2020年06月12日

6月11日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」はジャミングの仲良く聞こえている。ジャミングを抑えて八俣からの電波は強力である。これまで木曜日は英語放送のはずだが、今日11日も日本語放送が出てきた。これで4日間続けて同じ番組が出ている。
最初に横田滋さん逝去についてのニュースから。滋さんのメッセージが出ている。2014年にモンゴルで孫に会ったことなどを語っている。
1997年2月3日の国会質疑で初めて拉致が明らかにされ、実名で報道することを決意したいきさつも紹介している。
続いて新型コロナウィルス感染拡大について、6月7日現在、厚生労働省が発表した世界の感染者数、死亡者数がアナウンスされている。
あとはいつものように「救出への道コーナー」と続く。産経新聞の記事が紹介されている。「日本政府からご家族の声」は横田早紀江さんから、2020年1月に収録したメッセージである。そして日本への脱出に際しての注意などが出ている。後半1330は同じ内容の朝鮮語放送である。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波良好である。「ふるさとの風ニュース」は5月29日第8回経済諮問会議を開催、安倍総理の発言が出ている。続いてふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」である。
今週の一曲、朝鮮語はチェッカーズの「夜明けのブレス」と小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」の2曲が出ている。日本語放送は1974年のヒット曲、三輪車の「水色の街」、昨年7月以来の登場である。
「ふるさとの声」は昨年12月北朝鮮人権問題啓発週間の作文コンクール高校生部門優秀賞作品が朗読されている。

1405の「しおかぜ」は5920と7325kHzがクリアーに聞こえている。八俣の電波が強く、ジャミングの影響は全くない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。番組最後には情勢変化によっては緊急避難放送を行うと告知している。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560そして11995kHzが聞こえている。特に台湾送信は強力である。懐かしい日本の歌は「汽車」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年5月、東京の国民大集会での収録から。そして2019年2月の収録メッセージが出ている。続いて弟松木信弘さんからも2019年5月、東京の国民大集会での収録から、そして2019年2月の収録メッセージである。
今日の一曲はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」で、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組も先回6月1日放送分から最初の曲とメッセージの一部が差し替えられている。

1600の「しおかぜ」は5980kHzはジャミングが強く聞きづらい、6165kHzはジャミングは弱く良好である。この時間も1300と同じ、四日続けて同じ番組が出ている。英語放送が出なかったのは過去ほとんどないのでは、年末年始を除き同じ番組が送出されるのは極めて珍しい。

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