2018年10月31日

IRIB B18へ移行

IRIBイラン放送は旧周波数で放送していたが、10月31日、新しい周波数での放送を行っている。
0200UTC以降の受信では、B18スケジュールで放送されているのを確認できた。これで廃止された日本語放送など4言語の周波数も、これ以降出ないと思われる。

IRIB B18 English
1520-1620 5965
1920-2020 6040, 11880

Russian
0320-0420 9550
1320-1420 9835

Dari
0920-1250 13740

  
Posted by Hiroshi at 13:46Comments(0)Africa/ME

2018年10月31日

10月30日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は7245kHz、ジャミングはないが、八俣の電波は弱く、受信状態は悪い。同波のCNR2の混信が強い。火曜日は失踪者家族からの手紙の一部が読み上げられている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんから、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのメッセージ、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹の阿部順子さんから手紙、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんからの便り、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙、
1324:47に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも日本語放送で、引き続き失踪者家族の手紙の一部が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんからの手紙、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日東京都渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんから、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんから

以上の方々からの手紙が読まれた。1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、番組本体は4年前と同じだが、メッセージ内容は6月12日米朝会談の内容に更新されている。この番組は2018年6月19日、8月31日、9月18日と同じ内容である。
1405の「しおかぜ」は6070kHz、この時間も弱く上下からの被りがきつい。早くも強烈なジャミングが出てきた。ほとんど聞き取りできない、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。台湾、パラオともクリアーに聞こえている。昨日から新しい内容の番組が出ている。
今週の一曲、朝鮮語はチェッカーズの「夜明けのブレス」、今年7月にも登場している。日本語放送は、拉致問題の解決を願って歌われている歌、南こうせつの「国境の風」、およそ一年ぶりの登場である。
ふるさとの声は9月26日の拉致問題啓発舞台劇公演から、鹿児島県大隅地域振興局長堀之内健郎のあいさつが出ている。続いて、鹿屋市長 中西茂氏のメッセージである。朝鮮語では最後に周波数アナウンスがあるが、日本語はスケジュールアナウンスがない、いきなり1357に番組終了。

1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzが強力である。台湾送信の9560kHzは聞こえない、7295kHzは強力である。
懐かしい日本の歌は「春の日の花と輝く」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2018年3月17日、26日、4月14日、24日、5月4日、16日、26日、6月5日、15日、27日、7月7日、17日、28日、8月7日、18日、28日、9月8日、18日、28日、10月10日、20日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze