2024年02月27日

2月26日ふるさとの風

1300の「にっぽんの風」は12045、9705、7295kHzがいずれも強力である。1330の「にっぽんの風」は12045kHzが弱くなってきた。月曜日から新しい内容である。
ふるさとの風ニュースは、2月15日(木)、林内閣官房長官兼拉致問題担当大臣は、「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」の花角英世会長代行(新潟県知事)ほか同会の代表者の方々と面会し、「拉致問題の解決に関する要望書」を受領した。その際の花角英世会長代行の発言が出ている。これを受けて、林内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の発言が出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは「夢路より」である。これは日本語放送のみに出ている。
今週の一曲、朝鮮語はORIGINAL LOVEの「接吻」と宇多田ヒカルの「First Love」の2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲、狩人の「あずさ二号」である。1346番組終了、終了テーマが10分間流れ1357に停波している。

1300の「しおかぜ」は7250と7280kHzが聞こえている。若干の被りはあるが聞き取りは可能である。月曜日は日本語放送から、1月14日の共同公開収録から、濵田省司高知県知事と桑名龍吾高知市長からのメッセーが出ている。
蓮池薫さんの発言について。横田めぐみさんが、万景峰号で脱出を試みたことなども明らかにしている。
1月13日国会拉致議連の動きについて、1968年宮城県で失踪した早坂さんについてもアピールした。救出への道コーナーは増元照明さんから、後半では作文コンクール2020年の中学生部門優秀賞、関市立緑ヶ丘中学校3年髙山愛佳さんの作品が紹介されている。
この番組は2024年2月16日、17日、19日、23日、24日と同じ内容である。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzにジャミングが出ているが極めて弱く影響はない、9560kHzは強力である。5815kHzは若干弱いが混信もなく聞こえている。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、弟さん松木信弘さんから、2023年12月の収録である。次に2020年12月、そして2019年12月収録のメッセージが出ている。お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信の9560kHzは1458に停波するため尻切れである。この番組は2024年2月5日、16日と同じ内容である。

  
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2024年02月26日

2月25日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は今日も日本語放送である。7250と7280kHzがそれなりに聞こえている。
最初にさる10月21日に都庁前広場で、特定失踪問題調査会主催で開催された「『お帰りと言うために』拉致被害者・特定失踪者家族の集い」における工藤彰三・内閣府副大臣の発言である。
続いて荒木和博代表と青山繁晴参議員とのトークショーである。拉致被害者を帰国させるためには話し合いでは解決するはずがない。奪還か開放しかありえないという見解である。まさに北朝鮮相手ではこれしかないだろう。拉致問題ではなく、明らかに拉致事件である。憲法改正しなければ解決できないが、それを阻止する勢力もある。拉致被害者を返さなければ、実力行使もありうる。自衛隊の拉致被害者救出部隊で行動を起こすことになる。トークショーは1356まで続いた。
この番組は1月5日、9日、13日、19日、29日と同じ番組である。

1300代の日本政府制作番組、朝鮮語と日本語放送は7295kHzが強力である。9705kHzにはジャミングは出ている。しかし台湾送信は強く大きな影響はない。タシケント送信の12045kHzは弱くほとんど音にならない。今日まで同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。9560、7290、7520kHzいずれもジャミングは全くない。7290kHzはCNR1の混信が時々あるが影響はほとんどない。懐かしい日本の歌は「海」である。拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。紙に書いただけで何も行動を起こしてはいない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2023年11月26日に開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージ、続いて2021年10月の川崎市民の集いで収録したメッセージ。2020年11月「忘れるな拉致新潟県民集会」で収録したメッセージである。9560kHzは1458に停波、尻切れである。この番組は2024年2月4日、14日と同じ内容である。  
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2024年02月25日

2月24日「しおかぜ」

平壌放送の短波は今年1月12日から3320と6160kHzが停波、すべて聞こえなくなった。これと同時に「統一のこだま放送」の3波(3945、3970、5905kHz)も止まっている。これらの放送は一時的な停波ではなく廃局である。
朝鮮中央放送は引き続き6100、11680kHzで聞こえている。

1300の「しおかぜ」は7250と7280kHzが若干弱いながらも聞こえている。土曜日は日本語放送から、去る1月14日の共同公開収録から、濵田省司高知県知事と桑名龍吾高知市長からのメッセーが出ている。
蓮池薫さんの発言について。横田めぐみさんが、万景峰号で脱出を試みたことなども明らかにしている。
1月13日国会拉致議連の動きについて、1968年宮城県で失踪した早坂さんについてもアピールした。救出への道コーナーは増元照明さんから、後半では作文コンクール2020年の中学生部門優秀賞、関市立緑ヶ丘中学校3年髙山愛佳さんの作品が紹介されている。
この番組は2024年2月16日、17日、19日、23日と同じ内容である。

1300台の日本政府制作番組、朝鮮語と日本語放送は9705と7295kHzが強力である。タシケント送信の12045kHzは弱く時々聞こえている。日曜日まで同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが強力である。7290kHzはCNR1が弱く良好である。5815kHzも若干弱いがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2023年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、27日、7月7日、19日、29日、8月8日、18日、30日、9月9日、19日、29日、10月11日、21日、31日、11月11日、21日、12月1日、13日、23日、2024年1月2日、12日、24日、2月3日、13日と同じ内容である。

  
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2024年02月24日

2月23日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は7250と7280kHzが概ね良好である。ジャミングは出ていない。金曜日は日本語放送から、去る1月14日の共同公開収録から、濵田省司高知県知事及び桑名龍吾高知市長からのメッセーが出ている。
蓮池薫さんの発言について。横田めぐみさんが、万景峰号で脱出を試みたことなども明らかにした。
1月13日国会拉致議連の動きについて、1968年宮城県で失踪した早坂さんについてもアピールした。救出への道コーナーは増元照明さんから、後半では作文コンクール2020年の中学生部門優秀賞、関市立緑ヶ丘中学校3年髙山愛佳さんの作品が紹介されている。
この番組は2024年2月16、17、19日と同じ内容である。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は9705kHzがきわめて強力である、次に7295kHzが強い。タシケント送信の12045kHzは弱いが何とか聞き取れるレベルである。この時間は毎日同じ番組である。
「ふるさとの風ニュース」は昨年12月16日日本政府主催のシンポジウム~全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて~が開催された。当日発表された作文コンクール2023中学生部門最優秀作品が本人の朗読で出ている。
「ニュース解説」は2月15日、キム・ヨジョンの日本に対する談話が発表された。
「今週の一曲」は日本語放送のみで、1月14日の共同公開収録から、宇佐美由美子の「途切れた道しるべ」である。

1405の6070と7325kHzは良好である。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は日本政府政策「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが最強である。7290kHzは若干CNR1の混信があるもののほとんど影響はない、7520kHzは混信はなくいずれも受信状態は良好である。1457にアニメソング「魔法使いサリー」が追加されている。金曜日はこの時間も1330と同じ番組である。したがってこのあと3回の日本語放送もすべて同じ番組となる。

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2024年02月23日

2月22日ふるさとの風

2月22日、1300の「しおかぜ」は7250と7280kHzが聞こえている。上からの被りが強いがおおむね良好である。ジャミングは出ていない。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は9705kHzがベスト、次に7295kHzが強い。タシケント送信の12045kHzは前半音になっていたが、後半は弱くほとんど聞こえない。この時間は毎日同じ番組である。
「ふるさとの風ニュース」は昨年12月16日日本政府主催のシンポジウムが開催された。当日発表された作文コンクール2023中学生部門最優秀作品が本人の朗読で出ている。
「ニュース解説」は2月15日、キム・ヨジョンの日本に対する談話が発表された。
「今週の一曲」は日本語放送のみで、1月14日の共同公開収録から、宇佐美由美子の「途切れた道しるべ」である。

1405の6070と7325kHzは良好である。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は日本政府政策「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は7290、7520、9560kHzが聞こえている。7290kHzのCNR1も弱く影響はない。各波受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝首脳会議や2006年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での支援活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は松本京子さんへ、2023年12月に収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて、2020年6月に電話収録されたメッセージが出ている。そして2020年1月島根県で開催されたふるさとの風・しおかぜ共同公開収録でのメッセージ。最後に2019年5月東京で開催の国民大集会での収録メッセージから。今日の一曲は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。この番組は2024年2月2日、12日と同じ内容である。

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2024年02月22日

2月21日ふるさとの風

1300台の朝鮮語と日本語放送は12045kHzがほとんど聞こえない。弱く音にならない。9705と7295kHzは強力である、この時間は毎日同じ番組が出ている。
「ふるさとの風ニュース」は昨年12月16日日本政府主催のシンポジウムが開催された。当日発表された作文コンクール2023中学生部門最優秀作品が本人の朗読で出ている。
「ニュース解説」は2月15日、キム・ヨジョンの日本に対する談話が発表された。
「今週の一曲」は日本語放送のみで、1月14日の共同公開収録から、宇佐美由美子の「途切れた道しるべ」である。

1405の「しおかぜ」は6070と7325kHzが聞こえている。しかし両波とも、5kHz上の混信が強く受信状態は悪い。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。この番組は1705にも放送している。

1430の「ふるさとの風」は9560、7520、7290kHzが良好である。7290kHzはCNR1の混信もあるが影響はない。懐かしい日本の歌は「ないしょ話」である。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23才と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。そしてお姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。この番組は2023年4月13日、23日、5月3日、13日、25日、6月4日、14日、25日、7月5日、16日、27日、8月6日、16日、26日、9月7日、17日、27日、10月7日、19日、11月8日、19日、29日、12月10日、21日、31日、2024年1月10日、20日、2月1日、11日と同じ内容である。

  
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2024年02月21日

2月20日ふるさとの風

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は3波とも良好である。昨日から新しい内容である。。「ふるさとの風ニュース」は昨年12月16日日本政府主催のシンポジウムが開催された。当日発表された作文コンクール2023中学生部門最優秀作品が本人の朗読で出ている。
「ニュース解説」は2月15日、キムヨジョンの日本に対する談話が発表された。
「今週の一曲」は日本語放送のみで、1月14日の共同公開収録から、宇佐美由美子の「途切れた道しるべ」である。

1300の「しおかぜ」は7250と7280kHzが聞こえている。八俣からの電波は弱く上下からの被りが強い。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1430の「ふるさとの風」は9560、7290、7520kHzが良好である。CNR1の懇親も全くわからない。懐かしい日本の歌は「どこかで春が」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌で生活しており、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張は、匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから、2023年収録のメッセージが出ている。続いて、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。今週からこの時間の番組内容が更新されている。この番組は2024年1月31日、2月10日と同じ内容である。

  
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2024年02月20日

2月19日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は7250と7280kHzがかろうじて聞こえている。2月16、17日と同じ番組が出ている。ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」である。後半1330は同じく朝鮮語放送が出ている。救出への道コーナー後半には作文コンクールの入賞作品が読まれているが、最新のではなく、2020年の優秀賞である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は今日から新しい内容である。各波強力に聞こえている。「ふるさとの風ニュース」は12月16日日本政府主催のシンポジウムが開催された。当日発表された作文コンクール2023中学生部門最優秀作品が本人の朗読で出ている。
市川さんに託されたバトン     薩摩川内市⽴祁答院中学校三年羽島奈穂
「ただいま」「おかえり」そんな何気ない会話さえできない家族が私の近くにいる。中一の時、アニメ『めぐみ』を観た。めぐみさんと家族はとても幸せそうだった。その時間は北朝鮮によって突然断ち切られた。母の手料理を食べる、兄弟と遊ぶ、そんな当たり前のことができない。我が⾝に置き換えると、ぎゅっと胸が締め付けられた。
私は政府主催の「拉致問題中学生サミット」の代表に選ばれた。「めぐみ」を思い出すだけで怖いのに、この問題に向き合えるのかと迷った。両親の「良い経験になる」という言葉が背中を押し、拉致について学習を始めた。これまでの取組を調べるうち、次第に「全国の中学生と拉致問題を考えよう!」と決意した。しかし台風により参加断念となり、とても悔しかった。サミット当日の夕刻、地元鹿児島の拉致被害者、市川修一さんの兄健一さんが拉致現場付近で解決を訴えているニュースを見た。私は健一さんに会いたくなった。
8月30日、市川健一さん龍子さん夫婦とお会いできた。健一さんは「兄ちゃん」と呼ぶ修一さんをとても可愛がっていたから、そんな弟と急に会えなくなるとは考えもしなかったそうだ。大規模な捜索の甲斐なく17年の月日が経ったある日、「修一さんは北朝鮮に拉致され、まだ生きている。」という情報が元工作員からもたらされた。「生きてさえいてくれれば」、家族は皆で涙を流したそうだ。
そして、印象深いお話をされた。修一さんは初給料でお⺟様に大島紬の着物をプレゼントしたが、拉致が起き一度も袖を通すことなくタンスに眠ったままだという。お⺟様は、「修一が帰って来た時これを着て出迎える。」と⾔われていたが、叶わぬまま亡くなった。ご両親の意思を継ぎ、残されたご家族で懸命な救出活動にずっと取り組まれている。最後に市川さんからメッセージを託された。一人の命は地球よりも重い、命は大事です。小さい時からそれを思っていて欲しい。⼈が困っていたら助ける、⾏動に起こすのは難しいがそれができたら、人間として最高の行為です。
私達が署名活動や講演をしている時「一緒に頑張りましょう、私達も⼿伝いますよ。」と皆が拉致問題解決への決意を⼼に刻んで欲しい。思いがけないことが起きるかもしれない人生。少し⾜を⽌め、家族と過ごす何気ない⽇々に感謝して欲しい。⼈には様々な考えがあっても一番⼤切なのは会話です。会話によって⼈の⼼は変われますからね。﹄ご夫婦のお話に私は⼤きく⼼を揺さぶられた。あの⽇から、私は拉致問題の報道により⼤きな関⼼を寄せるようになった。市川さん夫婦から託されたこのバトン、今度は私が皆に広く伝え、渡す番だ。「皆の⼈権が尊重される当たり前の⽇々を願い、命と何気ない⽇々に感謝しましょう。」と。

「ニュース解説」は2月15日、キムヨジョンの日本に対する談話が発表された。特に新しい内容ではない。これまでの主張を述べている。
「今週の一曲」は日本語放送のみで、1月14日の共同公開収録から、宇佐美由美子の「途切れた道しるべ」である。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが強力である。7290kHzは同波のCNR1とフラッタリングを起こしている。7520kHzもクリアーに聞こえている。最初の懐かしい日本の歌がカットされている。「ふるさとの声」として横田早紀江さんのメッセージから始まった。2023年11月26日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージである。続いて2023年11月15日の産経新聞に掲載された、めぐみさんへあてた手紙が読まれている。
そして2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。弟さん横田拓也さんから、2023年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から。同じく横田哲也さんから2023年12月15日開催のセミナーでの収録メッセージ。9560kHzは1458に停波、尻切れである。この番組は2024年1月29日、2月9日と同じ番組である。

  
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2024年02月19日

2月18日「しおかぜ」

日曜日1300の「しおかぜ」は7250と7280kHzが聞こえるが、受信状態はあまりよくない。日本語放送で、さる10月21日に都庁前広場で開かれた「『お帰り』と言うために拉致被害者・特定失踪者家族の集い」での特定失踪者家族からメッセージが出ている。今年に入ってから1月4日、8日、12日、18日、28日に放送された番組と同じである。
1995年に大阪府で失踪の植村留美さんの両親植村光子さん照光さんからのメッセージ。
1998年に新潟県で失踪の中村三奈子さんの母中村クニさんからのメッセージ。
2000年に岩手県で失踪した坂川千明さんの兄坂川隆志さんからのメッセージ。
2002年に広島県で失踪の和田佑介さんの叔父林健さんからのメッセージ。
1968年東京都で失踪の早坂勝男さんの兄早坂勇治さんからのメッセージ。
続いて松江市の一般の方のメッセージが出ている。
当日集会の最後に歌われた「ふるさと」、参加者全員の合唱である。1327からしおかぜの放送内容、連絡先などのアナウンスがあり1330終了。引き続き1330からも日本語放送が出ている。
1988年岐阜県で失踪した林雅俊さん父林俊男さんのメッセージ。
一般の方から、広島県の方のメッセージ。
立川第七中学校生徒有志の皆さんからの呼びかけが出ている。
続いて宇佐美由美子さんの「途切れた道しるべ」である。そしてsayaさんの「Wait a While ~その日を信じて」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は12045、9705、7295kHzが聞こえている。「ふるさとの風ニュース」は1月27日「拉致問題を考える国民の集いin宮崎」で収録した拉致被害者等御家族の訴えとして横田めぐみさんの弟、横田哲也さんの発言が出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは日本語放送のみで、「ドレミの歌」である。曲名アナウンスはいつも出ていない。 
今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」と、たまの「さよなら人類」の2曲が出ている。日本語放送は1月14日の共同公開収録から、ライブコンサートにおけるYAMATOの「またあなたを想う」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は各波良好である。9560、7290、7520kHzがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
「拉致問題解説」は、田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、拉致被害者連絡協議会理事長でもある飯塚耕一郎さんからは2023年12月の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。そして2022年12月の国際シンポジウムにて収録したメッセージ、9560kHzは1458に停波、尻切れである。
先回放送分から、曲の変更、新しいメッセージの追加で、ふるさとの声はなくなった。この番組は2024年2月8日と同じ内容である。

  
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2024年02月18日

2月17日「しおかぜ」

土曜日1300の「しおかぜ」は7250と7280kHzがかろうじて聞こえている。中国地方以西では強力である。昨日と同じ番組、ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」である。後半1330は同じく朝鮮語放送が出ている。救出への道コーナー後半には作文コンクールの入賞作品が読まれているが、最新のではなく、2020年の優秀賞である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は12045、9705、7295kHzが聞こえている。ジャミングは確認できない。この時間は毎日同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は1月27日に政府拉致問題対策本部、宮崎県、北朝鮮に拉致された日本人を救出する宮崎の会、宮崎県議会北朝鮮拉致問題解決促進議員連盟の共催により「拉致問題を考える国民の集いin宮崎」を開催した。当日、拉致被害者等御家族の訴えとして横田めぐみさんの弟、横田哲也さんの発言が出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは日本語放送のみで、「ドレミの歌」である。曲名アナウンスはいつも出ていない。 
今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」と、たまの「さよなら人類」の2曲が出ている。日本語放送は1月14日の共同公開収録から、ライブコンサートにおけるYAMATOの「またあなたを想う」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560、7520、7290kHzが聞こえている。CNR1の混信も全くわからない。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」である。「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。2023年10月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。弟さん増元照明さんからのメッセージだが、この部分のアナウンスが抜けている。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2024年2月6日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze