12月30日1300の「しおかぜ」は昨日に続き、脱北者の詩集「私の娘を100ウォンで売ります」の続編が出ている。6085と7250kHzが何とか聞こえている。ジャミングは確認できない。
この詩集、今でも電子書籍などでも読むことができる。2008年4月に出版されている。1330の「日本政府からのメッセージ」があり、後半も朗読が続いている。
泣き叫ぶ幼子を脇に「娘を100ウォンで売ります」と書いた紙を首にかけた口の不自由な女性。軍人が100ウォンを手渡すと、女性はどこかに駆け出し、パンを抱えて戻ってくると、別れゆく娘の口に押し込んで号泣した-。1999年、平壌市内の闇市場で目撃した場面という。北朝鮮で100ウォンは当時、卵半個の値段だった。
1990年代後半に300万人が餓死したとされる大飢饉の悲劇を扱った詩は全部で71編。「わたしたちのご飯は分厚い木の皮」など「米飯賛歌」からはじまり、生き残るための暮らしぶりや公開処刑、体制批判まで、生々しい言葉が連なっている。
1300代の朝鮮語と日本語放送は9705、7585、7295kHzが良好である。後半9705kHzも強力に入感している。この時間は毎日同じ番組が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は原田知世の「時をかける少女」が出ている。日本語放送は、1972年のヒット曲、天地真理の「一人じゃないの」である。
1430の「ふるさとの風」は各波良好である。7290kHzはバックで時々中国語が聞こえている。9560kHzは強力である。ジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌「夕焼け小焼け」で始まった。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2020年12月新潟県民集会で収録したメッセージである。続いて2019年12月に収録したメッセージ。続いて2019年9月東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである。そして2019年3月収録のメッセージが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2021年4月10日、22日、5月2日、12日、23日、6月3日、13日、23日、7月4日、14日、24日、8月5日、15日、25日、9月5日、16日、26日、10月6日、17日、28日、11月7日、17日、28日、12月8日、18日と同じ内容である。
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