2020年06月13日

6月12日「しおかぜ」

12日、金曜日の1300、通常なら朝鮮語放送のはずだが、今日も日本語放送が出てきた。この時間これで一週間続けて日本語放送で始まった。おそらく過去にこうしたことはなかったのでは。
6月8日から同じ番組が出ている。何年も同じ番組を流すより、拉致対策本部のように一週間同じ番組の方が新鮮味はあるのかもしれない。
6040、6090kHzともにパルスジャミングが強く受信状態は悪い。今日は八俣からの電波が弱い。

それに引き換え、同じ1300のタシケントと台湾からの電波は強力である。11875、9940、9465、9705、9455各kHzがクリアーに聞こえている。この1300の放送はオンデマンド放送でいつでも聞くことができるが、「今週の一曲」だけはカットされている。

1405の「しおかぜ」は八俣からの電波も回復、きわめて強力である。7325kHzは若干ジャミングが目立つが、5920kHzは全くその影響は無い。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。1415あたりから信号強度も下降気味、ノイズが目立つようになってきた。

1430の「ふるさとの風」はタシケント送信の11995kHz、台湾送信の9560と9450kHzは強力である。懐かしい日本の歌は「翼をください」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから、2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会での収録メッセージ。2016年11月に長崎で収録したメッセージ、2015年8月収録のビデオメッセージから。過去放送された古いメッセージに戻っている。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は先回6月2日放送分から最初の曲とメッセージが変更された。

  
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2020年06月12日

6月11日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」はジャミングの仲良く聞こえている。ジャミングを抑えて八俣からの電波は強力である。これまで木曜日は英語放送のはずだが、今日11日も日本語放送が出てきた。これで4日間続けて同じ番組が出ている。
最初に横田滋さん逝去についてのニュースから。滋さんのメッセージが出ている。2014年にモンゴルで孫に会ったことなどを語っている。
1997年2月3日の国会質疑で初めて拉致が明らかにされ、実名で報道することを決意したいきさつも紹介している。
続いて新型コロナウィルス感染拡大について、6月7日現在、厚生労働省が発表した世界の感染者数、死亡者数がアナウンスされている。
あとはいつものように「救出への道コーナー」と続く。産経新聞の記事が紹介されている。「日本政府からご家族の声」は横田早紀江さんから、2020年1月に収録したメッセージである。そして日本への脱出に際しての注意などが出ている。後半1330は同じ内容の朝鮮語放送である。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波良好である。「ふるさとの風ニュース」は5月29日第8回経済諮問会議を開催、安倍総理の発言が出ている。続いてふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」である。
今週の一曲、朝鮮語はチェッカーズの「夜明けのブレス」と小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」の2曲が出ている。日本語放送は1974年のヒット曲、三輪車の「水色の街」、昨年7月以来の登場である。
「ふるさとの声」は昨年12月北朝鮮人権問題啓発週間の作文コンクール高校生部門優秀賞作品が朗読されている。

1405の「しおかぜ」は5920と7325kHzがクリアーに聞こえている。八俣の電波が強く、ジャミングの影響は全くない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。番組最後には情勢変化によっては緊急避難放送を行うと告知している。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560そして11995kHzが聞こえている。特に台湾送信は強力である。懐かしい日本の歌は「汽車」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年5月、東京の国民大集会での収録から。そして2019年2月の収録メッセージが出ている。続いて弟松木信弘さんからも2019年5月、東京の国民大集会での収録から、そして2019年2月の収録メッセージである。
今日の一曲はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」で、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組も先回6月1日放送分から最初の曲とメッセージの一部が差し替えられている。

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2020年06月11日

6月10日「しおかぜ」

10日、水曜日、1300の「しおかぜ」は朝鮮語ではなくまた日本語放送が出てきた。いつものように周波数アナウンスから、しかしこれは一年前と同じ内容である。ジャミングは出ているが、八俣からの電波は極めて強くその影響はほとんどない。
この後の番組は昨日と同じである。これで三日間同じ番組が続いている。最初に横田滋さん逝去についてのニュースから。滋さんのメッセージが出ている。2014年にモンゴルで孫に会ったことなどを語っている。
1997年2月3日の国会質疑で初めて拉致が明らかにされ、実名で報道することを決意したいきさつも紹介している。
続いて新型コロナウィルス感染拡大について、6月7日現在、厚生労働省が発表した世界の感染者数、死亡者数がアナウンスされている。
あとはいつものように「救出への道コーナー」と続く。産経新聞の記事が紹介されている。そして日本への脱出に際しての注意などが出ている。今日も毎週土日と同じパターンである。後半1330は同じ内容の朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送も強力である。タシケント、台湾送信ともにクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組である。

1405の「しおかぜ」は5920と7325kHzも強力である。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。ジャミングは弱く全く影響は無い。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが強力である。懐かしい日本の歌は「雨降り」が出ている。拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を取り国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2019年9月、東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである。続いて2019年3月収録の日本語と朝鮮語のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズ「星屑のステージ」である。この番組は先回5月31日放送分から曲が変更されている。1450:26から認定拉致被害者の氏名、周波数アナウンスが出ている。

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2020年06月10日

6月9日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は昨日と同じ番組が出ている。6040と6090kHzはともにジャミングが出ているが、八俣からの電波は強く影響はあるものの聞き取りは十分可能である。
北朝鮮の情報閉鎖は今も続いており、感染者の発表はない。救出への道コーナーでも横田滋さん逝去が伝えられている。「日本政府からご家族の声」は横田早紀江さんから、2020年1月に収録したメッセージである。
後半1330は朝鮮語放送である。最近の状況を見ると、毎月第ニと第三月・火曜日が土日と同じパターンで日本語と朝鮮語放送が出ている。これ以外の月火は氏名の読み上げなど、一時間日本語放送が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、昨日から新しい内容の番組である。11875、9705、9465kHzなどいずれも良好である。特に台湾送信が強力である。
「ふるさとの風ニュース」は5月29日第8回経済諮問会議を開催、安倍総理の発言が出ている。ふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」である。
今週の一曲、朝鮮語はチェッカーズの「夜明けのブレス」と小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」の2曲が出ている。日本語放送は1974年のヒット曲、三輪車の「水色の街」、昨年7月以来の登場である。
「ふるさとの声」は昨年12月の作文コンクール高校生部門優秀賞作品の朗読である。1357番組終了。

1405の「しおかぜ」は7325kHzがやたら強い、S9+60dBに迫る勢いである。5920kHzも強い、ジャミングの影響は両波とも全くない。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが強力に入感している。混信など全くない。受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年2月の新しい手紙が代読されている。新型コロナウィルスやマスク不足も話題にしている。
今日の一曲は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」が出ている。この番組は先回放送分からメッセージの一部と今日の一曲が更新された。

  
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2020年06月09日

BBC WS in English

BBC World Service英語放送のうち、東アジア向けの周波数が6月6日から一部変更されている。ジャミングなどの影響で聞きづらかったが、変更後の周波数は9日現在もクリアーに聞こえている。
変更されたのは0100-0200の12095が11730kHzへ、2200-2400の5890が5945kHzへ移動している。
引き続き0000-0030のビルマ語は出ておらず、英語放送が出ている。
英語放送の全スケジュールは以下のとおりである。

BBC WS in English, June 6 ~ , 2020

0000-0100 5945, 5970, 11700to030, 15310to0030
0100-0200 5970, 11730
0300-0400 9440, 12095
0400-0500 9915, 12095, 13580
0500-0600 3955drm, 6005, 7345, 9410, 9915, 13580
0600-0700 6005, 7345, 9410, 12015, 13580, 13660, 15400
0700-0800 7345, 9410, 9915, 13580, 15400, 15490
0800-0900 15620drm
1000-1200 6195, 9410, 11945
1200-1300 12065, 15145, 15310
1300-1400 11890, 12065
1500-1600 7485, 9410
1600-1700 7445, 7485, 12095, 13660, 17640, 17830
1700-1800 6195, 7265, 7445, 7485, 15400, 17780, 17830
1800-1900 6195, 7265, 7445, 7485, 9410, 11810, 13660, 15400
1900-2000 6155, 6195, 7265, 7445, 11810, 12095
2000-2100 11810, 12095
2100-2200 Sa.Su. 11810, 12095
2200-2300 3915, 5845, 5955, 6195, 7205, 7445
2300-2400 3915, 5845, 6195, 11825


  
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2020年06月09日

6月8日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6040kHzはジャミングで聞きづらい、6090kHzはそのジャミングを抑えてクリアーに入感している。8日月曜日は日本語放送「日本海にかける橋」である。最初に横田滋さん逝去についてのニュースから。滋さんのメッセージが出ている。2014年にモンゴルで孫に会ったことなどを語っている。
1997年2月3日の国会質疑で初めて拉致が明らかにされ、実名で報道することを決意したいきさつも紹介している。
続いて新型コロナウィルス感染拡大について、6月7日現在、厚生労働省発表の世界の感染者数、死亡者数がアナウンスされている。
あとはいつものように「救出への道コーナー」と続く。そして日本への脱出に際しての注意などが出ている。今日は毎週土日と同じパターンである。後半1330は同じ内容の朝鮮語放送である。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」はいずれも強力である。ジャミングなど混信は全くない。「ふるさとの風ニュース」は5月29日第8回経済諮問会議を開催、安倍総理の発言が出ている。
「本日は、まず本年の骨太方針に向けて議論を行いました。
 先般、緊急事態宣言を全国で解除いたしました。今後は、感染症克服と経済活性化の両立を図ってまいります。
 さらに、新たな日常の構築により、質の高い経済社会の実現を目指してまいります。新たな日常の定着・加速に向けて、既に見られ始めている日本社会の進化を元に戻さないこと、また世界がコロナの時代の新たな日常に向けた取組を模索する中で、我が国がそのフロントランナーとなることが重要であります。
 本年の骨太方針において、新型コロナによる国民意識や世界情勢の変化を踏まえた、日本が目指すべき経済社会の姿の基本的な方向性をお示しすることといたします。
 また、一昨日、本年度第2次補正予算案を閣議決定いたしました。我が国の経済は100年に1度とも言うべき厳しい状況にありますが、適切な経済財政政策をタイミングよく展開していけば、必ず経済を回復させていくことが出来ると確信しています。この補正予算を国会成立後、速やかに執行してまいります。
 次に、社会資本整備について議論を行いました。
 有識者の皆様の御指摘にあるように、今後の新たな日常の構築のためには、あらゆる分野でのデジタル化、スマート化の導入が不可欠であり、社会資本整備もその例に漏れません。赤羽国土交通大臣におかれては、次期の社会資本整備重点計画の策定に当たって、このデジタル化、スマート化を今後の社会資本整備を貫く原則と位置付け、検討を進めていただきたいと思います。」

続いてふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」である。
今週の一曲、朝鮮語はチェッカーズの「夜明けのブレス」と小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」の2曲が出ている。日本語放送は1974年のヒット曲、三輪車の「水色の街」、昨年7月以来の登場である。
「ふるさとの声」は昨年12月の作文コンクール高校生部門優秀賞作品から、
時代の忘れもの
 今年再度、アニメ映画「めぐみ」を見ました。昨年、やはりこの時期に映画「めぐみ」を見た時に私は自分の北朝鮮拉致問題に対する無知を思い知りました。そしてこんなにも被害者の方たちが悲しみ、そして苦しんでいるのにのうのうと生きている自分自身に憤りを感じたことを今でもはっきりと覚えています。しかし、今回私はこの気持ちを抑え、今、本当に私たちと政府が拉致問題を解決するためにすべきことを改めて考え直しました。
 昨年、私も映画「めぐみ」を見る前は「拉致被害者の方たちはかわいそうだ。」という表面的で非常に浅い考えに終始していました。同じように、現代の日本の未成年、そして成人世代の拉致問題に対する意識が非常に低いように思えます。私は拉致問題だけではなく、この意識の低さも解決すべき問題だと考えます。そのため私は解決策は国内・国外それぞれに向けたものとして二つの方策がなくてはいけないと思っています。
 一つ目に、私たち日本人が意識を改善するためには、学校の授業で拉致問題を取り扱うべきです。一例として、この映画「めぐみ」をクラスで視聴し、拉致が与えた残酷さや苦しみをみんなが認識し、それに対して、自分が素直に感じた思いを文に起こすことです。また、ディスカッションをクラスで行い、互いの意見の交換をするのも良いかと思います。こうすることにより、拉致問題の深い部分を知り、自分を含め互いに学び合うこともできます。また、社会人に向けては政府がツイッターなどのSNSやユーチューブといった動画配信アプリに協力を呼びかけ、広く社会に届けることも良いのではないかと思います。
 二つ目に、この問題を少数国間ではなく、多国間のものにするために、日本がリードすることが必要だと思います。今までは、アメリカに協力を要請し協力体制をとって解決の方向に進んでいるようにも思えましたが、私は内心少し決め手に欠けるのではないかと思っていました。そのためアメリカだけでなく、拉致被害にあったタイやフランスなどの12ヶ国全てと協力体制を築くべきだと思います。被害にあった国々が声を上げ国際社会に訴えていくことで、関心がなく無関係だと思っていた国も関心を持ち協力をしてくれると私は思います。
 私がこの問題で一番恐れているものは、日本人がこの問題に興味関心を無くし、拉致被害者や御家族の方たちが高齢化して時代の忘れもののようになってしまうことです。元号が平成から令和になった今こそ、私たち日本人がこの問題が風化されてしまうのを防ぎ、多くの国と協力をし、そしてリードすることが、この問題解決の糸口に必ずなると私は信じています。

「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、市川健一さんから、2019年9月国民大集会での収録メッセージとお姉さん市川龍子さんから2019年2月収録のメッセージである。

1405の「しおかぜ」は7325kHzが強力である、ローカル局並みの強さで、ジャミングを完全にブロックしている。5920kHzも良好である。若干同波のVOFの混信が確認できる。
この時間は先週6月1日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、11995kHzが強力に入感している。この時間もジャミングなど混信は全くない。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。拉致問題解説は松本京子さんについて、2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2019年5月の国民大集会で収録されたメッセージ。2019年2月のメッセージ、そして2018年9月にと今日で開催された国民大集会での収録メッセージが出ている。最後に2018年2月のメッセージ。
今日の一曲は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」、この番組は先回5月29日放送分からメッセージの一部と曲が差し替えられた。

  
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2020年06月08日

VOH & VOP

毎週月曜日、恒例の周波数と放送時間の変更が行われた。ここ最近ではVOHは毎回変更されているが、VOPの周波数4450、6520、6600kHzは変更されれことが少ないようだ。
8日、VOPの3930kHzは0755に3934kHzに出てきたが、すぐに3930kHzへ移動、0800に停波、0803:40にまた3930kHzに落ち着いたようだ。

5月25日以降、6135と6003kHzへの垂れ流しスーパージャミングが止まっている。
3205kHzのKCBSは時々出るだけ、4日1800に終了してから出てこない。

June 8~14, 2020
Ecoh of Hope
3985, 5995, 6350 0400-2400
4890, 6255, 9105 0800-0400

Voice of the People
3480, 3910, 6520 0400-2400
3930, 4450, 6600 0800-0400
  
Posted by Hiroshi at 18:16Comments(0)S.N.Korea

2020年06月08日

6月7日「しおかぜ」

7日、日曜日1300の「しおかぜ」は6090kHzがクリアーに聞こえている。6040kHzはジャミングが強い。昨日と同じ日本語放送から、アイカわらじ番組冒頭の周波数アナウンスは一年前のままで差し替えが行われていない。どちらにしても実際に出ている周波数をアナウンスすることはないので、このままでも問題はないのだろう。
新型コロナウィルスの状況について5月24日厚生労働省が発表した世界の感染者数死亡者数などがアナウンスされている。続いて、映画「お帰り」について紹介している。稲川和男・映像教育研究会代表(調査会理事)制作の映像作品『「おかえり」と言いたい』が完成、すでにご家族や関係機関・関係者宛に毎月お送りしている「ひびき」に同封してDVDを送付済みです。DVDは最後に映画『めぐみへの誓い』(野伏翔監督)の紹介が付いて約40分。今後北朝鮮人権シネマフォーラムなどでも上映の予定。
救出への道コーナーは増元照明さんから、収録場所の周囲の音が結構強く入っている。
1322:44の「日本政府からご家族の声」は松本肇さん2020年1月の共同公開収録から、1324に緊急放送ISに次いで、日本への脱出に際しての指南・注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信も若干弱いようだ、しかし混信などは全くなくクリアーに聞こえている。日曜日は一週間続いた番組最後の放送である。この日本語番組が明日月曜日から1405の放送に出てくる。

1405の「しおかぜ」は5920と7325kHzが聞こえている。7325kHzはジャミングが強い、5920kHzはその影響はほとんどわからない。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも強力である。ジャミングなど混信は全くない。懐かしい日本の歌は「どんぐりころころ」が出ている。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2019年5月東京での国民大集会で収録したメッセージ。続いて2019年2月に収録したメッセージ。そして2018年4月国民大集会で収録のメッセージである。16年間誰一人帰ることなく、両親は亡くなってしまった。お姉さん市川龍子さんからも2019年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」。この番組は2020年4月2日、12日、26日、5月7日、17日、28日と同じ内容である。

  
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2020年06月07日

6月6日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6040と6090kHzが強力である。ジャミングも負けじと出ているが両波ともほぼつぶしている。今日の八俣の電波は強力である。土曜日は日本語放送から、新型コロナウィルスの状況について5月24日厚生労働省が発表した世界の感染者数死亡者数などがアナウンスされている。ということで先週と同じ番組である。続いて、映画「お帰り」について紹介している。稲川和男・映像教育研究会代表(調査会理事)制作の映像作品『「おかえり」と言いたい』が完成、すでにご家族や関係機関・関係者宛に毎月お送りしている「ひびき」に同封してDVDを送付済みです。DVDは最後に映画『めぐみへの誓い』(野伏翔監督)の紹介が付いて約40分。今後北朝鮮人権シネマフォーラムなどでも上映の予定。
救出への道コーナーは増元照明さんから、収録場所の周囲の音が結構強く入っている。
1322:44の「日本政府からご家族の声」は松本肇さん2020年1月の共同公開収録から、1324に緊急放送ISに次いで、日本への脱出に際しての指南・注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語放送である。

1300代の拉致対策本部の朝鮮語と日本語放送は各波とも良好である。9940kHzは音量が小さい、9465、9705kHzは強力である。この時間帯は毎日同じ番組が出ている。

1405の「しおかぜ」は5920kHzが良好である。7325kHzはノイズジャミングが強い、しかし八俣からの電波も強く聞き取りは十分可能である。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、11995kHzの3波が強力である。特に台湾送信の2波はローカル局並の強さである。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年1月の収録である。次に2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。最後に日本政府認定拉致被害者の氏名、連絡先の告知、日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1500番組終了。この組は2020年4月1日、11日、24日、5月6日、16日と同じ内容である。

  
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2020年06月06日

横田滋さん死去

6月5日、拉致被害者横田めぐみさんのお父さん、滋さん(87才)が亡くなった、夕方以降、トップニュースで伝えられている。毎日ここで北朝鮮向け放送の受信記録をしている者にとっても重大ニュースである。40年も前から拉致ではないかと一部では言われていたが、当時の社会党は頭から否定し、20年後北朝鮮が認めたことから、こんにちの衰退を見ることになる。
現行の憲法では拉致被害者の救出はできない。今後も帰国を果たすことは絶望的である。救出することを阻む勢力が既得権益を死守しているからに他ならない。
これからも救出できない拉致被害者の救出運動は続けられるだろう。北朝鮮の現体制が続く限り帰国はあり得ない。ここしばらくはマスコミも亡くなったことを取り上げるだろうが、救出しようとは声を上げない。何もしなくても時が過ぎれば墓場まで持っていくことになる。


1300の「しおかぜ」は6040と6090kHzが強力である。当然ジャミングも出ているが、八俣の電波が優勢だ。金曜日は朝鮮語放送である。1325:25の「日本政府からご家族の声」は横田早紀江さんのメッセージ。後半1330も朝鮮語だがやや弱くなってきた。1355:33の「日本政府からご家族の声」は横田拓也さんからのメッセージである。
1405の「しおかぜ」は5920と7325kHzが聞こえているが、ジャミングと同波の混信で受信状態は悪い。

1330の「ふるさとの風」は11875、9705、9455kHzが強力に入感している。台湾送信の2波は特に強力である。「ふるさとの風ニュース」は5月25日安倍総理の会見から。「ニュース解説」は5月23日の北朝鮮が拡大会議を開催したことなづ。
「今週の一曲」は1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」、これは昨年8月に登場している。
「ふるさとの声」は昨年12月北朝鮮人権問題啓発週間における作文コンクール高校生部門での優秀作品の朗読である。
認定拉致被害者の氏名、周波数アナウンスなどがあり1357に終了。
5日、金曜日は1430も同じ番組が出ている。そして1457に今月のアニメソング「お化けのQ太郎」が出ている。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze