2025年05月24日

5月23日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5965kHzが聞こえている。受信状態は極めて良好である。ジャミングは全くわからない。金曜日は日本語放送「日本海にかける橋」で、先週と同じ番組である。
タイ人拉致被害者アノーチャ・パンチョイさんへ、タイ上院議員の「しおかぜ」メッセージがタイ語のまま出ている。日本語訳は以下の通り。
 私はタイ上院議員の、ポーンチャイ・ウィタヤールートパンです。
 私は北朝鮮政府に対して、1978年にマカオで行方不明になったタイ国民・アノーチャ・パンチョイさんの拉致を認めるよう要求します。
 証拠はあり、約39年間に渡って北朝鮮に住んだチャールズ・ジェンキンスさんが、北朝鮮国内でアノーチャーと会ったことを詳しく証言しています。
 北朝鮮政府に対し、アノーチャーさんの拉致を認め、アノーチャーさんがタイの家族と早急に再開できることを求めます。
国連強制的失踪作業部会での陳述について。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、2024作文コンクール特別賞から、「痛みを心に刻んで」 佐賀大学教育学部附属中学校 二年 小野原 和子さんの作品が読まれている。
日本政府からご家族の声は有本恵子さんへ、2019年1月収録のお母さん有本嘉代子さんからのメッセージである。
あとは日本への脱出に関しての注意が告知されている。
後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。

1330の「ふるさとの風」は15475、9705、9455kHzが強力である。タシケント送信も強力である。「ふるさとの風ニュース」は昨年11月30日、政府拉致問題対策本部、岡山県、岡山市、北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を図る岡山県議会議員連盟の共催により 「拉致問題を考える国民の集いin岡山」が開催された。当日の参加者、特定失踪者家族有志の会副会長である特定失踪者秋田美輪さんの姉、吉見美保さんの訴えが出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは日本語放送のみで、「四季の歌」が出ている。曲名アナウンスは出ていない。今週の一曲も日本語放送のみ、1977年のヒット曲で狩人の「あずさ2号」である。

1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzが強力である。両波とも台湾送信で、きょうは9705kHzが0.3秒ほど遅れて聞こえている。ジャミングはわからない。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、弟さん松木信弘さんから、2024年12月の収録である。そして2023年12月の収録である。次に2020年12月収録のメッセージが出ている。お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして同じく2019年5月、東京の国民大集会での収録から。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は1月20日、31日、2月21日、3月3日、13日、25日、4月4日、11日、21日、5月2日、12日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze