2021年01月31日

1月31日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085kHzにはジャミングが確認できる。スキップ気味でそれほど強くはない。7280kHzはクリアーだが5kHz上の被りが強い。いずれも受信状態は悪い。昨日と同じ日本語放送が出ている。後半1330は朝鮮語である。
1405の6070kHzも弱いジャミングが出ている。7270kHzはクリアーだが弱い。この時間は日本語放送で、開始と終了には「しおかぜ」のアナウンスが出ているが、番組本体は先週放送された「ふるさとの風」である。これも今日までの一週間同じ番組である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は3波とも弱い。しかしいずれも聞き取りは可能である。「ふるさとの風ニュース」は昨年10月16日国際発信ビデオメッセージ「拉致問題解決を求める国際社会の声」で海外被害者御家族バンジョン・パンチョイ氏とグレッグ・スカラトー 北朝鮮人権委員会事務総長のメッセージが出ている。
「ニュース解説」は1月5日から12日まで開かれた北朝鮮労働党第8回大会について、南北関係については統一はありえない、通常の二つの国として成り立っていると、実質統一を放棄した。
今週の一曲、朝鮮語はなし、日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが弱くほとんど音にならない。7290kHzはCNR1の混信はあるものの全く影響はない。タシケント送信の5895kHzも若干弱いが実用レベルで入感している。
懐かしい日本の歌「富士の山」から番組開始である。拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年6月電話収録のメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2020年6月収録の世界に発信するメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2020年8月27日、9月6日、16日、26日、10月8日、28日、11月8日、19日、29日、12月9日、20日、30日、2021年1月10日、21日と同じ内容である。

  more
Posted by Hiroshi at 23:38Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2021年01月31日

1月30日「しおかぜ」

1月30日、土曜日の「しおかぜ」は八俣からの電波が弱く受信状態は悪い。6085kHzのジャミングは弱い。7280kHzへのジャミングはわからない。土曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。1月5日から開催された第8回朝鮮労働党大会について。続いて、公安調査庁2021年1月発表の内外情勢の回顧と展望から北朝鮮関係について。
「日本政府から「ご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。後半1330は朝鮮語放送である。1352「日本政府からご家族の声」は松木薫さんへのメッセージが出ている。

1300代、ラチ対策本部の放送は295kHzがベスト、9705、5895kHzも若干弱いが実用レベルで聞こえている。子に時間帯の放送は朝鮮語・日本語放送ともに一週間同じ番組である。オンデマンド放送でいつでも聞くことが可能である。ただ音楽はカットされている。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzがCNR1とけんかをしながら聞こえている。ほぼ互角の勝負。9560kHzは全く聞こえない。5895kHzは変調が浅い、信号レベルの割に聞きづらい。
懐かしい日本の歌「海」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日と同じ内容である。  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze