2024年02月25日

2月24日「しおかぜ」

平壌放送の短波は今年1月12日から3320と6160kHzが停波、すべて聞こえなくなった。これと同時に「統一のこだま放送」の3波(3945、3970、5905kHz)も止まっている。これらの放送は一時的な停波ではなく廃局である。
朝鮮中央放送は引き続き6100、11680kHzで聞こえている。

1300の「しおかぜ」は7250と7280kHzが若干弱いながらも聞こえている。土曜日は日本語放送から、去る1月14日の共同公開収録から、濵田省司高知県知事と桑名龍吾高知市長からのメッセーが出ている。
蓮池薫さんの発言について。横田めぐみさんが、万景峰号で脱出を試みたことなども明らかにしている。
1月13日国会拉致議連の動きについて、1968年宮城県で失踪した早坂さんについてもアピールした。救出への道コーナーは増元照明さんから、後半では作文コンクール2020年の中学生部門優秀賞、関市立緑ヶ丘中学校3年髙山愛佳さんの作品が紹介されている。
この番組は2024年2月16日、17日、19日、23日と同じ内容である。

1300台の日本政府制作番組、朝鮮語と日本語放送は9705と7295kHzが強力である。タシケント送信の12045kHzは弱く時々聞こえている。日曜日まで同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが強力である。7290kHzはCNR1が弱く良好である。5815kHzも若干弱いがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2023年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、27日、7月7日、19日、29日、8月8日、18日、30日、9月9日、19日、29日、10月11日、21日、31日、11月11日、21日、12月1日、13日、23日、2024年1月2日、12日、24日、2月3日、13日と同じ内容である。

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