1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波強力である。タシケント送信11875kHzと台湾送信のl9940kHzは変調が浅い。
22日月曜日からまた新しい内容の番組である。「ふるさとの風ニュース」は6月16日、安倍総理は、総理大臣官邸で第39回未来投資会議を開催、本日の議論を踏まえ、次のように述べた。
「本日は、まず、兼業・副業について、議論していただきました。兼業を希望する労働者は、近年増加傾向にあり、ウィズ・コロナ、ポスト・コロナ時代の働き方として、兼業など多様な働き方への労働者の期待が更に高まっています。他方で、実際に認められる人数は横ばい傾向にあり、働く人の目線に立って、環境整備を行うことが急務です。この会議では、兼業先の労働時間の管理が煩雑であるとして、労務管理責任の在り方について、ルールを整備すべきとの御意見が出ました。
今般、兼業先での労働時間の把握について、新たに労働者からの自己申告制を設けることとし、本業の企業の責任を明確化します。また、本業の企業が兼業先の影響を受けないで、労働時間や割増賃金の管理ができるよう、ルール整備を図りたいと考えます。加藤厚生労働大臣は、この会議での議論を踏まえ、労働政策審議会の審議を進め、早期に結論を得てください。
第二に、金融システムについて、議論を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響で、キャッシュレス決済を利用する方が更に増加しています。他方で、振込手数料の高さが、キャッシュレス決済普及の障害となっています。このため、銀行のみが参加を認められている、全銀システムについて、キャッシュレス事業者が直接参加できる道をひらくとともに、40年以上不変である銀行間手数料について、合理的な水準へ引下げを図りたいと考えてます。麻生金融担当大臣は、具体的な検討を進めてください。
第三に、デジタル広告市場の在り方について、議論しました。デジタル広告費は、日本の広告費全体の3割を占めるまでに成長しており、その健全な発展を図るためには、取引内容の公正性の確保や透明性の向上が大切です。菅官房長官及び西村経済再生担当大臣を中心に、具体的な対応の検討をお願いします。
最後に、ウィズ・コロナ、ポスト・コロナ時代の成長戦略について、この夏以降の検討課題について、意見交換を行いました。今回の新型コロナウイルス感染症の拡大の中において、この未来投資会議の中で、既に議論をしてきた社会の動向性について、こういう方向性について進んでいくべきだという課題について、正に現実に様々なことが必要となったわけであります。テレワークもそうでありますし、オンライン化を進めていく、あるいは、データの活用重視等々もそうなんですが、そうしたものを実際これからいかに加速度を上げて進めていくか、ということが求められているのだろうと思います。
今日の最初に、事務方から紹介をさせていただいた兼業・副業の意向についても、調査についても、正にコロナ以前、これは一昨年の10月時点の調査ではありますが、満足度を高めるための取組として、兼業ができる人は51%だったものが、コロナ発生後は、今年の4月5月は66%まで上がり、かつその中で、非営利活動を挙げている人が24%から55%まで上がり、また起業は13から47、フリーランスは18から46、大きな変化が起こっているわけであります。こうした大きな変化に我々は、対応していくことが求められているのでしょうし、また、コロナ後に日本が経済を再生させ、そして成長させていく上においても、大きなキーになるのではないか、こう思います。
本日の議論を踏まえ、今後、しっかりと検討してまいります。」
続いて「ふるさとの唱歌コーナーは「ハブの港」である。
今週の一曲、朝鮮語は矢井田瞳のMy Sweet Darlin'と1973年のヒット曲、小坂明子の「あなた」の2曲が出ている。日本語は1971年のヒット曲、欧陽菲菲の「雨の御堂筋」、いずれも久しぶりの登場である。
「ふるさとの声」は2019作文コンクール中学生部門特別賞、秋田県能代市立東雲中学校2年田崎心寧さんの作文「私たちができること」の朗読である。
「特定失踪者」
何度かテレビで耳にしてきた言葉ではあるが、これまでの私は特段興味があるわけではなかった。何となく聞き流していた。あのときまでは...。
昨年私の学校で行われた拉致問題啓発講演会、そこで特定失踪者家族の藤田隆司さんが語ってくださった拉致の恐怖は今でも忘れられない。
ある日突然、薬で意識をなくされたり、夜道などで急襲されたりして拉致され、見ず知らずの国に連れて行かれた人たち。その恐怖は計り知れない。被害者及び被害者家族のことを思うと胸が締め付けられる思いだった。
十七年前、五名の拉致被害者が帰国したものの、その後大きな進展は見せていない拉致問題。特定失踪者家族会では拉致問題の早期解決、拉致被害者全員の帰国を求めて各地での署名運動や啓発講演活動を行っているという。
私の住んでいる能代市は日本海沿岸に位置している。数年前、北朝鮮の木造船が近くの海岸に漂着している。決して拉致問題とは無縁とは言えない。話を聞きながら自分も何か解決のためにできることはないかと考え、拉致問題について調べてみた。
すると平成四年、当時二十六歳の女性が能代市の海岸に車を残し行方不明となっていること、過去には北朝鮮工作員の遺体も見つかっていることを知った。さらに、秋田県は長い海岸線が北朝鮮工作員の侵入・脱出ポイントにもなっていたという。
「拉致」という言葉が一気に身近に迫ってきているようで恐ろしい思いに襲われた。
恐ろしくて目をそらしたい出来事であり、個人で解決を図るにはあまりにも大きすぎる問題である。しかし本来あるはずだった人生が理不尽に失われた人たちがいる。自由を奪われ愛する家族にも会えない苦痛を味わっている人がいる。この事実を絶対に見逃すことはできない。
今私ができること、それは、まずこの問題を深く理解すること、そして被害者の境遇を思い、被害者家族の気持ちに寄り添うことであると考えた。
、近年、被害者家族の高齢化も叫ばれている、私たち若い世代が、数十年前に日本には北朝鮮に拉致された人がいたことを語り継ぎ、一人一人の交流の輪を、そして声を大きくしていくことが、国を動かす原動力になるはずである。
拉致は今なお続く人権侵害である。日本国民の一人として心豊かで自由に生きる権利が保障される社会を創っていかなければならない。そういう責務を背負っているということを忘れずに過ごしていきたい。拉致問題の早期解決を祈りながら。
22日は1430の番組も同じ内容である。3波とも強力に入感している。そして1457にアニメソング「お化けのQ太郎」が追加されている。
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