大手放送が縮小される中、短期間ではあるが復活した局も。50年前に閉局となったスウェーデンのRadio Nordが短波放送を復活させた。
一応今回は正式な免許が交付され2週間の予定で放送される見通しだ、とても日本では考えられない放送である。
この時期5895kHzで出力10kWはかなり受信が困難、同じ周波数に怪しげな電波も出ており受信は絶望的。
そこで今回もオランダ北部のPERSEUSでリモート受信。当然だが、クリアーに受信可能だ、LSBのキャリアー付きの電波で放送されている。
7月1日は0500に無変調キャリアーになり、その後一時間ほど後にまた放送が始まっていた。周波数安定度はよくLSBでも音楽が十分楽しめる。スウェーデン語と英語の番組が繰り返し出ている。
7月2日0007頃に出た英語のアナウンス。
この周波数24時間強力はデジタル信号が出ており当地ではまず放送は聞こえない、電波形式ではA1AかA7AあるいはF1Bを思わせる特殊な電波のように見える。
送信内容は異なるが、似たような電波形式は、9007や9022kHzなど数多く存在している。