2018年10月12日

10月11日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」は9465、9900、9940kHz、1330の「ふるさとの風」は9455、9950、9705kHzである。今日の台湾送信はすべて強力である、ただ9900と9455kHzは変調が浅く聞きにくい。
拉致問題インフォメーションは、9月25日、安倍総理の国連での一般討論演説から北朝鮮に関する部分が出ている。
 皆様、昨年この場所から、拉致、核・ミサイルの解決を北朝鮮に強く促し、国連安保理決議の完全な履行を訴えた私は、北朝鮮の変化に最大の関心を抱いています。
 いまや北朝鮮は、歴史的好機を、つかめるか、否かの岐路にある。手付かずの天然資源と、大きく生産性を伸ばし得る労働力が、北朝鮮にはあります。
 拉致、核・ミサイル問題の解決の先に、不幸な過去を清算し、国交正常化を目指す日本の方針は変わりません。私たちは北朝鮮が持つ潜在性を解き放つため、助力を惜しまないでしょう。
 ただし幾度でも言わなくてはなりません。全ての拉致被害者の帰国を実現する。私は、そう決意しています。
 拉致問題を解決するため、私も、北朝鮮との相互不信の殻を破り、新たなスタートを切って、金正恩委員長と直接向き合う用意があります。今決まっていることは、まだ何もありませんが、実施する以上、拉致問題の解決に資する会談にしなければならないと決意しています。

ニュース解説は9月19日のピョンヤン共同宣言から。
今週の一曲、朝鮮語はたまの「さよなら人類」、今年8月にも登場している。日本語放送は1991年のヒット曲、ZOOのChoo Choo TRAIN、これも今年7月に朝鮮語放送で登場している。
ふるさとのこえは9月23日の国民大集会から、昼食会冒頭、安倍総理のあいさつが出ている。
認定拉致被害者12名の氏名、スケジュールのアナウンスがあり1357に終了。

1300の「しおかぜ」は6165kHz、CNR6の混信が強い中、英語放送が聞こえている。ジャミングは弱くよくわからない。
1405の6070kHzは信号も弱く、かつジャミングが出ておりほとんど聞こえない。

1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzが極めて強力である、台湾送信の9560と9450kHzはかなり弱い。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期放送のNHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、28日、7月8日、18日、29日、8月8日、19日、30日、9月9日、19日、29日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze