1300代の朝鮮語と日本語放送は5895、7295、9705kHzが良好である。この時間は一週間同じ番組が出ている。基本的には朝鮮語と日本語は同じ内容だが、曲などは出たりでなかったり、微妙な違いがある。
1300代の朝鮮語と日本語放送は3波がクリアーに聞こえている。5895kHzが若干弱い。日照時間も長くなり、台湾送信も一時のようなスキップ状態はかなり軽減されてきた。
「ふるさとの風ニュース」は昨年10月16日に発信された国際ビデオメッセージ「拉致問題解決を求める国際社会の声」から、特定失踪者家族会会長の今井英輝氏とジェームズ・スネドンの訴えが出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは「ハブの港」である。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。この放送で使用されるのは決まった曲だけで限られており、同じものが再放送されている。北朝鮮向け放送には使ってほしくないというのが理由らしい。
1300の「しおかぜ」は6145kHzがジャミングでほとんど聞こえない。7345kHzもCNR1の混信が強く聞きづらい。金曜日は前半後半とも朝鮮語放送が出ている。
1405の6145kHzはスーパージャミングにつぶされている、6095kHzはジャミングの中から聞き取ろは可能である。この時間は日本語放送で「ふるさとの風」が出ている。北朝鮮向け放送でわざわざジャミングの出ている周波数を使う目的は何か真相が知りたいところでもある。大人の世界の嫌がらせか。
1430の「ふるさとの風」は5895kHzが若干弱い、7290kHzはCNR1の混信があるが八俣の電波が優勢である。9560kHzは混信もなく良好である。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージ、2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年1月収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年6月の新しい収録である。同じく横田哲也さんからも2020年6月22日収録の国際社会に向けたメッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートで参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」が出ている。この番組は2020年8月17日、28日、9月7日、17日、29日、10月9日、29日、11月9日、20日、30日、12月11日、21日、31日、2021年1月11日と同じ内容である。
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