2020年06月13日

6月12日「しおかぜ」

12日、金曜日の1300、通常なら朝鮮語放送のはずだが、今日も日本語放送が出てきた。この時間これで一週間続けて日本語放送で始まった。おそらく過去にこうしたことはなかったのでは。
6月8日から同じ番組が出ている。何年も同じ番組を流すより、拉致対策本部のように一週間同じ番組の方が新鮮味はあるのかもしれない。
6040、6090kHzともにパルスジャミングが強く受信状態は悪い。今日は八俣からの電波が弱い。

それに引き換え、同じ1300のタシケントと台湾からの電波は強力である。11875、9940、9465、9705、9455各kHzがクリアーに聞こえている。この1300の放送はオンデマンド放送でいつでも聞くことができるが、「今週の一曲」だけはカットされている。

1405の「しおかぜ」は八俣からの電波も回復、きわめて強力である。7325kHzは若干ジャミングが目立つが、5920kHzは全くその影響は無い。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。1415あたりから信号強度も下降気味、ノイズが目立つようになってきた。

1430の「ふるさとの風」はタシケント送信の11995kHz、台湾送信の9560と9450kHzは強力である。懐かしい日本の歌は「翼をください」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから、2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会での収録メッセージ。2016年11月に長崎で収録したメッセージ、2015年8月収録のビデオメッセージから。過去放送された古いメッセージに戻っている。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は先回6月2日放送分から最初の曲とメッセージが変更された。

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