1300の「しおかぜ」は6040kHzが良好である。5935kHzはジャミング強い。月曜日は先週金・土と同じ日本語放送から。
ピョンヤンから各国の大使館から、大使館員が逃げ出しているという。24ある大使館のうち12が閉鎖状態にある。7月31日のマイクロソフトネットワークのニュースから。
「北朝鮮では新型コロナウイルスの感染拡大により、首都・平壌にある各国大使館から大使館員が次々と脱出。24カ国ある大使館のうち、半分の12カ国の大使館では館員が全員出国してしまい、閉鎖状態にあることが分かった。インドのアトゥル・マルハリ・ゴツルベ大使がツイッターで明らかにした。
平壌に大使館を置いているのはモンゴル、中国、ラオス、ベトナム、カンボジア、マレーシア、インドネシア、インド、パキスタン、イラン、シリア、パレスチナ、英国、ドイツ、チェコ、ポーランド、スウェーデン、ルーマニア、ブルガリア、ロシア、リビア、エジプト、ナイジェリア、キューバだ。
このうち、英国やドイツ、チェコ、ポーランドなど、主にヨーロッパ諸国の大使館は閉鎖されている。大使館員が残って業務を続けているのはインド、ブルガリア、中国、キューバ、インドネシア、パレスチナ、モンゴル、ルーマニア、ロシア、シリア、ラオス、ベトナムだ。
インドのゴツルベ大使は昨年12月、本国から「帰任」の辞令を受け取っており、今年7月、ロシア大使館の館員らとともに、ロシアと北朝鮮を結ぶハサントゥマンガン鉄橋を通って出国した。
ゴツルベ氏は7月8日と7月11日に、北朝鮮の田園風景の写真を数枚、ツイッターに投稿している。北朝鮮の新型コロナウイルスの感染拡大の厳しい規制により、外国人居住者は平壌から出ることが事実上禁止されているが、コルツベ氏は出国途中に写真を撮影したとみられる。
同氏は2018年5月からインドの駐北朝鮮大使を務めていた。同氏によると、昨年初めの感染拡大以来、外国の外交官や援助関係者が北朝鮮から大量に脱出。北朝鮮は海外の人々の入国も認めていないため、大使館員はいったん出国すると平壌に戻ることはでない。大使館側はスタッフを補充することができず、館員は減る一方だ。コルツベ氏の後任の大使も入国できず、本国で北朝鮮の国境封鎖の解除を待っている状態だという。
一方、北朝鮮への入国渡航制限は、北朝鮮の外交官にも適用されている。10年もの間、駐中国大使を務めてきた池在龍氏は、今年3月に李龍男氏と交代したが、北朝鮮に入ることができず、いまも北京に留まらざるを得ない状況だ。
後任の李氏は貿易部門に長年携わり、対外経済相や副首相を歴任した最高幹部の1人。副首相経験者の大使登用は、制裁に苦しむ北朝鮮が中国との経済協力を強化するためではないかとの見方も出ている。
北朝鮮外務省は昨年12月、新型コロナウイルスの世界的な広がりが収束するまでは、国境制限を緩和しないと発表しており、北朝鮮が厳しい国境封鎖措置を解除するのは来年以降にずれこむのではないかとの観測も出ている。」
続いて韓国の大統領選挙について。来年3月の戦況が行われる。そして5月の新しい大統領に変わることになっている。
そして朝鮮戦争について、北朝鮮では勝ったとフェークニュースになっているが、引き分けの休戦状態である。韓国には今も米軍が駐留している。
救出への道コーナーは7月25日産経の記事から。
「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ、横田卓也さんから、2020年12月の収録メッセージ。後はいつものように緊急放送ISに次いで、日本への脱出に際しての注意喚起がアナウンスされている。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は今日から新しい内容である。各波クリアーに聞こえている。11875kHzは依然として130Hzほど低くずれている。9940と9455kHzは1328に停波している。「ふるさとの風ニュース}は6月29日拉致問題に関するオンライン国連シンポジウムが開催された。古屋圭司拉致議連会長の挨拶が出ている。
「ニュース解説」は南北間の通信チャンネル再開などについて。祖国解放戦争勝利記念日7月27日に公表されたことなど。
今週の一曲、朝鮮語放送は、井上陽水・奥田民生の「ありがとう」が出ている。今年2月にも登場している。日本語放送は1978年にヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。今年4月に登場している。1349に認定拉致被害者の氏名などのアナウンスが出ている。終了テーマが5分以上も流れ1357に放送終了。
1430の「ふるさとの風」は9450、9705、11995kHzがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年10月国民大集会で収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年12月12日の国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~で収録したメッセージが出ている。同じく横田哲也さんから2020年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。1457にまた同じ個所の繰り返しである。編集ミスのまま再放送が今も続いている。この番組は2021年4月5日、16日、26日、5月7日、17日、27日、6月7日、18日、28日、7月8日、30日と同じ内容である。
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