海外からのラジオ放送

DXLDからの話題をひとつ、11530kHzの「メソポタミアの声」は1500に終了しているが、この後また何か聞こえていたというのがある。
この放送日本でもよく聞こえている、ウクライナからの送信で1500以降は7540kHzで聞こえている。11530kHzからの切り替えは同じ送信機ではなく別の送信機から出てくる。
1500前、11530kHzが出ている時間に既に7540kHzではキャリアーを出しスタンバイしていることからも分かる。
このため1500に11530kHzが送信をとめた後もまた電波を出すことが間々ある。おそらくこの放送を聴いたのかもしれない。ただこの放送が7540kHzと同じ（パラレル）とは限らない。

1月2日の日替わり周波数をメモ。1130は正規の12180kHzよりも、16700、15970、15870、15800、14970、14700、13270、13130、12670、12600、12500、12300、12230kHzなどが強く入感している。
15900、13970、13920、13680kHzは火竜につぶされている。

2日はまだ15MHzが生きている、「西蔵之声」が聞こえている。

January 2 VOT
1200-1214 15447 Chinese (1203-1215 firedrake on 15445kHz)
1214-1230 15547 Chinese (1217:30-firedrake on 15455kHz)
1230-1238 15568 Tibetan
1238-1308 15558 Tibetan
1300-1312 15513 Chinese
1308-1318 15547 Tibetan
1312-1329 15523 Chinese
1318-1333 15447 Tibetan
1329-1359 11508 Chinese（1358に11510kHzのFamily Radioにつぶされた）
1333-1401 15457 Tibetan
1401-1430 13642 Tibetan
1400の17570kHzはマダガスカル送信で、毎日同じ周波数である。これで今期は7MHzは使われていないことが分かった。殆どが15MHz帯で、11508と13642kHzが各30分使われているだけだ。

Daily special
January 2, SOH
1130-1200 12180
1200-1230 11525
1230-1300 11545, 15760 (Mashaal co.ch)
1300-1330 15750
1330-1400 7595
1400-1430 9980
1430-1500 9970
1500-1530 7500 (1513-1600 firedrake)
1530-1600 7645
1600-1630 76??

なぜか1600の周波数が見つからず、どうして？、多分どこかへ自爆しているが確認できない。記録ファイルを幾度もチェックしたがまだ分からない。（もうヤメタ）

7460kHzの怪しい電波は1605:04に強力なキャリアーが出てきた。S9+20dB、1605:36に停波した。この後、1635:40にも出現、163641に1kHz信号は2回出て1636:43に停波した。

2200-2230 7540
2230-2300 7615
2300-2330 7515 (2327:48-2400 firedrake)
2330-2400 7600
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朝鮮半島も寒い時期だ、電力消費もピークのためか、停電が頻繁に起きているようだ。
20日は、0300台をはじめ、0700からの日本語放送など海外向け短波放送が全て止まっている。

平壌放送と朝鮮中央放送は全て聞こえている。しかしいつも0650から一斉に始まる10波のスーパージャミングも全て止まっている。静かな6MHzである。
通常の弱いジャミングが出ているのみで、韓民族放送、人民の声、希望のこだまもクリアーに聞こえている。

MND Radioは0700の放送6135kHzは通常通り出てきた、ジャミングは全くない。0720から弱いジャミングが出てきたようだ。そしてこの時間6435kHzの垂れ流しが止まっている。
これより早く、0600の放送は6435kHzのみで、6550kHzは出てこなかった。しかも6435kHzは放送終了後にジャミングを出している。

スーパージャミングは一時間遅れて出現、また海外向け放送も0800からは正常になった。1月2日、スーパージャミングの出現時刻：
5855/6003/6015 0746:43
6230/6348 0746:23
6518/6600 0746:51

韓国国防部の行っているMND Radioのスケジュール。
As of December 31, 2011
0500-0540 6230 via Chuncheon
0600-0635 6550, 6435
0700-0740 6135 via Chuncheon
1000-1040 6135 via Chuncheon
1100-1135 6550, 6435
1200-1240 6230 via Chuncheon  

1月1日1330の「しおかぜ」は5985kHzで開始。日本時間では今朝5時の放送と同じように国歌君が代で放送開始。
引き続き日本語放送で、昨日に続き緊急放送が出ている。内容は23日から放送された番組とほぼ同じである。ジャミングは出ているが弱く、受信状態はおおむね良好である。

日本への連絡先の電話とファクシミリ番号や電子メールアドレスなどがアナウンスされている。続いて金正日の死亡原因に関する疑惑についてなど。

1357:36に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1400からも日本語放送で、北朝鮮に送られているビラの内容について、詳細に伝えている。
最後に再び緊急放送ISを出し、冒頭の死亡を伝え、日本への連絡先の電話番号などが放送された。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、ジャミングもなくクリアーに聞こえている。この時間は週一回1330と同じ番組が出ている。
拉致問題インフォメーションは、去る12月11日、日曜日政府主催で開催された拉致問題シンポジウム「～すべての拉致被害者の救出に向けて～」の模様がダイジェストで放送されている。

山岡拉致問題担当大臣から挨拶に続いて、拉致被害者家族連絡会の飯塚繁夫代表の挨拶があった。そして、昭島市立清泉中学校コーラス部の皆さんによって、「葡萄の歌」が披露された。

拉致被害者御家族からの訴えは、めぐみさんのお母さん横田さきえさん、市川修一さんのお兄さんから、松木薫さんのお姉さん、松本京子さんのお兄さんからの訴えがそれぞれ放送された。

続いてニュース解説、12月26日、一週間経った北朝鮮情勢について。1451に早くもエンディング、今週の一曲はなし、いつものように政府認定12人の氏名、連絡先、周波数アナウンスで1457終了、あとはBabcock　Musicが出ている。
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2012年も変わることなく続くであろうこのへんてこりんな放送、1日もこれまでと変わることなく聞こえている。
0700台、0800台に聞こえる周波数は:
18200、17920、17450、17250、17170、17100、16980、16700、16100、15970、15900、15870、15800、14970、14700、13970、13920、13850、13820、13270、13130、12670、12600、12500、12300、12230、11980、11500、9200、9040

2012年最初の日替わり周波数をメモ。1200の11580kHzはKTWRへ自爆だが、1216にキャリアーが切れてからはクリアーに聞こえている。ノイズジャミングが出ている。
さすがに1230の15MHzは聞こえない、15780kHzはモスクワで受信。

1230のVOT中国語が15558kHzで聞こえている。1300の中国語は15513kHz。

Daily special
January 1, SOH
1130-1200 12120
1200-1230 11580
1230-1300 11610, 15780
1300-1330 15760
1330-1400 7585
1400-1430 9975
1430-1500 9990
1500-1530 7535
1530-1600 7625
1600-1630 76??

1600の周波数が見つからず。7530kHzでは引き続き、CNR1が垂れ流しになっている。
7460kHzの怪しい電波は1633:45にキャリアーON、1635:02に1kHz連続トーンを出し、1635:10に停波した。1600直後は出なかった。

2200-2230 7600
2230-2300 7590
2300-2330 7500 (2336 ! -2400 firedrake)
2330-2400 7610


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局名不詳のMND Radio、1月1日の放送時間がどうも違っているようだ。もともと放送時間をアナウンスしているわけでもないし、国防部が短波放送してますと言っている訳でもないからいつ放送しようと勝手だ。

これまで6135kHzは0700に始まっていたが、1日は出てこない、ようやく0731:05にキャリアーON、0732:05から開始音楽올래/オルレ!が始まった。
中身は同じだ、0805:40から終了音楽사랑을 위하여サランゥルウィハヨ/愛のためにが出てきた。0809:30曲は終了、0810:15キャリアーOFF。ただ単に出し忘れて遅れたとも思えないが、明日がどうなるか。

引き続き6135kHzは0959:10にオイデオイデとお呼びがかかっている。これは今までと同じだ。1kHz上に軽いジャミングと思われるノイズが出ている。

北朝鮮のスーパージャミング、どれも今までと同じような時間の出てきた。このうち6230/6348kHzは1019:35に停波している。
ジャミングは1059:25に再開した。

1100のMND Radioも今までどおり6435と6550kHzで始まっている。6435kHzにはジャミングが出ているようだが、殆ど聞こえない、放送がクリアーに聞こえている。
1200も今までと同じで、ジャミングの中6230kHzに出ていることだけはキャリアーの存在で分かるだけ。
  

12月31日の1300、いつもなら朝鮮語放送が始まるところだが、9950kHzは日本語放送が出てきた。拉致問題インフォメーションは、去る12月11日、日曜日政府主催で開催された拉致問題シンポジウム「～すべての拉致被害者の救出に向けて～」の模様が放送されている。

最初に山岡拉致問題担当大臣から挨拶、続いて、拉致被害者家族連絡会の飯塚繁夫代表の挨拶があった。そして、昭島市立清泉中学校コーラス部の皆さんによって、「葡萄の歌」が披露された。ネット放送ではこの歌もカットされている。

拉致被害者御家族からの訴えは、横田さきえさん、市川修一さんのお兄さんから、松木薫さんのお姉さん、松本京子さんのお兄さんからの訴えがそれぞれ放送された。

続いてニュース解説、12月26日、一週間たった北朝鮮情勢について。1321に早くもエンディング、今週の一曲はなし、いつものように政府認定12人の氏名、連絡先、周波数アナウンスで1327終了。直後から朝鮮語番組が始まった。しかし誤送出に気づいたのか、1330にまた同じ日本語放送が始まった。放送は後半ジャミングにつぶされほぼ受信不能。1350ごろからジャミングの中からエンディングが聞こえている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、こちらはジャミングはあるものの、十分実用になっている。31日は朝鮮語放送から始まった。後半1400からも朝鮮語放送である。

1430の「ふるさとの風」は9950kHzのパラオ送信、受信状態はきわめて良好である。ジャミングは全く無い、信号も強い。
懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。古くから日本に伝わる童謡だが、意味が分からんとか何の歌だと揶揄されることもあるようだ。しかしこれもNHKみんなの歌でも放送され、広く知れ渡り、今も歌われている。
ずいずい　ずっころばし
ごまみそ　ずい
ちゃつぼに　おわれて
トッピンシャン
ぬけたら　ドンドコショ
たわらの　ねずみが
米くって　チュー
チュー　チュー　チュー
おとさんが　呼んでも
おかさんが　呼んでも
いきっこなしよ
井戸のまわりで　お茶碗かいたの　だあれ

拉致問題解説は松木薫さんについて。ふるさとの声はお姉さんからのメッセージ、2011年10月31日の収録。続いて弟さんからのメッセージ、2011年10月22日収録。

今日の一曲は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」。
貴男はもう忘れたかしら
赤い手拭い マフラーにして
二人で行った 横丁の風呂屋
一緒に出ようねって 言ったのに
いつも私が待たされた
洗い髪がしんまで冷えて
小さな石鹸 カタカタ鳴った
貴男は私の体を抱いて
冷たいねって 言ったのよ
若かったあの頃 何も恐くなかった
ただ貴男のやさしさが 恐かった

貴男はもうすてたのかしら
24色のクレパス買って
貴男が描いた 私の似顔絵
うまく描いてねって 言ったのに
いつも一寸も 似てないの
窓の下には神田川
三畳一間の小さな下宿
貴男は私の指先見つめ
悲しいかいって 聞いたのよ
若かったあの頃 何も恐くなかった
ただ貴男のやさしさが 恐かった
この放送は11月25日、12月4日、13日、22日と同じである。
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