13日1300の「しおかぜ」は5935と6040kHzが聞こえている。この時間八俣からの電波は強力である。9470、9750kHzのNHK Worldも超強力である。各バンドとも最強である。
先週と同じ番組が出ている。まず日本語放送で、平壌から各国大使館員が脱出しているという。24ある大使館のうち12が閉鎖状態にある。7月31日のマイクロソフトネットワークのニュースから。
「北朝鮮では新型コロナウイルスの感染拡大により、首都・平壌にある各国大使館から大使館員が次々と脱出。24カ国ある大使館のうち、半分の12カ国の大使館では館員が全員出国してしまい、閉鎖状態にあることが分かった。インドのアトゥル・マルハリ・ゴツルベ大使がツイッターで明らかにした。
平壌に大使館を置いているのはモンゴル、中国、ラオス、ベトナム、カンボジア、マレーシア、インドネシア、インド、パキスタン、イラン、シリア、パレスチナ、英国、ドイツ、チェコ、ポーランド、スウェーデン、ルーマニア、ブルガリア、ロシア、リビア、エジプト、ナイジェリア、キューバだ。
このうち、英国やドイツ、チェコ、ポーランドなど、主にヨーロッパ諸国の大使館は閉鎖されている。大使館員が残って業務を続けているのはインド、ブルガリア、中国、キューバ、インドネシア、パレスチナ、モンゴル、ルーマニア、ロシア、シリア、ラオス、ベトナムだ。
インドのゴツルベ大使は昨年12月、本国から「帰任」の辞令を受け取っており、今年7月、ロシア大使館の館員らとともに、ロシアと北朝鮮を結ぶハサントゥマンガン鉄橋を通って出国した。
ゴツルベ氏は7月8日と7月11日に、北朝鮮の田園風景の写真を数枚、ツイッターに投稿している。北朝鮮の新型コロナウイルスの感染拡大の厳しい規制により、外国人居住者は平壌から出ることが事実上禁止されているが、コルツベ氏は出国途中に写真を撮影したとみられる。
同氏は2018年5月からインドの駐北朝鮮大使を務めていた。同氏によると、昨年初めの感染拡大以来、外国の外交官や援助関係者が北朝鮮から大量に脱出。北朝鮮は海外の人々の入国も認めていないため、大使館員はいったん出国すると平壌に戻ることはでない。大使館側はスタッフを補充することができず、館員は減る一方だ。コルツベ氏の後任の大使も入国できず、本国で北朝鮮の国境封鎖の解除を待っている状態だという。
一方、北朝鮮への入国渡航制限は、北朝鮮の外交官にも適用されている。10年もの間、駐中国大使を務めてきた池在龍氏は、今年3月に李龍男氏と交代したが、北朝鮮に入ることができず、いまも北京に留まらざるを得ない状況だ。
後任の李氏は貿易部門に長年携わり、対外経済相や副首相を歴任した最高幹部の1人。副首相経験者の大使登用は、制裁に苦しむ北朝鮮が中国との経済協力を強化するためではないかとの見方も出ている。
北朝鮮外務省は昨年12月、新型コロナウイルスの世界的な広がりが収束するまでは、国境制限を緩和しないと発表しており、北朝鮮が厳しい国境封鎖措置を解除するのは来年以降にずれこむのではないかとの観測も出ている。」
続いて韓国の大統領選挙について。来年3月に選挙が行われる。そして5月の新しい大統領に変わることになっている。
そして朝鮮戦争について、北朝鮮では勝ったとフェークニュースになっているが、引き分けの休戦状態である。韓国には今も米軍が駐留している。
救出への道コーナーは7月25日産経の記事から。
「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ、横田卓也さんから、2020年12月の収録メッセージ。後はいつものように緊急放送ISに次いで、日本への脱出に際しての注意喚起がアナウンスされている。
1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は各波強力である。11875kHzも周波数はずれているが、音量もほぼ正常と思われる。この時間は毎日同じ番組が出ている。
「ふるさとの風ニュース}は6月29日拉致問題に関するオンライン国連シンポジウムが開催された。古屋圭司拉致議連会長の挨拶が出ている。
「ニュース解説」は南北間の通信チャンネル再開などについて。祖国解放戦争勝利記念日7月27日に公表されたことなど。
今週の一曲、朝鮮語放送は、井上陽水・奥田民生の「ありがとう」が出ている。今年2月にも登場している。日本語放送は1978年にヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。今年4月に登場している。
1405の5980と6090kHzも強力である。ジャミングの影響は少ない。この時間は日本語放送、「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風は9705、9450、11995kHzは聞こえている。各波受信状態は良好である。11995kHzの変調も十分である。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月島根県で開催の共同公開収録したメッセージ。そして2019年5月東京での国民大集会から。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。この番組は2021年4月8日、19日、30日、5月10日、20日、6月1日、11日、21日、7月1日、12日、22日、8月2日と同じ内容である。