2010年07月24日

あと一年

一年後にはアナログテレビが停波する予定だ。すでに4:3のテレビでは上下に文字スーパーなどを出し、早くテレビを変えなさいと催促している。

このチャンスを逃がすまいと、廉価なチューナーがホームセンターにも山積みされ始めた。どんな性能か試しに使ってみた。価格は2800円。
ただ単に地デジが映るだけのチューナーだ。アンテナさえ完備していればこれでも行けそうだ。問題はそのアンテナだろう。このチューナ10台分の費用がいるらしい。

あと365日、全国で地デジのPR作戦が行われる。これから某所でそのお手伝いに出かけます。暑いのにごくろうさま。

  
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2010年07月18日

アナログ放送延期せよ

どんな人を有識者というのか知識を持ち合わせていないが、先日の一般紙にも載ったように、アナログ放送を延期せよと言いだしたとか。
その記事とはこんなもの。

地デジ延期を提言=準備間に合わないと有識者
 放送分野の有識者らは、来年7月に予定されているテレビの地上デジタル放送完全移行を2~3年延期するよう求める提言を発表した。現行計画では「テレビを見られない家庭や事業所が数百万規模で発生する」と指摘、災害時の情報伝達などの点で問題があるとしている。
 提言はジャーナリストの坂本衛氏、清水英夫青山学院大名誉教授、砂川浩慶立教大准教授、原寿雄元共同通信社編集主幹らがまとめた。それによると、低所得者層への地デジ対応受信機の普及や、南関東などの集合住宅でアンテナ改修が遅れており、「あと1年では間に合わない」と主張している。


なんで南関東だけが遅れているのか根拠が知りたいが、他にもいくらでもある。いまでもテレビを見ない家庭はいくらでもある。その数がどれほどかは知らない。この記事にある数百万という数字の根拠が分からない。いま見てない人の数は入っているのか。

別にテレビが見られなくたって、ラジオがあるだろうに。放送延長をするかしないかはだれが決めるのか。アナログの放送免許を、まさか更新はしないだろう。だったら延長はあり得ない。
それにテレビ局がアナログ免許の更新をするとも思えない。放送免許は申請をして許可をもらうものと思っていたが。
放送延長となれば、申請が無くても許可するから、電波を出せとでもいうのだろうか。超法規的措置でもする気なのか。過去の電波行政はうそで塗り固められてきたから、いまさら何があっても驚くことは無いが。

UHFへの移行頓挫、ワイド放送のウソ、アナログハイビジョン失敗、地デジ放送のチャンネルでさえ統一失敗、このどうでもいい様なテレビ番組をそんなに見たいのかね。

しかし現実にはデジタルテレビを、買いたくても手に入らないことだけは事実だ。品薄なのにたたき売りをしていることから、やがて経営破たんになることは目に見えている。
一体地デジテレビはどこへ消えたのか?。メーカーが特定のところへ流していることは事実。

戸建てのアンテナは破格な値段で建てているが、共聴設備のデジタル化は法外に高い価格で、業者がおいしい仕事をしている。これに輪をかけているのが公的な資金助成策。なにがなんでもデジタル化せよということで、なりふり構わず金をばらまいて、特定業者の懐に入れているだけだ。こんなところにも今の政権の金ばらまき政策が見て取れる。

NHKの受信料が免除されている世帯には、地デジ受信のための設備一式を無償提供することになっている。ところがこれの申し込みが少ないことから延期、延期でいつまでも締め切りがない。
だいたいこうした書類を、ただ送りつけるだけで、申し込みしなさいは無いだろうに。エコポイントの申請でさえサポートしなければならない現実なのに、NHKからの書類を正しく記入して出す人がどれだけいるのだろう。
  
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2010年07月06日

NHK名古屋場所中継中止

6月20日にも書いたとおり、やはり生中継は中止と決めたようだ。

これだけ批判を浴びているのだから高額な中継料など使う必要はない。大相撲中継だけ今まで特別扱いをしてきたこと自体おかしかった。
ワールドカップ中継は短波にはのせず、相撲中継だけは短波でも出している、こうしたおかしな放送の在り方をNHKも気付かなかったのか。

57年続いた相撲中継が中止されるという大変革を迎えたことになる。7月11日からの名古屋場所そのものは、中止できない別の理由があった。
井の中の蛙の相撲界がこれで少しは変わるのだろうか。

モンゴルの7260kHzなどでもこの中継は行われていた。少なくとも名古屋場所だけは短波放送からは姿を消すことになるのだろう。
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2010年07月04日

地デジ化テスト放送

たった一分では大した内容ではなかった。全ての地上波が同じ映像を出したことから気付いた人も多いはず。
アナログで見ていた人は砂嵐になり、ん~と一瞬故障したかと勘違いも。

今日も某マンション宅へ、特定のチャンネルだけ時々ブロックノイズが出るという。
電気店で見てもらったが、これ以上はマンション自体のアンテナ改修をしないとダメと言われたそうだ。確かにアンテナレベルがかなり低い、しかし他の階では十分映っている場所である。

どんな配線がしてあるのか見たところ、とても電気屋がやったとは思えない。以前の3C2Vをそのまま使っているではないか。BSアンテナは個別だが、これの引き込みケーブルも5C2Vが使ってある。
実情を説明し、埋め込みユニットを交換、テレビへの接続ケーブル類を地デジ用S-5C-FBに全て交換。これだけでレベルは大幅に上昇、もうブロックノイズが出ることは無い。いまだにこんな電気屋がホントにあるのか、にわかに信じがたい思いだ。

  
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2010年07月03日

全国一斉地デジ化テスト放送

すでに地デジテレビで、デジタル放送を見ている人には関係の無い放送。
いまだアナログ放送を見ている世帯が半数はあることも事実。そんな人のためにあす4日にたった一分間だけアナログ放送は別番組を放送する。

詳細はNHKのサイトにあるとおりだが、8割も普及しているという数字は、実態を表してはいない。曲者はDVDなどのデジタルチューナー付きの普及台数。現実にはこれらを所有している世帯のほとんど全てがデジタルテレビを所有していることだ。

また一人住まいの世帯でもデジタルテレビ3台所有なんて言うのはあるから、これらの合計台数が世帯当たりの普及率が上がる要素にはならない。
約7558万台という数字が最近公表されているが、世帯あたりに数字の置き換えたらやはり5割を切る数字にしかならない。

まだまだ前途多難な地デジテレビである。高画質、高機能ばかりうたい、使うのは地デジだけというのが大半だ。複雑なリモコンに目を白黒、そんなことからシンプルなリモコンがおまけについている機種も出している。
しかし考えてみたら本体は同じ高機能、全く意味の無いリモコン。確かにリモコンさえシンプルなら見かけが良いのかもしれない。

  
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2010年06月27日

RADIO-i 9月30日廃業

すでにあちこちで出ているように、この9月30日で愛知国際放送RADIO-iは全ての放送を終了することになった。
何でもありの時代、ついに放送局も倒産する時代。しかし考えてみれば、今まで倒産しなかった方が不思議なくらい。
やっとまともに制度が機能するようになったと思えばいい。開局10年で初めての民間放送局の倒産ということになる。

同局のウェブサイトはもちろんのこと、番組の中でも、すでにこの9月30日午後12時をもって放送を中止するというアナウンスが出ている。
  
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2010年06月20日

NHK相撲中継中止??

公益法人とは、それを利用する一般の人のためにあると思っていたが、やはりJASRAC同様、利権団体だった。
プロ野球ファンがいるように相撲ファンも多い。各部屋の後援会等に入り、頻繁に見に行く人たちもいる。

最近のマスコミで報道されることがすべて事実としたらとんでもない公益法人である。こんな法人の大相撲を独占中継するのはいかがなものかと、にわかにNHKに批判が集まってきた。
それこそ海外向けではサッカー中継もしないくせに、大相撲中継だけは欠かさず短波放送でもそのまま中継している。しかも放送時間に合わせて、結びの一番が6時までに終わるよう時間調整まで。取り組みが伸びても相撲だけは6時を回っても放送する。
ところが国会中継はどんなときも6時で終了、続きはこの後の録音録画でと来る。やることがまったく逆である。NHKの体質をよく表している一例である。

まだ正式に決まったわけではないが、こんな相撲中継は、「皆様の受信料」を使って中継する必要はない。たぶん無理だろうが名古屋場所も中止にすべきだろう。思惑もあり開催になるだろう。  
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2010年06月11日

共同ニュース16971kHz

放送バンド以外を見るといろいろな電波が飛び交っている。SOHはその代表格かもしれないが、ファっクス電波も数多く出ている。
そのほとんどが気象FAXだ。しかし中には昔からの新聞もまだ生きている。2007年に鹿児島へ移転したKYOUDO NEWSが16971kHzで強力な電波を出している。国内からはこの一波だけで、あとはシンガポールから出ている。

今は特別な機器も必要なく、パソコンで簡単に受信することができる。6月11日1100ごろに受信した画像の一部である。
  
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2010年05月12日

消えたテレビ

テレビが故障して見えなくなったわけではない。

3月中旬以降、デジタルテレビが市場から消えてしまったといってもいいほど品切れ状態が続いている。いったいどこへ行ったのか。それだけ売れているということらしいが、それにしても異常である。
特定のところへ集中して流れているというのが、その筋の見解だそうだ。自由経済の原則として、品薄になればモノの値段は上がるのかと思えば、こと家電品に関してはさらに逆の現象が起きている。

そしてそのとばっちりが一般の小売店に来ている。アンテナだけを付けてくれ、あるチャンネルだけが映らないから見てくれ、購入した所へは行かずに近くへ駆け込む。見積もりをすれば高いからまけろ、こんな不良客ばかりではないが、圧倒的に多いのも事実。

長年の経験から、やんわりと御断りをしている。第二のダイエイになるといわれている量販店がこういった、価格だけの商売をしている。買う方にしてみたら、安いに越したことは無い。しかしいまだにテレビは買ったがアナログを見ているとはどうしたことだろう。

テレビを買っただけでアンテナのことは知らなかったとか。当地はテレビ愛知が映らない地域だったが、アンテナの仰角を変えたのと、名古屋駅の高層ビルにテレビ愛知だけの中継アンテナを付けたことからほぼ解決した。

ビルの9階付近につけられたアンテナからの電波は強力に受信でき、今までブロックノイズが出ていたところでも再スキャンをしてバッチリである。再スキャンしてきれいに映ることも知らされない人はある意味不幸なことだ。マ、それ相応の価格で購入したわけだから当然だろう。

いずれにしてもこの状態では、あと400日ではデジタルテレビが手に入らない人が出てくることは間違いない。テレビ欲しさに、学校へ一斉に納品されたばかりのテレビが盗難にあっている。こんな所へ出さずに、まず一般へ先に出すのが順序と思うのだが。

とりあえず、電波障害など、CATVで見ている人は来年以降もアナログテレビで見られるのであわてることは無い。そしてノイズ発生機のプラズマテレビは買わないこと、ラジオが聴けなくなりますよ。

でも心配ご無用、マンションなどの共同アンテナは別として、戸建ての場合は適切な設備さえすればテレビ本体からのノイズは確実に減らすことができるから。  
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2010年04月11日

地デジ放送は有料放送か

巷ではテレビが品切れで一カ月は待たないと入手が困難になってきた。それだけ売れているということなのだろう。
何が何でもアナログ波は止めなければならず、あの手この手で地デジテレビの普及をしなければならない。物理的に、あと469日では、市場にあるアナログテレビを地デジテレビに買い替えることは不可能だ。

現在CATVなどを利用した電波障害対策でアナログ放送を見ている人は、原則テレビさえデジタル対応にすれば、なにも有料契約をする必要はない。
ところがCATV局はこれぞ有料契約を増やす絶好のチャンスとばかり、拡販にことのほか熱心だ。これがあらぬ誤解を生んでいるようで、有料契約にしなければ地デジが見られないと勘違いをしている人もいるようだ。

こうした問い合わせが当方にも何軒か来ている。その都度、なにも契約など必要ないというのだが、顧客の知識不足を逆手に取るような拡販路線はいただけない。先月など、都内のある知人からもマンションの地デジ化について聞かれるなど、悪徳商法まがいの地デジ対策が横行しているようだ。

CATVを利用した設備であれば、全国どこでも現在のテレビで2011年7月以降もテレビ放送が見られることを利用者自身も認識する必要がある。すでにある地域では、アナログテレビでも、アナログのロゴが出ない放送が見られる。

一番問題なのが、アナログの電障対策だから、デジタル放送は知らんよというのだ。ところが実態は他人任せのため、都合のいいようにされてしまい、設備が無駄になるケースも多い。今のは使えなくなるから、個人でアンテナをたてなさいというわけだ。もっと早くからこういうことは話し合いをしなければ。

地上デジタル放送は無料放送ですゾ。NHKの受信料も今のアナログ放送契約がそのまま継続されます。もっとも、地デジをみるために新たにCATVを利用するのには、多チャンネル契約ではなく施設利用契約で毎月、500~700円で済む。
これだと個別にアンテナを立てることもなく美観上もいいのでは。いまではケーブル一本で、電話からインターネットまで光回線が利用可能となっている。  
Posted by Hiroshi at 01:40Comments(0)Japan