2021年01月24日

1月23日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6145と7345kHzが聞こえている。ジャミングは弱い。土曜日は日本語放送から、ニュースと解説番組「日本海にかける橋」である。
1月15日の「デイリーNK」から10日間行われた党大会について解説。続いて、公安調査庁2021年1月発表の内外情勢の回顧と展望から北朝鮮関係について。以下の内容が放送された。
「新型コロナウイルス感染症や風水害で更なる苦境に直面し、体制の安定維持に腐心する北朝鮮」
 北朝鮮は、中国での新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、1 月末から国境を封鎖して、物流や人的往来を厳しく制限した。これにより、対外貿易の大半を占める中国との貿易が、ミサイル発射などを契機とした2017年の国連制裁によって大幅に減少した時から更に減少し、資材・原料を輸入に依存していた工場や企業の生産活動の低迷が伝えられた。また、注力してきた元ウォンサンカルマ山葛麻海岸観光地区や平壌総合病院の建設が遅滞し、目標期日内の完工が伝えられなかった。このほか、国連制裁の対象外である外国人観光客の受入れを中断したことにより、外貨収入も減少したとみられる。
 こうした中、北朝鮮は、「予想し得なかった挑戦が重なった」として、2020年が最終年となる「国家経済発展5 か年戦略」の目標が達成できなくなったことを自認した。
 北朝鮮は、1 月末に「国家非常防疫体系」を宣布して以降、施設の消毒や住民らの検温・隔離などを徹底するとともに、 金正恩委員長が繰り返し防疫態勢の強化・引締めを指示した。北朝鮮は、こうした取組の成果として「一人の感染者もいない」ことを強調した。
 また、豪雨や台風によって、農耕地や住宅などに大きな被害が生じると、金委員長ら指導部幹部が迅速に被災地を視察し、復旧を指示したほか、軍部隊だけでなく平壌市の朝鮮労働党員を多数被災地に派遣して、復旧作業に従事させた。
 さらに、金委員長が朝鮮労働党創建75 周年慶祝閲兵式の演説で、住民らに対する慰労と謝意の言葉を繰り返して「人民重視」の姿勢をアピールしたほか、集中増産運動「80日戦闘」を実施して防疫対策や災害復旧などに取り組んだ。
 こうした中、朝鮮労働党は、政治局会議など各種会議を頻繁に開催して新型コロナウイルス感染症や災害復旧の対策を討議・決定し、各種政策が幹部間の討議を経て集団的に決定されていることを印象付けた。また、北朝鮮メディアは、政治局常務委員ら党幹部による経済施設や復旧現場の視察を度々大きく取り上げ、党幹部の存在感を高めた。
 その背景には、党の集団的な政策決定過程を公開し、決定に関与する幹部の役割や責任を明らかにすることによって、幹部の精励を促す狙いがあるとみられるほか、経済の発展が見通せない中、不振の責任を幹部に転嫁して、金委員長の権威を護持する側面もあるものとみられる。
 北朝鮮は、令和元年12 月、朝鮮労働党中央委員会全員会議において、同年10 月の米朝実務協議の決裂を受けて米朝対立が長期化するとの見通しを示しつつ、「守る相手もいない公約に縛られる根拠が消失した」として、核実験及びICBM発射実験の再開を示唆したほか、「新たな戦略兵器」の登場を予告した。また、令和2 年も引き続き短距離弾道ミサイルを相次ぎ発射し、これらが実戦配備段階にあることを示唆した。さらに、党中央軍事委員会拡大会議において、「核戦争抑止力を一層強化して戦略武力を高度の撃動状態で運用する新たな方針」を提示し、戦略兵器の実戦的運用に向けた態勢の整備を進めていることを印象付けた。
 北朝鮮は、一部報道で米国大統領選挙前の米朝首脳会談説が取り沙汰されると、金与正党第1 副部長が談話を発表し、「米国の決定的な立場の変化がない限り、朝米首脳会談は無益」としつつも、「両首脳の判断と決心による」として可能性を留保し、非核化には北朝鮮の行動と並行した米国の「重大措置」が必要であると主張して、対価を求める立場を強調した。また、米国独立記念行事のDVD の入手に意欲を示し、自ら米国側に接触する可能性を示唆した。
 同談話以降、北朝鮮は、対米交渉について言及せず、米韓合同軍事演習(8 月)に際しても、これを口実としたミサイル発射等の軍事挑発も行わなかったほか、 金キム・ジョンウン正恩委員長がトランプ大統領の新型コロナウイルス感染に際して見舞電を送るなど、トランプ大統領再選の可能性も踏まえて、米国の情勢を注視しているものとみられた。また、朝鮮労働党創建75周年慶祝閲兵式では、新型のICBM やSLBMとみられる兵器を公開し、ミサイル開発を不断に進めていることを誇示したが、演説した金委員長は、これらの戦略兵器が「自衛的正当防衛手段」であり、「誰かを狙ったものではない」などと主張し、トランプ政権に対する過度な刺激を抑制している様子をうかがわせた。その後、バイデン前副大統領の当選確実が伝えられる中でも、北朝鮮は特段の反応を示さず、静観を続けた。
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、北朝鮮と中国の間では、高官の相互往来が途絶し、党創建75 周年に際した中国要人の訪朝はなかった。
 他方、北朝鮮は、習近平国家主席に中国の防疫措置を称賛する親書を送り、中国に対する友好姿勢をアピールした。また、中国が、香港国家安全維持法制の導入を決定すると、中国の対香港政策を支持する談話等を発表するなど、中国寄りの立場を示した。

「日本政府から「ご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。

1300の「イルボネパラム」朝鮮語と「ふるさとの風」日本語放送は9705kHzが弱く音にならない。7295と5895kHzが聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも聞こえている。7290kHzはCNR1の混信がある。5895と9560kHzは弱いながらもかろうじて聞こえている。懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年1月の収録である。次に2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。最後に日本政府認定拉致被害者の氏名、連絡先の告知、日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1500番組終了。日本時間午前一時と二時の周波数アナウンスは間違ったままである。この番組は2020年ン8月19日、29日、9月8日、9月18日、30日、10月10日、13日、20日、31日、11月10日、21日、12月1日、12日、22日、2021年1月1日、13日と同じ内容である。

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2021年01月23日

1月22日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送は5895、7295、9705kHzが良好である。この時間は一週間同じ番組が出ている。基本的には朝鮮語と日本語は同じ内容だが、曲などは出たりでなかったり、微妙な違いがある。
1300代の朝鮮語と日本語放送は3波がクリアーに聞こえている。5895kHzが若干弱い。日照時間も長くなり、台湾送信も一時のようなスキップ状態はかなり軽減されてきた。
「ふるさとの風ニュース」は昨年10月16日に発信された国際ビデオメッセージ「拉致問題解決を求める国際社会の声」から、特定失踪者家族会会長の今井英輝氏とジェームズ・スネドンの訴えが出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは「ハブの港」である。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。この放送で使用されるのは決まった曲だけで限られており、同じものが再放送されている。北朝鮮向け放送には使ってほしくないというのが理由らしい。

1300の「しおかぜ」は6145kHzがジャミングでほとんど聞こえない。7345kHzもCNR1の混信が強く聞きづらい。金曜日は前半後半とも朝鮮語放送が出ている。
1405の6145kHzはスーパージャミングにつぶされている、6095kHzはジャミングの中から聞き取ろは可能である。この時間は日本語放送で「ふるさとの風」が出ている。北朝鮮向け放送でわざわざジャミングの出ている周波数を使う目的は何か真相が知りたいところでもある。大人の世界の嫌がらせか。

1430の「ふるさとの風」は5895kHzが若干弱い、7290kHzはCNR1の混信があるが八俣の電波が優勢である。9560kHzは混信もなく良好である。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージ、2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年1月収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年6月の新しい収録である。同じく横田哲也さんからも2020年6月22日収録の国際社会に向けたメッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートで参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」が出ている。この番組は2020年8月17日、28日、9月7日、17日、29日、10月9日、29日、11月9日、20日、30日、12月11日、21日、31日、2021年1月11日と同じ内容である。

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2021年01月22日

1月21日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6145と7345kHzが出ている。八俣からの電波はそれなりに強いが、6145kHzへのジャミングも結構強い。聞き取りは可能である。7345kHzへのジャミングはわからないがCNR1の混信が強く聞き取り不可能である。木曜日は前半後半とも英語放送である。
1405の6045kHzはスーパージャミングに埋没全く聞こえない。6095kHzもパルスジャミングにつぶされている、時々日本語が聞こえる程度。しおかぜの周波数変更はまだ2週間先のことである。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は台湾送信が強力である。この時間帯は毎日同じ番組である。ふるさとの唱歌コーナーは「ハブの港」である。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。この放送で使用されるのは決まった曲だけで限られており、同じものが再放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが強力である。7290kHzもCNR1の混信はあるもののほとんど影響はない。タシケント送信の5895kHzも若干弱いが実用レベルで入感している。
懐かしい日本の歌「富士の山」から番組開始である。拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年6月電話収録のメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2020年6月収録の世界に発信するメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2020年8月27日、9月6日、16日、26日、10月8日、28日、11月8日、19日、29日、12月9日、20日、30日、2021年1月10日と同じ内容である。

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2021年01月21日

1月20日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6145kHzがジャミングでほとんど聞き取り不可能である。7345kHzはCNR1の混信でこれまたほとんど聞こえない。朝鮮語放送が出ている。
1405の「しおかぜ」もジャミングが出ているが、聞き取りは十分可能である。6045kHzも八俣の電波が優勢である。6095kHzのジャミングは弱い。日本語放送が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は3波がクリアーに聞こえている。5895kHzが若干弱い。日照時間も長くなり、台湾送信も一時のようなスキップ状態はかなり軽減されてきた。
「ふるさとの風ニュース」は昨年10月16日に発信された国際ビデオメッセージ「拉致問題解決を求める国際社会の声」から、特定失踪者家族会会長の今井英輝氏とジェームズ・スネドンの訴えが出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは「ハブの港」である。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。この放送で使用されるのは決まった曲だけで限られており、同じものが再放送されている。北朝鮮向け放送には使ってほしくないというのが理由らしい。歌手と北朝鮮の関係を思い知らされる現象である。
20日、水曜日は1430も同じ番組が出ている。これは8日ごとのローテーションで週一回日本語放送も4回とも同じ番組となる。3波とも良好である。

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2021年01月20日

1月19日「しおかぜ」

19日1300の「しおかぜ」はおおむね良好である。ジャミングの影響は少ない。6145と7345kHzが聞こえている。火曜日は日本語放送で、失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読み上げられている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんから、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのお手紙、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹の阿部順子さんから手紙、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんからの便り、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも日本語で失踪者家族からの手紙が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんからの手紙、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日東京都渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんから、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんからの手紙

以上の方々の手紙が読まれた。1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。番組本体は6年以上前と同じだが、日本政府からのメッセージは2018年に更新されている。
日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年11月20日、12月11日、2019年1月8日、29日、2月19日、3月12日、4月2日、23日、5月14日、6月4日、25日、7月16日、8月6日、8月27日、9月17日、10月29日、11月19日、12月10日、2020年1月7日、28日、2月18日、3月10日、5月26日、6月23日、7月14日、8月4日、9月8日、29日、10月20日、11月10日、12月1日、22日と同じ内容である。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信の9705と7295kHzが良好である。タシケント送信の5895kHzは若干弱いが聞き取り可能である。昨日から新しい内容である。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。昨年8月にも登場している。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。

1430の「ふるさとの風」も3波が聞こえている。7290kHzはCNR1と互角の勝負、浮き渋みが激しい。5895kHzは若干弱いがクリアーに聞こえている。
懐かしい日本の歌「海」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日と同じ内容である。

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2021年01月19日

1月18日ふるさとの風

1月18日、月曜日、1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は3波ともよく聞こえている。今日からまた新しい内容である。7295kHzが一番早く、次いで9705kHz、5895kHzは2秒ほど遅れている。
「ふるさとの風ニュース」は昨年10月16日に発信された国際ビデオメッセージ「拉致問題解決を求める国際社会の声」から、特定失踪者家族会会長の今井英輝氏とジェームズ・スネドンの訴えが出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは「ハブの港」である。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。昨年8月にも登場している。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。今日の一曲でもよく登場している。

1300の「しおかぜ」は6145kHzにノイズジャミングが、7345kHzにはパルスジャミングが出ている。いずれも耶摩他の電波が強く聞き取りは可能である。月曜日は日本語放送で、公開されている失踪者の氏名生年月日、失踪時の年令などが読み上げられている。
この番組は何年も同じ内容で、最近では2020年11月16日、30日、12月14日、12月26日などに放送されている。後半1330も氏名の読み上げである。
1405の6045と6095kHzはジャミングが強く聞きづらい。この時間は日本語放送で、先週1月11日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は5895、7290、9560kHzの3波が良好である。タシケント送信は若干弱い。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからも2019年12月と2月に収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」で、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2020年8月24日、9月4日、14日、24日、10月5日、26日、11月5日、17日、27日、12月7日、17日、28日、2021年1月8日と同じ内容である。

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2021年01月18日

1月17日「しおかぜ」

阪神大震災から26年たった。当日のことはよく覚えている。午前中に某ビル7回で、ある会議が開かれるため出席をした。前日大阪からも営業マンたちが複数人来ていた。今なら事の重大さから会議どころではなく即中止、あるいは延期となるが、当時の情報源としてはラジオとテレビ放送しかなかった。こんなことやっている場合じゃないという声も一部にはあったが、予定は予定として進んでいった。
1~2時間で来られるところを前日からというのも今では考えられないことだ。地震直後の通電火災のことは今も不問にされてしまった。それ以降災害後の通電には慎重を期すようになった。災害から学んだ一つである。
その中で蛇口の止水レバーの変化もある。以前はレバー式ハンドルは下げると水が出る構造だったが、今はその逆である。水を止めるときはレバーを下げるように変わっている。もし今使っている蛇口で水を出すときにレバーを下げるのは、もう30年以上も前ということになる。

17日の「しおかぜ」は6145、7345kHzともにローカル局並みの強さで入感している。それでも6145kHzにはジャミングの出ていることが確認できる。影響は全くない。土曜、日曜日は同じ番組が出ている。放送開始時の周波数アナウンスはなくなった。4月1日から複数波で放送していることだけを告知している。ただ4月としているだけで2019年とは言っていない。

1300代の朝鮮語と日本語放送は、3波とも弱い、5895と7295kHzがかろうじて聞き取れる程度。9705kHzは弱く音にならない。

1430の「ふるさとの風」は各波とも聞こえている。9560kHzは幾分回復。7290kHzがベスト、5895kHzもハム音を伴いながら聞こえている。
懐かしい日本の歌は「雨降り」が出ている。拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2019年12月に収録したメッセージ。続いて2019年9月東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである。そして2019年3月収録の日本語と朝鮮語(日本語放送では「朝鮮語」を一切使わないで韓国語と言っている)のメッセージが出ている。
今日の一曲は1977年のヒット曲、尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」である。この番組は2020年8月23日、9月2日、13日、23日、10月4日、17日、25日、11月4日、14日、26日、12月6日、16日、27日、2021年1月7日と同じ内容である。

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2021年01月17日

1月16日「しおかぜ」

16日1300の「しおかぜ」は八俣の電波が優勢である。ジャミングを抑え込んで聞こえている。土曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。「北朝鮮の皆さんへ」と題し、特定失踪者ご家族のメッセージが出ている。
在日朝鮮人で一時帰国で北朝鮮から日本へ戻れなくなった関係者の話なども出ている。一時帰国のつもりで北朝鮮へ行ったが、日本へ戻れなくなった人は数多く存在する。

1300代の朝鮮語と日本語放送は9705kHzが聞こえない。7295kHzが強力である。5895kHzも弱いながらも聞こえている。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1405の「しおかぜ」は6095kHzが良好である。ジャミングは出ているが、八俣の電波が強い。日本語放送で、先週放送された「ふるさとの風」が出ている。6045kHzはスーパージャミングに埋没している。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが聞こえない、弱く音にならない。7290kHzはCNR1がバックで聞こえている。5895kHzは弱いながらも聞こえている。懐かしい日本の歌「思い出のアルバム」で始まった。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の変革を述べている。
「今日の一曲」は1983年のヒット曲、アルフィーの「メリーアン」が出てきた。一年ぶりの登場である。この番組は2020年8月22日、9月1日、12日、22日、10月3日、16日、24日、11月3日、13日、12月5日、15日、25日、2021年1月6日と同じ内容である。

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2021年01月16日

1月15日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送は3波ともきこえている。ただ5895kHzは音量が小さい、変調が浅く感じられる。この時間帯は毎日同じ番組が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は無し、日本語放送は1973年のヒット曲チューリップの「心の旅」である。

1300の「しおかぜ」は6145、7345kHzともにジャミングがかけられている。しかし6145kHzは八俣の電波が強く影響はほとんどない。金曜日は朝鮮語放送が出ている。
1405の6045kHzはスーパージャミングはややスキップ気味、また3kHz上に出ているためかろうじて聞き取りができる。6095kHzは概ね兆候である。この時間は日本語放送で先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は5895、7290、9560kHzが出ている。9560kHzがこの時間も強力である、7290kHzはバックでCNR1が聞こえている。タシケント送信の5895kHzは強力であるが、ハム音交じりはいつものこと、相変わらず品質の悪い中継である。
懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月の共同公開収録したメッセージ。そして2019年5月の国民大集会から。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。今週の一曲でも幾度か登場している。この番組は2020年8月21日、31日、9月10日、21日、10月2日、15日、23日、11月2日、12日、23日、12月4日、14日、24日、2021年1月5日と同じ内容である。

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2021年01月15日

1月14日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6145と7345kHzが聞こえている。6145kHzにはジャミングが出ているがそれほど強くはない。木曜日は英語放送である。今週から通常編成となり、今年初めての英語番組である。

1300代の朝鮮語と日本語放送、3波とも聞こえているが、5895kHzがちょっと弱いうえに徘徊ノイズがかぶっている。
「ふるさとの風ニュース」は菅総理の新年の記者会見から冒頭部分が出ている。
ニュース解説は朝鮮労働党第8回大会について。5年前と違い人民服で出席した。
今週の一曲、朝鮮語は無し、日本語放送は1973年のヒット曲チューリップの「心の旅」である。昨年10月に登場したばかりである。

1430の「ふるさとの風」は3波とも聞こえている。7290kHzはCNR1の混信があるが台湾送信が優勢である。5895kHzのノイズも消えクリアーである。9560kHzも若干弱くフェージングも強いが実用レベルで入感している。
懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話で収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。この番組は2020年8月20日、30日、9月9日、20日、10月1日、11日、14日、21日、11月1日、11日、22日、12月3日、13日、23日、2021年1月2日と同じ内容である。

  
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