日本政府が放送している北朝鮮向け短波放送、未だEUの一部DXerの間では地下放送局扱いされている。目的もあり、送信所も公表、日本政府が放送とアナウンスしているにもかかわらずこの有様だ。
もっとも何でも国営放送局以外は地下放送にしたいらしく、その方が扱い易いそうだ。自国の宗教局は一般扱いでも、他国からの宗教番組は地下放送にしていることからもよくわかる。
「ふるさとの風」は今週で通算261週目の放送、一向に代わり映えのない放送を淡々と続けている。番組制作意欲が無くても、とりあえず毎日電波が出ているだけでも良しとするか。ウェブサイトの更新もされていない。
1300の9950kHz「日本の風」朝鮮語放送はジャミングも強く受信状態は今ひとつよくない。もう何年も周波数を変えていない、たまには少し動かしてきたらどうか、同じ台湾からのFamily Radioでさえ混信を嫌って上手に動いている。
朝鮮語番組今週の一曲は、岡本真夜「TOMORROW」
涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように
見るものすべてにおびえないで
明日は来るよ 君のために
突然会いたいなんて
夜更けに何があったの
あわててジョークにしても
その笑顔が悲しい
ビルの上には ほら月明かり
抱きしめてる 思い出とか
プライドとか 捨てたらまた
いいことあるから
涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように
見るものすべてにおびえないで
明日は来るよ 君のために
季節を忘れるくらい
いろんなことがあるけど
二人でただ歩いてる
この感じがいとしい
頼りにしてる だけど時には
夢の荷物 放り投げて
泣いてもいいよ つきあうから
カッコつけないで
涙の数だけ強くなろうよ
風に揺れている 花のように
自分をそのまま信じていてね
明日は来るよ どんな時も
涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように
見るものすべてにおびえないで
明日は来るよ 君のために
涙の数だけ強くなろうよ
風に揺れている 花のように
自分をそのまま信じていてね
明日は来るよ どんな時も
明日は来るよ 君のために
1330の「ふるさとの風」もジャミングが強い、聞き取りもかなり苦しい。いつものようにニュース解説から、後はよくわからない、
今週の一曲は確認できた、1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、この曲で一躍有名になった新宿発の列車だ。意図しないで旅立ったまま、未だに帰れない人はどんな思いで聞くのだろう。
明日私は 旅にでます
あなたの知らないひとと二人で
いつかあなたと行くはずだった
春まだ浅い信濃路へ
行く先々で想い出すのは
あなたのことだと わかっています
そのさびしさが きっと私を
変えてくれると 思いたいのです
さよならは いつまでたっても
とても言えそうにありません
私にとって あなたは今も
まぶしいひとつの青春なんです
8時ちょうどのあずさ2号で
私は 私は あなたから旅立ちます
都会のすみで あなたを待って
私は季節に取り残された
そんな気持ちの中のあせりが
私を旅に誘うのでしょうか
さよならは いつまでたっても
とても言えそうにありません
こんなかたちで終わることしか
できない私を許してください
8時ちょうどのあずさ2号で
私は 私は あなたから旅立ちます
さよならは いつまでたっても
とても言えそうにありません
こんなかたちで終わることしか
できない私を許してください
8時ちょうどのあずさ2号で
私は 私は あなたから旅立ちます
同じく1330の「しおかぜ」は5985kHz、これもジャミングは出ているがほとんど気にならない、放送波の方がはるかに強い。月曜日は失踪者の氏名生年月日の読み上げである。
1425:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは出1406:14に9950kHzからヌーッと動いてきた。しかしパラオからの信号が強く受信状態は良好である。
懐かしい日本の歌は「汽車」、2日月曜日も変化はなかった。
今は山中 今は浜
今は鉄橋渡るぞと
思う間も無く トンネルの
闇を通って広野原
遠くに見える村の屋根
近くに見える町の軒
森や林や田や畑
後へ後へと飛んで行く
廻り灯籠の画の様に
変わる景色のおもしろさ
見とれてそれと知らぬ間に
早くも過ぎる幾十里
続いてふるさとの声は有本恵子さんへ、お母さんの有本嘉代子さんから、2011年9月4日の収録、同じくお父さんの有本明弘さんからのメッセージ。
この後は2012年2月5日に開かれた「拉致問題を考える国民大集会in大阪」での有本ご夫妻のメッセージから。拉致された当時の政府の無策ぶりが語られている。
今日の一曲は1975年のヒット曲、荒井由美の「あの日に帰りたい」、この番組は4月3日、12日、21日、30日、5月9日、18日、6月14日、23日と同じ内容である。
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