2012年07月02日

7月2日SOHほか

短波放送は何があっても続けなければならないというのが北朝鮮と中国、EU諸国が短波放送を止めても最後に残るのはここだろう。

インフラの無い北朝鮮、砂漠まで存在する広大な中国、よその国も俺のものだと言い張るほどだから短波でなければ隅々まで届かない。これから当分は中国語ばかりという事態が続くことになるのだろう。

7月2日、月曜日の日替わり周波数をメモ。
1430は15760kHz、イスラエル放送に自爆だ、ペルシャ語の方が強い。

Daily special
July 2, 2012 SOH
1130-1200 15740
1200-1230 15760
1230-1300 9370, 15785
1300-1330 15710
1330-1400 11520
1400-1430 9940
1430-1500 15760
1500-1530 7615
1530-1600 7625

7460kHzのキャリアーは1606:52-1607:47に出てきた、音声はなし。
9635kHzへのキャリアーは定刻通り、1700:09から1702:05まで、この後は1900:30にキャリアON、1900:52に火龍ジャミングが出て1900:57に停波した。月曜この時間はCNR1が放送を休止するため、全てのジャミングが火龍になっている。

2200-2230 7625
2230-2300 7610
2300-2330 7530
2330-2400 7610
  
Posted by Hiroshi at 21:40Comments(0)Taiwan/China

2012年07月02日

北朝鮮停電中

別に電波が止まっても驚くことではない、日常茶飯事のことだ。昨日までは何とか停波時間も短くほぼジャミングも放送も出ていたが、2日は0300からの海外向け放送すべてが止まっている。

当然0700からの日本語も止まっている、止まっているのは放送だけではない、毎日垂れ流しをしている10波にも及ぶスーパージャミングもすべて止まっている。ただ6003kHzなどに出ているしおかぜにもかかられている弱いノイズジャミングだけは忘れずに出している。
0750頃までに相次いで海外向け放送すべての周波数が出てきた。

通常このノイズジャミングは対北放送の一部の周波数(3912、4557、6003、6015、6348、6518kHz)にスーパージャミングと合わせてかけられている。

2日は0400以降のMND Radioもジャミングは全く聞こえない、全波クリアーに聞こえている。
止まっていたスーパージャミングも0756までにすべて垂れ流しを始めた。
3480、4450と4557kHzへのジャミングは250Hz程度ずれた無変調キャリアーを垂れ流すもの。このキャリアーは変動が激しい。
所謂スーパージャミングは、3912、3985、6003、6015、6060、6230、6300、6348、6518、6600kHzに出ている。

日本ではこうした突発的な停電は最近ではまず起きない。起こらないように対策がされているからだ。そうならないようにうるさいくらい節電せよとマスコミが雄叫びを上げている。
そんなにいうならまず無意味なテレビ放送をピーク時に止めたらどうだろう。午後一時から三時まですべてのテレビ放送を止めたら、この間何もエアコンを止めなくても事足りる。
公共の電波と口先では言いながら一個人のゴシップやいまどきまずい食べ物などないのに美味いと言わせるヤラセ番組ばかりだ。

自身は身を削ることなく、人にばかり押し付けるのは今の政権と迎合しているメディアならではの態度。ピーク時に節電を要請するのであって、何も24時間エアコンを付けるなと言うべきではない。
いつの時代だって節電は必要なこと、何も無駄な電気は使うことはない。

7月2日、スーパージャミングの出現時刻、
6003/6015/6060 0755:18-
6230/6300/6348 0755:29-
6518/6600 0755:31-

1300以降の受信では、これに加え、4450と4557kHzにもスーパージャミングが出ている。
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Posted by Hiroshi at 18:05Comments(0)S.N.Korea

2012年07月02日

Radio Nord 5895kHz

大手放送が縮小される中、短期間ではあるが復活した局も。50年前に閉局となったスウェーデンのRadio Nordが短波放送を復活させた。
一応今回は正式な免許が交付され2週間の予定で放送される見通しだ、とても日本では考えられない放送である。
この時期5895kHzで出力10kWはかなり受信が困難、同じ周波数に怪しげな電波も出ており受信は絶望的。

そこで今回もオランダ北部のPERSEUSでリモート受信。当然だが、クリアーに受信可能だ、LSBのキャリアー付きの電波で放送されている。
7月1日は0500に無変調キャリアーになり、その後一時間ほど後にまた放送が始まっていた。周波数安定度はよくLSBでも音楽が十分楽しめる。スウェーデン語と英語の番組が繰り返し出ている。

7月2日0007頃に出た英語のアナウンス。


この周波数24時間強力はデジタル信号が出ており当地ではまず放送は聞こえない、電波形式ではA1AかA7AあるいはF1Bを思わせる特殊な電波のように見える。
送信内容は異なるが、似たような電波形式は、9007や9022kHzなど数多く存在している。
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Posted by Hiroshi at 10:34Comments(0)Europe

2012年07月02日

7月1日しおかぜ

1300の9950kHz、いつもよりはジャミングが弱く、1330の日本語放送と共に受信状態はかなり良い。聞き取りは十分可能である。一週間同じ番組の最後の放送になる。
この番組は拉致問題対策本部のオンデマンド放送で聞くことができるが、7月1日1400現在、今週分はまだアップされていない。今年度になってから更新をさぼっている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、こちらはジャミングはほとんどわからない、強力に聞こえている。1日、日曜日は日本語放送、中村時広愛媛県知事からのメッセージで始まった。
続いて日米韓合同軍事訓練についての解説、中国の北朝鮮へのミサイル発射台輸出について。救出への道コーナーでは、中朝国境で中国軍の渡航訓練についてなど。
1352:26「日本政府からのメッセージ」の後、周波数アナウンス、緊急放送ISに次いで日本への連絡先電話番号などがアナウンスされている。
後半1400からは、ほぼ同内容の朝鮮語放送が出ている。1422:50のコマーシャル以外は6月24日と同じ内容である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングはでているが弱いため影響は無い。懐かしい日本の歌は7月1日もまだ「春の歌」、多分明日の放送から新シリーズになるのだろう。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、2011年9月14日収録の横田滋さんと横田早紀江さんからのメッセージが出ている。
この後大使館員向けに上映された「めぐみ」で横田ご夫妻のあいさつが出ている。
今日の一曲は1977年のヒット曲、山口百恵さんの「コスモス」、さだまさしさんの作詞作曲で今も歌われている曲だ。
この番組は4月2日、11日、20日、29日、5月8日、17日、26日、6月4日、22日と同じ内容である。
  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze