曲は朝鮮語放送は無し、日本語放送は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」、2014年7月以来の登場である。

1405の「しおかぜ」は7325kHz、この周波数もジャミングは聞こえない、八俣の信号は強く受信状態は良好である。時々5kHz上からCRIが襲ってくる。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze