2021年12月31日

私の娘を100ウォンで売ります

12月30日1300の「しおかぜ」は昨日に続き、脱北者の詩集「私の娘を100ウォンで売ります」の続編が出ている。6085と7250kHzが何とか聞こえている。ジャミングは確認できない。
この詩集、今でも電子書籍などでも読むことができる。2008年4月に出版されている。1330の「日本政府からのメッセージ」があり、後半も朗読が続いている。
泣き叫ぶ幼子を脇に「娘を100ウォンで売ります」と書いた紙を首にかけた口の不自由な女性。軍人が100ウォンを手渡すと、女性はどこかに駆け出し、パンを抱えて戻ってくると、別れゆく娘の口に押し込んで号泣した-。1999年、平壌市内の闇市場で目撃した場面という。北朝鮮で100ウォンは当時、卵半個の値段だった。
1990年代後半に300万人が餓死したとされる大飢饉の悲劇を扱った詩は全部で71編。「わたしたちのご飯は分厚い木の皮」など「米飯賛歌」からはじまり、生き残るための暮らしぶりや公開処刑、体制批判まで、生々しい言葉が連なっている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は9705、7585、7295kHzが良好である。後半9705kHzも強力に入感している。この時間は毎日同じ番組が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は原田知世の「時をかける少女」が出ている。日本語放送は、1972年のヒット曲、天地真理の「一人じゃないの」である。

1430の「ふるさとの風」は各波良好である。7290kHzはバックで時々中国語が聞こえている。9560kHzは強力である。ジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌「夕焼け小焼け」で始まった。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2020年12月新潟県民集会で収録したメッセージである。続いて2019年12月に収録したメッセージ。続いて2019年9月東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである。そして2019年3月収録のメッセージが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2021年4月10日、22日、5月2日、12日、23日、6月3日、13日、23日、7月4日、14日、24日、8月5日、15日、25日、9月5日、16日、26日、10月6日、17日、28日、11月7日、17日、28日、12月8日、18日と同じ内容である。

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2021年12月30日

12月29日「しおかぜ」年末特番

12月29日、水曜日1300の「しおかぜ」はいつもと違う番組である。といっても目新しいものではなく、例年、新年にに放送された番組の再放送である。もう10年も前から放送されている詩集「私の娘を100ウォンで売ります」の朗読である。
この詩集は、脱北者、張真晟(チャン・ジンソン)氏により2008年4月に出版された。30歳代半ばで金日成総合大学を卒業、朝鮮作家同盟中央委員会のメンバーとして金正日体制の宣伝・扇動を担当。2004年に脱北した。1995年~1998年の4年間に300万人が餓死したとされる大飢饉の悲劇を扱った詩は全部で71編。
泣き叫ぶ幼子を脇に「娘を100ウォンで売ります」と書いた紙を首にかけた口の不自由な女性。軍人が100ウォンを手渡すと、女性はどこかに駆け出し、パンを抱えて戻ってくると、別れゆく娘の口に押し込んで号泣した-。1999年、平壌市内の闇市場で目撃した場面という。北朝鮮で100ウォンは当時、卵半個の値段だった。
詩自体を綴る事さえ許されない体制下で、「わたしたちのご飯は分厚い木の皮」など「米飯賛歌」からはじまり、生き残るための暮らしぶりや公開処刑、体制批判まで、生々しい言葉が連なっている。
これまでの放送を調べたところ、この番組は2011年5月4日と5日が最初の放送で、以降2011年8月10日、15日、24日、12月26日、2012年1月6日、2013年1月5日、10日、12月27日、2014年1月9日、12月27日、2017年1月4日、1月7日、1月13日、(2018年は放送なし)、2019年1月3~6日、2020年1月4~5日、2021年1月4~6日などに放送されている。

1430の「ふるさとの風」は7525kHzが比較的良好である。9560kHzはすっかり落ち込んでしまった。7290kHzも完全にスキップ状態、CNR1とともにほとんど聞こえない。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」である。拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2021年4月9日、21日、5月1日、11日、21日、6月2日、12日、22日、7月3日、13日、23日、8月4日、14日、25日、9月3日、15日、25日、10月5日、15日、27日、11月6日、16日、27日、12月7日、17日と同じ内容である。

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2021年12月29日

12月28日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6085と7250kHzが聞こえるが、八俣からの電波はややスキップ気味である。前半後半とも朝鮮語が聞こえている。7250kHzは上下5kHzの中国局の谷間で再度がうるさい。両波ともジャミングはわからない。

1300の「イルボネパラム」は3波とも良好である。しかし後半「ふるさとの風」は台湾送信は完全に落ち込んでしまった。9705kHzは全く聞こえない。タシケント送信の7585kHzが弱いながらも安定して聞こえている。昨日から新しいない世である。
「ふるさとの風ニュース」は12月18日、「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」が開催され、松野内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
「ニュース解説」は2021年の北朝鮮の動向を振り返って。北朝鮮はもはや祖国統一という目標を放棄した。経済5か年計画も目標を失った。北朝鮮の個人独裁も不可能になった。
今週の一曲、朝鮮語は原田知世の「時をかける少女」が出ている。日本語放送は、1972年のヒット曲、天地真理の「一人じゃないの」である。今年5月にも登場している。

1430の「ふるさとの風」は7525kHzが良好である。9560kHzはほとんど音にならない。7290kHzは同波のCNR1と互角の勝負である。29日火曜日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。そして1457に今週のアニメソング「魔法使いサリー」が追加されている。

  
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2021年12月28日

12月27日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6085kHzが良好である。7250kHzは上下からの被りがうるさい。ジャミングはわからない。月曜日は日本語放送から、先週並びに金土と同じ番組が出ている。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は3波とも良好である。ジャミングはない。月曜日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は12月18日、「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」が開催された。松野内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。北朝鮮による拉致問題では、日本政府が17人を拉致の被害者として認定し、872人が拉致の疑いを排除できないとしているが、いまだ解決には至っていません。集いでは神戸市長田区在住で北朝鮮に拉致された有本恵子さんの父・明弘さんや、横田めぐみさんの弟の哲也さんたちが早期の解決を求めて訴えた。
18日未明には拉致被害者田口八重子さんの兄で家族会の前の代表だった飯塚繁雄さんが亡くなりました。 拉致問題を巡っては被害者の親世代の高齢化が進み、被害者の親で生存しているのは横田めぐみさんの母の早紀江さんと、有本恵子さんの父・明弘さんの2人となっています。
「ニュース解説」は2021年の北朝鮮の動向を振り返って。北朝鮮はもはや祖国統一という目標を放棄した。経済5か年計画も目標を失った。北朝鮮の個人独裁も不可能になった。
今週の一曲、朝鮮語は原田知世の「時をかける少女」が出ている。日本語放送は、1972年のヒット曲、天地真理の「一人じゃないの」である。今年5月にも登場している。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが強力に入感している。同波のCNR1をつぶしている。7525kHzも弱いながらもクリアーに聞こえている。9560kHzもこの時間よく健闘している。
懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月島根県で開催ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録したメッセージ。そして2019年5月東京で開催の国民大集会での収録から。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。この番組は2021年4月8日、19日、30日、5月10日、20日、6月1日、11日、21日、7月1日、12日、22日、8月2日、13日、23日、9月2日、14日、24日、10月4日、14日、11月5日、15日、25日、12月6日、16日と同じ内容である。

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2021年12月27日

12月26日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085kHzがよく聞こえている。7250kHzは若干弱い。いずれもジャミングが確認できる。ただこのジャミング、近距離ではスキップしておりほとんど聞こえない。日曜日は日本語放送で、失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読み上げられている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんから、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのお手紙、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹の阿部順子さんから手紙、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんからの便り、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも日本語で失踪者家族からの手紙が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんからの手紙、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日東京都渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんから、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんからの手紙

以上の方々の手紙が読まれた。1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。番組本体は6年以上前と同じだが、日本政府からのメッセージは2018年のままである。
日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年11月20日、12月11日、2019年1月8日、29日、2月19日、3月12日、4月2日、23日、5月14日、6月4日、25日、7月16日、8月6日、8月27日、9月17日、10月29日、11月19日、12月10日、2020年1月7日、28日、2月18日、3月10日、5月26日、6月23日、7月14日、8月4日、9月8日、29日、10月20日、11月10日、12月1日、22日、1月19日、2月15日、3月22日、4月26日,5月31日、7月4日、8月8日、9月13日、10月17日、11月21日と同じ内容である。

1300代の台湾送信、26日は強力である。後半7295kHzが若干弱くなってきた。日曜日までの一週間同じ番組である。今週は1630の番組が朝鮮語ではなく、この時間と同じ「ふるさとの風」が出てきた。この時間だけ誤送出が続いたのか、それとも番組構成を変えたのかは分からない。番組内のアナウンスは半年前のままで、あてにならない。

1405の6070と7325kHzはいずれも再度が強くほとんど聞き取れない。日本語が時々浮かんでくる程度、受信状態は極めて悪い。ジャミングは確認できない。

1430の「ふるさとの風」は9560と7525kHzが概ね良好である。7290kHzは同波のCNR1と互角の勝負である。懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。7290kHzは1458に停波している。この番組は2021年4月7日、18日、29日、5月9日、19日、29日、6月10日、20日、30日、7月11日、21日、8月1日、12日、22日、9月1日、11日、23日、10月3日、13日、23日、11月4日、14日、24日、12月5日、15日と同じである。

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2021年12月26日

12月25日「しおかぜ」

12月25日、1300の「しおかぜ」は6085kHzが良好である。ジャミングと思われるノイズが確認できる。7250kHzは弱く聞きづらい。最初に周波数を2波使っていることから、4月からとアナウンスしているが、これは2019年4月1日のことである。
12月18日に亡くなった飯塚繁雄さんのメッセージが妹、田口八重子さんへの呼びかけである。2016年11月に収録されたメッセージである。
続いて12月11日に開催された政府主催国際シンポジウムでの特定失踪者家族会事務局長である古川了子さんのお姉さん竹下珠路さんからのメッセージが出ている。
救出への道コーナーは増元輝明さんから。悲しい知らせとして田口八重子さんへ呼びかけている。一番上のお兄さんである飯塚繁雄さんが亡くなったことを伝えている。岸田総理が申し訳ないと発言したが、この言葉は拉致被害者に対して言ってほしかった。
1322:48の「日本政府からご家族の声」は横田早紀江さんから、2020年12月の国民大集会での収録である。1324:53に緊急放送ISに次いで、いつもの日本への脱出に関しての注意喚起が出ている。
後半1330は朝鮮語放送である。6085kHzは1400からCDNKが強力である。週三日、火木土の放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は3波とも良好である。9705kHzが特に強い。いずれもジャミングは出ていない。「ふるさとの風ニュース」は12月11日の国際シンポジウムにおける松野拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
続いて、ふるさとの唱歌コーナーは「ドレミの歌」が出ている。いつものように曲名のアナウンスはない。
今週の一曲、朝鮮語は1996年のヒット曲、華原朋美のI'm proudとZOOのChoo Choo TRAINの2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲、狩人の「あずさ2号}である。

1430の「ふるさとの風」は7525kHzがベスト、9560kHzは弱くほとんど音にならない。7290kHzはCNR1にほぼつぶされている。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年10月の収録である。次に2020年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は2000年のヒット曲、GO!GO!7188で「こいのうた」である。この番組は2021年4月6日,17日、27日、5月8日、18日、28日、6月9日、19日、29日、7月9日、20日、31日、8月10日、21日、31日、9月10日、22日、10月2日、12日、22日、11月3日、13日、23日、12月3日、14日と同じ内容である。

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2021年12月25日

12月24日「しおかぜ」

昨日周波数変更をした「しおかぜ」、6085kHzには昨日はなかったジャミングらしきノイズが出ている。24日、金曜日は日本語放送から、特定失踪者家族からのメッセージが出ている。
救出への道コーナーは飯塚繁雄さんが12月18日に亡くなられたことを語っている。岸田総理が申し訳ないと発言したが、この言葉は拉致被害者に対して言ってほしかった。
1322:50の「日本政府からご家族の声」は横田早紀江さんから、2020年12月の国民大集会から。1324:55に緊急放送ISに次いで、いつもの日本への脱出に関しての注意喚起が出ている。
後半1330は朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は9705と7295kHzが良好である。7585kHzも幾分弱いが実用レベルで聞こえている。この時間は毎日同じ番組が出ている。
9700kHzでは1258まで同じ台湾送信でRFAが出ている。連日強力に聞こえている。同じ送信サイトだが、一時間の差で、9705kHzは日によって入感にムラがある。

1405の「しおかぜ」は6070kHzが良好である。7325kHzは5kHz上のCRIがやたら強い。ジャミングは確認できない。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は7525kHzがベスト、7290kHzはCNR1の混信が激しい。9560kHzはほぼスキップ状態、時々音になるレベルである。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年10月国民大集会で収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年12月12日の国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~で収録したメッセージが出ている。同じく横田哲也さんから2020年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。この番組は2021年4月5日、16日、26日、5月7日、17日、27日、6月7日、18日、28日、7月8日、30日、8月9日、20日、30日、9月9日、20日、10月1日、11日、21日、11月1日、12日、22日、12月2日、13日と同じ内容である。

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2021年12月24日

しおかぜ周波数変更

「しおかぜ」の周波数が12月23日に変更されている。ほぼ毎月変更されるが小名木は若干は約11月30日以来である。今日の八俣からの電波は幾分スキップ気味、同じ周波数での混信がないことからそれなりに聞こえている。木曜日は朝鮮語放送である。
1300は6085と7250kHzに出てきた。6087kHzにFSK波が出ているため受信機によっては影響があるようだ。上側を切ればクリアーに聞こえている。6085kHzは1400からCDNKが強力に聞こえている。
7250kHzは7255kHzのCRIロシア語がやたら強くガザついている。これも上側を切れば聞きやすくなる。

JSR Shiokaze, December 23, 2021 ~
1300-1400 6085, 7250
1405-1435 6070, 7325
1600-1700 6020, 7340

1300の「イルボネパラムと1330の「ふるさとの風」は7295kHzが強力である。この時間帯、41mbで一番強く入感している。7585kHzも弱いながら聞こえている。9705kHzは弱く音にならない。

1405の「しおかぜ」は6070と7325kHzに出てきた。6070kHzは5kHz上のCNR1ジャミング放送が強くガザついている。7325kHzは概ね良好である、しかし終盤CCRIの強力なキャリアーにつぶされてしまう。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzがベスト、今日は混信もなく良好である。9560kHz懐かしいは弱い、ほとんど音にならない。7525kHzはクリアーに聞こえている。日本の歌は「雨降り」が出ている。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2020年12月12日の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2021年4月15日、25日、5月5日、16日、26日、6月6日、17日、27日、7月7日、17日、29日、8月8日、18日、29日、9月8日、19日、29日、10月10日、20日、31日、11月11日、21日、12月1日、11日と同じ内容である。

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2021年12月23日

12月22日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5930kHzが良好である。7310kHzは下からの被りが強く聞きづらい。ジャミングは確認できない。水曜日は英語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送、当時の22日は台湾送信が強力に入感している。タシケントの7585kHzも概ね良好である。この時間は毎日同じ番組である。
「ふるさとの風ニュース」は12月11日の国際シンポジウムにおける松野拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。続いて、ふるさとの唱歌コーナーは「ドレミの歌」が出ている。曲名アナウンスはない。
今週の一曲、朝鮮語は1996年のヒット曲、華原朋美のI'm proudとZOOのChoo Choo TRAINの2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲、狩人の「あずさ2号}である。

1430の「ふるさとの風」は7525kHzが良好である。9560と7290kHzはスキップ、ほとんど聞こえない。懐かしい日本の歌は「海」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日、23日、4月2日、14日、24日、5月4日、15日、25日、6月5日、15日、26日、7月6日、16日、28日、8月7日、17日、28日、9月7日、18日、28日、10月9日、19日、30日、11月9日、20日、30日、12月10日と同じ内容である。

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2021年12月22日

12月21日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5930kHzが弱いながら聞こえている。7310kHzは混信でほとんど聞こえない。火曜日は前半後半とも朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は7295と9705kHzが強力である。7585kHzもクリアーに聞こえているが若干弱い。この時間は月曜日から一週間同じ番組が出てくる。「ふるさとの風ニュース」は12月11日の国際シンポジウムにおける松野拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。続いて、ふるさとの唱歌コーナーは「ドレミの歌」が出ている。曲名アナウンスはない。
今週の一曲、朝鮮語は1996年のヒット曲、華原朋美のI'm proudとZOOのChoo Choo TRAINの2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲、狩人の「あずさ2号}である。

1430の「ふるさとの風」は7525kHzが弱いながらクリアーに聞こえている。台湾送信の9560、7290kHzは完全にスキップ、ほとんど聞こえない。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信は1458に停波するため尻切れである。最後の周波数アナウンスが聞けない。この番組は2021年4月13日、23日、5月3日、13日、24日、6月4日、14日、25日、7月5日、15日、27日、8月6日、16日、26日、9月6日、17日、27日、10月7日、18日、29日、11月8日、18日、29日、12月9日と同じ内容である。

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