2020年03月09日

IRRSが新型コロナウイルス特別放送

常軌を逸する報道が日本では続いているが、イタリアでも半端ではないようだ。短波放送の中継でおなじみのIRRSが2月21日から英語で新型コロナウイルスに関するニュースを毎日行っている。
日本では1400からの9640kHzがほぼ連日実用レベルで聞こえている。20数分間の英語番組で、「War Room Pandemic」とアナウンスされている。後半30分はほとんど音楽だけが流されている。

番組内でアナウンスされているスケジュール。
1800-1900 7295 (Saftica 150kW) 欧州向
1900-2000 7290 (Saftica 150kW) 欧州向
2000-2100 9660 (Kostibrod 50kW 195度) アフリカ向
2100-2200 中波594 (イタリア国内) 北イタリア・欧州南部・中部向
1400-1500 9640 (Kostibrod 50kW 126度) アジア・中東向
3月4日より、1500-1600に11990kHz(Kostinbrod 100kW 195度) Oromoが追加された。


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2020年03月09日

3月8日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6145と7245kHzの2波が出ている。しかし両波とも混信で受信状態は極めて悪い。6145kHzにはジャミングの出ているのが確認できる。昨日と同じ番組で、日本語放送から出ている。まず3月1日現在の新型コロナウィルスに関するニュースが出ている。北朝鮮でもこれによる死者も出ているとされるが公表はしていない。
続いて神戸で開催されたデモと集会の模様から、声明が発表されている。、救出への道コーナーは増元輝明さんから、いま日本では未曽有の感染症で学校も休校になっていることなどを述べている。
日本政府からご家族の声」は有本恵子さんへ、お父さんの有本明弘さんから2019年5月に収録したメッセージである。緊急放送ISの後、日本への脱出についての注意喚起が出ている。

1300台の朝鮮語と日本語放送は7295kHzが良好である。9705と9530kHzは弱く実用的でない。3波ともジャミングは確認できない。「ふるさとの風ニュース」から、2月24日「拉致問題を考える国民の集いin奈良」が開催された。大塚拓 内閣府副大臣の開会あいさつが出ている。
「ニュース解説」は3月1日文在寅大統領の「三一節式典」における演説について。例年の日本批判は出なかったが、1965年の日韓合意を破棄するなど、その体質は旧態依然としている。
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」が出ている。昨年10月には日本語放送で登場している。日本語は1975年のヒット曲、イルカの「なごり雪」、昨年2月以来の登場である。
「ふるさとの声」は1月13日高松市で「拉致問題を考える国民の集いin香川」が開催され、主催者側として浜田恵造香川県知事の挨拶である。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが激しい混信の中から日本語放送が聞こえている。9705と9560kHzも弱いながら時々音になるレベルまで上昇している。懐かしい日本の歌は「トンボのめがね」で始まった。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2019年9月東京で開催の国民大集会での収録。続いてお兄さん本田勝さんからは2019年5月の国民大集会で収録のメッセージである。最後に2019年5月東京での国民大集会における飯塚耕一郎さんのメッセージである。
この番組は2019年12月4日、14日、26日、2020年1月5日、15日、26日、2月6日、16日、26日と同じ内容である。

  
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2020年03月08日

3月7日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6145kHzが聞こえているが受信状態は悪い。6145kHzにジャミングが出ているが7245kHzには出ていない。
周波数アナウンスに続き、新型コロナウィルスについてのニュース。先週とは違う内容である。続いて3月1日に北朝鮮による拉致被害 特定失踪者家族の集会が神戸で開催された。その時、採択されたアピールが出ている。
3.1 神戸アピール
 私たちは今日、神戸市で「帰すべき人を日本へ 拉致被害者救出!北朝鮮に自由と平和を!関西集会を開催しました。
 今回の集会はコロナウイルス騒ぎで政府が大規模集会の自粛を求める中で開催されました。政府の自粛方針に従うべきではないかとの声もあり、逡巡するなかであえて実施したのは、今この問題がピンチとチャンスを迎えており、猶予がならないと考えたからです。
 ピンチの一つは言うまでもなく、ここ神戸にお住まいの有本恵子さんのお母さん、嘉代子さんが亡くなられたことです。特定失踪者家族でも1月に高知にお住まいの別役瑞久さんが急逝されています。北朝鮮にいる拉致被害者はなおのこと時間がありません。そして、それにもかかわらずこの騒ぎで拉致問題への関心は薄れつつあります。
 一方、北朝鮮の内部は昨年末の異常な中央委員会、金正恩の叔母金敬姫の登場、そしてコロナウイルスに対応した中国人観光客遮断での外貨枯渇と、大きく揺れ動いています。これは何より大きなチャンスであり、逃してはなりません。
 政府及び関係各位、そして心ある国民の皆様は今回政府の集会自粛要請がある中であえて私たちが今日のデモと集会を行ったことの意味をしっかりと受け止めて下さい。そして、米国頼みではなく、日本の力で以下の3点を実現しましょう。
1、日本人と在日韓国・朝鮮人をはじめとするすべての拉致被害者を日本へ、そしてそれぞれの祖国への救出
2、在日朝鮮帰国者・その日本人家族の自由往来
3、北朝鮮における政治犯収容所・連座制・公開処刑といった人権侵害の中止、囚われている人々の解放
 神戸は政府認定拉致被害者田中実さんとともに北朝鮮にいる在日韓国人金田竜光さんの出身地です。また神戸市灘区を中心として兵庫県内及び関西地区には多数の拉致被害者・特定失踪者が存在しています。
 帰還事業では多数の在日朝鮮人とその日本人家族が北朝鮮に渡りました。彼らの多くを待っていたのは「地上の楽園」という宣伝と正反対の地獄のような北朝鮮でした。そして、日本に残った家族には、帰還者を人質に資金の提供や拉致をはじめとする工作活動への協力が強要されました。日本政府は特定失踪者を900人近くと発表していますが、今回初めて光を当てたとも言える在日朝鮮人の拉致被害者はどれだけいるのか概数すら分かりません。
 北朝鮮は民族を云々しながら、実は朝鮮総聯を通じて在日朝鮮人を食い物にしてきました。しかし、その北朝鮮を信奉する教育を行っている学校に補助金を交付している自治体がこの兵庫県をはじめとしてまだ残っています。さらに「多文化共生」という美辞麗句を用いてこのような朝鮮総聯・北朝鮮に対する批判を封じようという動きすら見られることは許しがたいと言わざるを得ません。
 共に闘いましょう。拉致をした北朝鮮と、それを擁護する者たちと、そしてこの問題を風化させようとする人々と。
  令和2年(2020)3月1日
拉致被害者救出!北朝鮮に自由と平和を!関西集会参加者一同

この後、いつものように緊急放送ISに次いで、日本への脱出に関する注意喚起が出ている。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は7295kHzが聞こえている。9705と9530kHzは弱く音になるにはもう一歩といったところ。しかし後半の日本語放送は幾分信号レベルも上昇気味、ノイジーだが聞こえている。これも1350ごろにまた急降下ノイズに埋もれてしまった。この時間は毎日同じ番組である。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが混信の中聞こえている。受信状態は悪い。9705と9560kHzは影も形もない。懐かしい日本の歌は「翼をください」が出ている。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージは2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会からの収録。続いて2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。最後に2015年8月日本政府制作のご家族ビデオメッセージから。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2019年12月3日、13日、25日、2020年1月4日、14日、24日、2月5日、15日、25日と同じ内容である。

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2020年03月07日

3月6日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6145kHzが何とか確認できる。激しい混信の中から朝鮮語が聞こえている。7245kHzは混信で全く聞こえない。
1405の「しおかぜ」は6070と7325kHzが聞こえている。ジャミングは分からない。この時間は日本語放送で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は7295kHzが良好である。9705と9530kHzは弱くて音にならない。まず「ふるさとの風ニュース」から、2月24日「拉致問題を考える国民の集いin奈良」が開催された。大塚拓 内閣府副大臣の開会あいさつが出ている。
「ニュース解説」は3月1日文在寅大統領の「三一節式典」における演説について。例年の日本批判は出なかったが、1965年の日韓合意を破棄するなど、その体質は旧態依然としている。
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」が出ている。昨年10月には日本語放送で登場している。日本語は1975年のヒット曲、イルカの「なごり雪」、昨年2月以来の登場である。
「ふるさとの声」は1月13日高松市で「拉致問題を考える国民の集いin香川」が開催され、主催者側として浜田恵造香川県知事の挨拶が出ている。

6日、金曜日は1430も同じ番組が出ている。7290kHzが混信を抑えて強力に入感している。バックでCNR1が聞こえており、いつもと逆である。1457にアニメソング「鉄腕アトム」が出ている。

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2020年03月06日

3月5日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信は弱い。7295kHzさえまともに聞こえない。連日のバカ騒ぎで電波も飛ぶのをやめてしまったようだ。そんな折、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全校休校措置が続くイタリア北部ミラノの高校の校長が出した「生徒への手紙」と題したメッセージが話題になっている。同校のサイトに載った全文。
 ――ヴォルテ高校の皆さんへ
 “保険局が恐れていたことが現実になった。ドイツのアラマン人たちがミラノにペストを持ち込んだのだ。感染はイタリア中に拡大している…”
 これはマンゾーニの「いいなづけ」の31章冒頭、1630年、ミラノを襲ったペストの流行について書かれた一節です。この啓発的で素晴らしい文章を、混乱のさなかにある今、ぜひ読んでみることをお勧めします。この本の中には、外国人を危険だと思い込んだり、当局の間の激しい衝突や最初の感染源は誰か、といういわゆる「ゼロ患者」の捜索、専門家の軽視、感染者狩り、根拠のない噂話やばかげた治療、必需品を買いあさり、医療危機を招く様子が描かれています。ページをめくれば、ルドヴィコ・セッターラ、アレッサンドロ・タディーノ、フェリーチェ・カザーティなど、この高校の周辺で皆さんもよく知る道の名前が多く登場しますが、ここが当時もミラノの検疫の中心地であったことは覚えておきましょう。いずれにせよ、マンゾーニの小説を読んでいるというより、今日の新聞を読んでいるような気にさせられます。
 親愛なる生徒の皆さん。私たちの高校は、私たちのリズムと慣習に則って市民の秩序を学ぶ場所です。私は専門家ではないので、この強制的な休校という当局の判断を評価することはできません。ですからこの判断を尊重し、その指示を子細に観察しようと思います。そして皆さんにはこう伝えたい。
 冷静さを保ち、集団のパニックに巻き込まれないこと。そして予防策を講じつつ、いつもの生活を続けて下さい。せっかくの休みですから、散歩したり、良質な本を読んでください。体調に問題がないなら、家に閉じこもる理由はありません。スーパーや薬局に駆けつける必要もないのです。マスクは体調が悪い人たちに必要なものです。
 世界のあちこちにあっという間に広がっているこの感染の速度は、われわれの時代の必然的な結果です。ウイルスを食い止める壁は存在しません。ただその速度が以前は少し遅かっただけなのです。この手の危機に打ち勝つ際の最大のリスクについては、マンゾーニやボッカッチョ(ルネッサンス期の詩人)が教えてくれています。それは社会生活や人間関係の荒廃、市民生活における蛮行です。見えない敵に脅かされた時、人はその敵があちこちに潜んでいるかのように感じてしまい、自分と同じような人々も脅威だと、潜在的な敵だと思い込んでしまう、それこそが危険なのです。
 16世紀や17世紀の時と比べて、私たちには進歩した現代医学があり、それはさらなる進歩を続けており、信頼性もある。合理的な思考で私たちが持つ貴重な財産である人間性と社会とを守っていきましょう。それができなければ、本当に ‘ペスト’が勝利してしまうかもしれません。
 では近いうちに、学校でみなさんを待っています。


1300の「しおかぜ」は6145kHzが混信の中から聞こえている。木曜日は英語放送が出ている。7245kHzは混信で聞こえない。
1405の「しおかぜ」は6070と7325kHzが聞こえている。ジャミングは出ているが弱く影響はない。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが激しい混信の中、聞こえている。9705、9560kHzは全く聞こえない。懐かしい日本の歌は「汽車」である。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年5月、東京の国民大集会での収録から。そして2019年2月に収録したメッセージである。続いて弟松木信弘さんからも2019年5月国民大集会と2019年2月の収録メッセージである。
今週の一曲は、ミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」で、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2019年12月12日、23日、2020年1月3日、13日、23日、2月4日、14日、24日と同じ内容である。


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2020年03月05日

3月4日ふるさとの風

連日異様なほど騒いでいるせいで、あちこちで異変が起きているようだ。主要道路の交通量はあまり変わらないように見えるが、実際走ってみるといつもよりは流れがスムースである。
しかし某駅の人の流れは、全く違う。人がいない。いつもは混雑でよけながらの動きだが、まるで深夜か早朝の人出。コンコースの端から端までが見通せる状態である。ラッシュ時の混雑が相当緩和されている。いつもは誰もいない目の前にある公園も最近は数人ほどが遊びに来ている。
それに沿ても地上波のデマ報道ぶりはさらにデマを拡散している。一部地区で起きているどうでもいいようなことをこれでもかと煽り立てている。スマホのフェイク情報しか得られない哀れな人が増えたということか。

1300代の朝鮮語と日本語放送は7295kHzが聞こえている。9705と9530kHzは全く聞こえない。この時間は毎日同じ番組が出ている。
同じく1300の「しおかぜ」は2波とも混信でほとんど聞こえない。ジャミングは分からない、水曜日は朝鮮語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが同波のCNR1の混信の中聞こえている。9705と9560kHzは全く聞こえない、キャリアーの存在すらわからない。懐かしい日本の歌は「雨降り」が出ている。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2019年9月、東京で開催された国民大集会で収録した日本語のメッセージである。続いて2019年3月収録の日本語と朝鮮語(日本語放送では「朝鮮語」を一切使わないで韓国語と言っている)のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲チェッカーズの「星屑のステージ」である。この番組は2019年12月11日、22日、2020年1月2日、12日、22日、2月1日、13、23日日と同じ内容である。

  
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2020年03月04日

3月3日「しおかぜ」

3日1300の「しおかぜ」は6145kHzが混信はあるもののそれなりに聞こえている。火曜日は日本語放送で失踪者・拉致被害者家族から寄せられた肉声による呼びかけが出ている。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、ご友人の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌が披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さんとお母さんからのメッセージ。

1324:47に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの嘉代子さん、お父さんの明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。

この後1354:47にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」の紹介で、朝鮮語と日本語放送を各4回9000kHz帯で放送していることなどがアナウンスされている。メッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くに日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮に囚われたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組ふるさとの風は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラムは夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年8月21日、9月11日、10月2日、23日、11月13日、12月4日、25日、2019年1月22日、2月12日、3月5日、26日、4月16日、5月7日、28日、6月18日、7月9日、30日、8月20日、9月10日、10月1日、22日、11月12日、12月3日、24日、2020年1月21日、2月11日と同じ内容である。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は7295kHzが良好である。9705と9530kHzはあと一歩というところで音にならないレベル。それでも後半1340あたりから9530kHzも上昇十分聞き取り可能となった。昨日から新しい内容である。
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」が出ている。昨年10月には日本語放送で登場している。日本語は1975年のヒット曲、イルカの「なごり雪」、昨年2月以来の登場である。
「ふるさとの声」は1月13日高松市で「拉致問題を考える国民の集いin香川」が開催され、主催者側として浜田恵造香川県知事の挨拶が出ている。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが混信の中、結構強く聞こえている。9705と9560kHzは全く聞こえない。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2019年2月の手紙が代読されている。2018年は暑い夏と大災害の起きたことを述べている。
今日の一曲は拉致問題の解決を願って歌われている、南こうせつの「国境の風」である。過去何度も登場している。
この番組は2019年12月10日、19日、31日、2020年1月11日、21日、31日、2月12日、22日と同じ番組である。

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2020年03月03日

3月2日ふるさとの風

3月2日の台湾送信はいずれも弱い。7295kHzがかろうじて聞こえている。9705と9530kHzは影も形もない、完全にスキップしている。今日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は2月24日「拉致問題を考える国民の集いin奈良」が開催された。大塚拓 内閣府副大臣の開会あいさつが出ている。
「ニュース解説」は3月1日文在寅大統領の「三一節式典」における演説について。例年の日本批判は出なかったが、1965年の日韓合意を破棄するなどその体質は旧態依然としている。
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」が出ている。昨年10月には日本語放送で登場している。日本語は1975年のヒット曲、イルカの「なごり雪」、昨年2月以来の登場である。
「ふるさとの声」は1月13日高松市で「拉致問題を考える国民の集いin香川」が開催された。浜田恵造香川県知事の挨拶である。

1300の「しおかぜ」は2波とも混信で受信状態は悪い。6145kHzが同波の中国語の混信の中、一時間の日本語放送が聞こえている。月曜日は失踪者の氏名生年月日、失踪地、当時の年令などが読み上げられている。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzがかろうじて聞こえている。激しい混信の中から懐かしい日本の歌は「富士の山」が出ている。9560と9705kHzは弱く音にならない。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2019年5月、国民大集会で収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2019年2月に収録したメッセージ。
そして2018年11月に「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」で収録のメッセージが出ている。2018年5月の国民大集会で収録したメッセージ。最後に2018年2月に収録したメッセージ。
今日の一曲は1973年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」である。2019年7月、今週の一曲にも登場している。この番組は2019年12月9日、20日、30日、2020年1月10日、20日、30日、2月21日と同じ内容である。

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2020年03月02日

3月1日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6145kHzが聞こえている。同波に出ている中国局の混信が強い。先週ならびにきのうと同じ番組である。2波ともジャミングは確認できない。
1405の6070kHzは昨日はジャミングでつぶされていたが今日は出ていない。7325kHzへはジャミングが出たことがない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は3波とも弱く実用にならない、7295kHzが確認できるのみ。9705と9530kHzは全く聞こえない。

1430の「ふるさとの風」も3波とも弱い。7290kHzがかろうじて確認できる。懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」である。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2019年5月東京での国民大集会にて収録メッセージ。続いて2019年2月に収録したメッセージ。そして2018年4月国民大集会で収録のメッセージである。16年間誰一人帰ることなく、両親は亡くなってしまった。お姉さん市川龍子さんからも2019年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。これは今年7月にも登場している。この番組は2019年12月8日、19日、29日、2020年1月8日、19日、29日、2月9日、20日と同じ内容である。

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2020年03月01日

2月29日「しおかぜ」

2月最終日の土曜日、1300の「しおかぜ」は6145kHzが聞こえている。いつものように周波数アナウンスが出ているが昨年4月のままである。まずコロナウィルスについてのニュースから。先週とすべて同じ内容である。
北朝鮮は公式には発生はないとしているが、厳戒態勢がとられていることなどから憂慮されている。中国との関係が強く、昨年末から軍事的挑発行為に出ないのも何らかの関係があるとしている。
「日本政府からご家族の声」は曽我ひとみさんから、2019年3月収録のメッセージが出ている。


1300の「イルボネパラム」は台湾送信3波が強力に入感している。この時間帯、台湾送信が強いのは久しぶりである。今日は0800代のRTI日本語放送も強力に聞こえていた。1330の「ふるさとの風」も良好である。しかし9530kHzは1340頃、9705kHzも1344には急降下、受信状態は悪化してきた。
「ふるさとの風ニュース」は2月14日安倍総理は拉致被害者家族らと面会、冒頭の挨拶が出ている。「ふるさとの文化コーナー」は今回は特別に最近のコロナウィルスなどこれまでの感染症についても解説している。
「ふるさとの声」は昨年12月14日新潟県で開催の「横田めぐみさんと再会を誓うチャリティーコンサート」での中原八一新潟市長の挨拶が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は高野寛の「虹の都へ」とチェッカーズの「夜明けノブレス」の2曲が出ている。日本語放送は山口采希さんの「空と海の向こう」、1月19日島根県安来市で開催の「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録から。拉致問題の解決を一日も早くと願うシンガーソングライターの心のこもった歌である。しかし対策本部のオンデマンド放送では当然のことだが著作権上の理由によりカットされている。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが混信の中比較的よく聞こえている。9705と9560kHzは影も形もない。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本明弘さんから、2019年5月に東京で開催の国民大集会で、2019年1月にそれぞれ収録したメッセージが出ている。続いてお母さん有本加代子さんから2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。最後に日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1457番組終了。この番組は2019年12月6日、18日、28日、2020年1月7日、18日、28日、2月8日、18日と同じ内容である。

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