海外からのラジオ放送

6月30日は17.6MHｚ帯で細切れ放送が出ている。29日2100から出ており、30日1200を回ってもまだ元気がいい。ハイバンドのコンディションも良く大量のSOHがあちこちで聞こえている。

終日火竜ジャミングに埋もれている周波数も多いが、半数以上はジャミングが追従できず、クリアーに聞こえている。1230現在チェックしたところでは定時放送の15745kHzを含めなんと20波も出ている。このうちジャミングが出ているのはごく一部だけ。
SOHはかなりローパワーと思われ、また若干周波数がずれて出ている。17650kHzを見ても微妙に変化していることがうかがえる。


Daily special
June 30 SOH
1230-1300 15745, 8950, 9380, 10500, 11100, 11500, 13060, 13100, 13870, 13970, 14520, 14700, 14960, 15140, 15970, 16100, 16800, 17650, 17920, 18180
1400-1430 15780,
1500-1530 15760
1530-1600 12120??? Family Radio in Punjabi
1600-1630 11590
1530はついに30分間Family Radioが誤送出さててしまった。番組は11505kHzと同じもの。  more

Vioce of Tibet「西蔵之声」は6月から1200-1430に間、中国語とチベットで毎日放送されている。
このうち中国語は、1200-1230と1330-1400の2回。
西蔵語は1230-1430の2時間放送である。したがって1330-1400は双方の言語は出ていることになる。

6月29日の送出状況を調べてみた。
June 29, Voice of Tibet
1200-1230 Chinese
1230-1430 Tibetan
1330-1400 Chinese

1200-1205 15550
1205-1236 15562
1236-1304'15" 15547
1304'15"-1330'22" 15562
1330-1400 15530 Chinese
1330'22"-1430 15570

引き続き6月30日もチェック中だが、毎日ほぼ同じスケジュールで推移している。1200に15550kHzで開始、5分後に15562kHzへ移動している。ジャミングは毎正時と30分に約2分ほどブレーク。火竜ジャミングは5kHzステップにしか出ないことから十分聞き取れる。  

29日火曜日、1300からの9950kHzは北からのジャミングが強く全く受信不可能、かろうじて出ていることだけは分かるが。
火曜日はこの時間9930kHzもジャミングでうっとしい。これはパラオから出ているR.Hoa-Maiのベトナム語放送にジャミングをかけているからだ。ベトナム政府は民主化放送以外の宗教番組対しても全てジャミングをかけている。ジャミングも実にいい加減で、放送が終わっても垂れ流しが多い、この点は北朝鮮と同じで聞く耳持たず。

1400の「しおかぜ」は6135kHzで、若干ジャミングが気になるが十分な強さで聞こえている。29日火曜日は日本語放送が出ている。拉致・失踪者の公開されている人の氏名が読み上げられている。

1430「ふるさとの風」9960kHzも早くからジャミングが垂れ流し、しかし29日はパラオからの電波も強力に届いている。受信状態は良好である。
懐かしい日本の歌は「砂山」と「ゆりかご」で始まった。続いて拉致問題解説、ふるさとの声と続く。曽我みよしさんから母へのメッセージが聞こえる。日本語と朝鮮語で行われているが、もう何年も古い録音が使われている。ふるさとの民謡は「佐渡おけさ」。
今年になってからは、1月10日、19日、2月6日、15日、24日、3月5日、6日、14日、23日、4月2日、9日、18日、27日、5月6日、6月2日、11日、20日と同じ番組である。当然今だに冬スケジュールのアナウンス、バカみたい。

29日は、決勝トーナメント・１回戦「日本」対「パラグアイ」の中継がNHK第一放送で行われているが、当然短波はやらない、いつものようにFM放送に切り替えている。まあ通常では聞けないFM放送の短波中継があること自体珍しいことかもしれない。  more

29日、1100台のSOHをちょっとだけ。きのうよりは幾分各波とも弱い。
17920、16100、15970、15800、14970、14950、14700、14400、13970、13100、11500、10500、9380、8950
27日あたりから8950kHzがよく聞こえている。時間帯によってはジャミングといい勝負をしている。わずかではあるが、約10Hzほど上に出ている。


引き続き1230からをチェック。
1230-1300 15730
1400-1430 15705
1500-1530 15720
1530-1600 12100
1600-1630 11570
1530の放送はいつものように「民主ビルマの声」が約3分間流れ、30秒遅れで中国語が出てきた。終了は1600'50"。
11570kHzは30秒遅れで開始。  more

毎週月曜日、北京時間では火曜日早朝になる。28日1700からのRFAに対するCNR1のジャミング放送が全て火竜ジャミングに切り替わった。

CNR1は短波放送でもワールドカップ中継をしており、放送時間内の1735まではジャミングもそのまま。しかし毎週月曜日だけは、原則1735から1955までは全てのジャミングが火竜ジャミングになる。ただ28日はこの間にも中継が入ることから1700に火竜ジャミングに切り替えている。そして2000にCNR1に戻している。

したがって28日は1700または1735以降、2000まで以下の周波数で火竜ジャミングが出ていた。（SOHは除く）
5820、6075、6145、7260、7280、7355、7435、9355、9455、9540、9865、9875、9905、11540、11700、11785、11795、13625

火竜ジャミングは一つの周波数に2波以上出ており、このうち一波が1700から残りが1735から火竜ジャミングに切り替わっている。CNR1に切り替わる時は、周波数によって1955だったり、2000からになったり、いろいろあるようだ。

28日の7355kHzを調べたところ、1700に一波が火竜に、1735から2波が火竜に。そして1955に2波が、2000に残る一波がCNR1に戻っている。  

6月の第5週、28日月曜日からまた新しい番組のはずだが、ニュース解説以外は古い番組の使い回しが続いている。

1300の9950kHzはジャミングは出てはいるが殆んど聞こえない、本来の放送がクリアーに聞こえている。朝鮮語放送の今週の一曲は、伊藤咲子の「きみ可愛いね」ほんのちょっとだけ放送されただけ。

続く日本語放送も良好である。ニュース解説に続いて、拉致問題解説といつもの構成である。よど号ハイジャック犯による3人の拉致事件について詳しく解説している。1334-1343の間ジャミングが出ていた。

ふるさとの声は増元るみ子さんへのメッセージ。今週の一曲はトワ・エ・モワ（TOI ET MOI）「愛の泉」、多分この放送では初めてではないか。
遠い北国の森　愛の泉があった
その泉の前で　二つの影は出会う
水鳥たちが遊ぶ　愛の花咲く岸部
その泉の前で　愛は結ばれる
若者は少女に　首飾りを贈った
それはそれは　二人だけの愛のしるし
二人が歌いだせば　魚たちが踊った
二人が泣いた時　泉は嘆いた
夢の中で少女は　若者の胸に
二つの二つの　白い鳥は空に消えた
遠い北国の森　愛の泉があった
今そこに残るのは　愛の首飾り

1400の「しおかぜ」は6135kHz、これも大変強力に聞こえている。28日月曜日は日本語放送、拉致被害者家族などからの肉声メッセージが放送されている。

1430の「ふるさとの風」特に新しい番組は全くない。また「ペチカ」と「箱根八里」で始まった。ジャミングは分からない、パラオからの信号は並の強さか。
拉致問題解説は石岡享さんの事案について。リクエスト曲はテリーのテーマ。この番組は2月14日、23日、3月4日、13日、4月1日、8日、17日、26日、5月5日、14日、6月10日、19日と同じである。
番組は1454に終了後はテーマ曲が延々と流れている。

1500と1530の朝鮮語放送もまあまあに状態だ。あまりジャミングは気にならない。1300からの番組と同じ内容である。

1600の9780kHzも良好だ、時々ジャミングが聞こえてくる程度。1430と同じ。  more

28日、月曜日、0730頃までは14440kHz付近をウロウロしていたSOH,同時刻17630kHzでもウロウロ。実の落ち着きがない、こんな放送をしていったいどうやって聞けというのか、誰を対象にやっているのか全く理解できない。
ジャミング対策でこうしている理由も分からんではないが、それにしても動かし過ぎ。

14MHｚ帯のSOHをちょっとだけ。
June 28　SOH
0605 14540, 8950, 10500, 13680, 13870, 13970, 14700, 15970, 16700, 17920
0626 14440
0638'30" 14430
0652'40" 14530
0705'20" 14440
0716'17" 14460
0727 s/off

0550 17630
0631'07" 17680
0721'07" 17610
0801'15" 17680
0851'15" 17650
0936'15" s/off

SOHへのジャミングは実にいい加減で、放送が続いているのに止める周波数もある。勿論その逆もあるわけで、マ聴かれてもしようがないとあきらめムード。この時代に情報封鎖をすること自体が無意味だということは分かっていながらやらなければならない中国。

10500kHzは長時間出ているが、これも1214に火竜ジャミングが止まり、またクリアーに聞こえている。1200台、8950と11500kHzいがはジャミングもなく良く聞こえている。

1230-1300 15720, 17920, 16700, 15970, 14960, 14430, 13970, 13680, 11500, 11100, 10500, 9380, 8950
1400-1430 15775
1500-1530 15765
1530-1600 12155
1600-1630 11585
2200-2230 7580
2230-2300 7570

日替りVOTの周波数をメモ。
June 27
1200-1205 15550 Chinese
1205-1234 15562 Chinese-1230/Tibetan 1230-
1234-1305 15547 Tibetan
1305-1330 15562 Tibetan
1330-1400 15570, 15430 Tibetan
1330-1400 15530 Chinese
1400-1430 15570, 17560 Tibetan

June 26
1200-1205'15" 15550
1205'15"-1236'57" 15562
1236'57"-1310'40" 15547
1310'40"-1332'20" 15562
1332'20"-1400 15570, 15430
1332'30"-1400 15530 Chinese
1400-1430 15570, 17560

June 25
1200-1205 15550
1205-1234'25" 15562
1234'25"-1304'16" 15547
1304'16"-1330'19" 15562
1330-1400 15530 Chinese
1330'19"-1430 15570  

27日日曜日は1300からの9950kHzにジャミングがいない、その変りかどうかは知らないが、6135kHzに早くからジャミングが出ている。
1400からの放送には早すぎる。北のやることは何もかも分らん。1300の朝鮮語、1330の日本語放送はともに良く聞こえている。

1400からの「しおかぜ」は6135kHz、八俣からの電波が強力なため、ジャミングをほぼ完全にブロック、日本語放送が良好に聞こえている。6月20日などと同じ内容の番組である。1423からは例によってコマーシャル「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングがかなりうるさいがおおむね良好。「早春賦」と「夕焼け小焼け」、この蒸し暑い日にも放送はまだ春たけなわ。一体この状態いつまで続けるつもりなのか参議院選が終わるまで？。

ふるさとの声は松本京子さんへのメッセージ。2009年10月の録音でお兄さんからの肉声メッセージが出ている。リクエスト曲は1963年の大ヒット曲舟木一夫の｢高校三年生｣。
この番組は、1月8日、2月4日、3月3日、12日、21日、30日、4月7日、16日、25日、5月4日、13日、22日、31日、6月18日と同じ内容である。

1500の9975kHz、1530の9965kHz、どりらもジャミングでかなり苦しい、27日はこの時間パラオからの電波はやや弱いようだ。

1600の9780kHzはいたって良好だ。ジャミングは全く聞こえない。1430と同じ番組である。  

毎日飽きもせず書いているので、あちこちで聞かれるようになったみたい。きのうはここで、今日はここでとリストに載ってないとかどうとか。

日替りで目まぐるしく変わる周波数を載せるわけにはいかない。24時間出てないとか、当たり前だ。まあその辺は臨機応変に解釈すればいいのだが、人それぞれ。
何もこのリストが正しいとは到底思えないし、そんなつもりで出しているわけでもない。

そんなわけで27日もSOHを少しだけ調べてみた。14400kHzは動き回ることなく、0539'20"に止まってしまった。それまでの約8時間連続して出ていた。
10500kHzも長時間出ているらしい、1200現在でもちゃんとジャミングの中頑張っている。約50Hz上にSOHが出ている。

13970kHzも変化することなく、且つジャミングもなく聞こえている。14700kHzも火竜ジャミングが強くSOHが分からない。
また2300からの周波数もチェックしているがなぜか見つからない、ひょっとして他のバンドへ移動していることも考えられるが、まだ発見に至らず。

Daily special
June 27 SOH
1230-1300 15760, 10500, 13970
1400-1430 15715, 10500
1500-1530 15775, 10500
1539-1542, 1544-1600 12120, 10500, 11500
1600-1630 11575

1530の放送は予定時刻には出てこない、かなり遅れて出たり止まったり、送信機の調子が悪いみたい。

2200からは7550kHzが聞こえている。2219過ぎにジャミングが出てきた。この他一斉に数多くの周波数で火竜ジャミングがうなりをあげ始めた。日曜日は何んとなく聞こえる周波数が少ないような気がしていた。台湾時間で28日、朝6時過ぎから多くの周波数が動き出している。
13680kHzはRadio Japanの裏で結構良く聞こえている。

2200-2230 7550 (2219-firedrake), 10500(FD), 11500, 13680(RJ), 13870(FD), 13970, 14400, 14700(FD), 15140(FD), 15970(FD), 16700(FD), 18180,
2230-2300 7595  

しつこくチェックしている。
1800からの11985kHzのアラビア語放送、毎日強力に聞こえるが、やはりこれも毎日17秒間だけ停波している。

26日も然り、25日と全く同じ症状である。同じ番組が出ているわけではなさそうだが、なぜ毎日開始直後に停波しなければならないのか。しかも同じ時間だけ、わずか17秒間といえばそれまでだが、止まるには、あるいは止めるには、それなりの理由があるのだろうか。

6月26日1800の11985kHzの様子。
言うまでもなくこの5kHz上、11990kHzでは1801に十数秒間だけ、CRIの英語が出る怪現象が今も毎日続いている。
11825kHzでも1700'23"から約25秒間だけキャリアーが出て、3秒ほどCNR1が出ている。この怪現象、いや珍現象も毎日続いている。
更にもう一つ、この25mbバンドでは、11690kHzで、1703から1732まで無変調キャリアーが垂れ流し。この時間、同波にはCRIのフランス語が出ている。文字通り無変調なので、これが中国からという確証は無い。信号強度、周波数精度などから多分間違いないだろう。

以上25mbの怪現象四つ巴でした。
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