2011年04月22日

40kHz送信再開

3月12日以降停波していた、おおたかどや山標準電波送信所からの電波が21日から再開されている。

これで手元にある時計も正常に秒を刻んでいる。日々秒単位で記録しているので、正確さは必要だ、パソコンの時間は誤差が大きく常に修正が必要、というかネットにつながないと修正できない不便さがある。

おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は暫定的に送信を再開しました

 東日本大震災により被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
 被災された皆様が一日も早く平穏な生活を取り戻せるようお祈りいたします。

 おおたかどや山標準電波送信所では、福島第一原子力発電所の周辺地域を対象に避難指示が出されたことを受け、標準電波の送信を3月12日19時46分から停止していましたが、必要な措置を実施し、4月21日13時54分に暫定的に送信を再開しました。

 今後、落雷や停電等により停波を余儀なくされる可能性もあります。標準電波をご利用の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解をお願い申し上げます。

 なお、はがね山標準電波送信所(60kHz)は通常通りの運用を行っています。

 標準電波の送信状況はWebでご確認をお願いいたします。ご不明な点はこちらまでお問い合わせ下さい。
  
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2011年04月15日

東北3県の地デジ化延期?!

大震災を機に、まことしやかにこんなことを言い出してきた。すでにサイマル放送をやっているのだから、いまさらアナログ受信機が手に入るわけでもあるまいに。
被災した人たちは新たに手にするテレビは当然デジタルテレビだ。これでわざわざアナログアンテナを立ててみるつもりなのだろうか。

近隣の中継所がなくても、難視聴地域向けの衛星テレビでも見られるようにしたら意図も簡単に済むと思うのだが。しかしこれはガンとして目的地域以外には見せないそうだ。
そんな固い事言わずに、臨機応変、これさえやれば何も法改正までしてアナログ放送延期措置なぞしなくてもいいだろうに。

 総務省が、東日本大震災の被害が大きい岩手、宮城、福島の3県に限って、7月24日に予定していた地上デジタル放送(地デジ)への完全移行を半年から1年程度延期する方向で調整していることが8日、分かった。

 総務省によると、震災や津波によって、電波の届きにくい地域向けの共同アンテナの損壊や流出が続出。被災の影響で地デジ対応の普及活動もストップしており、準備が間に合わない可能性が高いという。

 被災地からも「震災で地デジ移行は困難になった」との声が上がっており、アナログ放送の停止で被災者が情報を入手する手段が減ってしまうことへの懸念も強まっていた。

 延期が決まれば、3県では7月24日以降も地上デジタル放送とアナログ放送の両方が見られる。延期には、電波法の改正が必要となるため、総務省は、今国会に提出している同法改正案に3県での延期措置を追加する方針。

 ただ、アナログ放送の停止で空く周波数帯を、通信容量が増大する一方の携帯電話に割り当てることも急務となっており、総務省は「長くても1年程度しか延ばせない」としている。

 一方、アナログ放送の延長に伴い、地元の放送局は機材の対応などで追加の費用負担が発生することになるため、総務省は、その分を国が補填する可能性についても検討する意向だ。

 総務省の調査では、3県の2010年末時点の地デジ受信機の世帯普及率は90~93%にとどまっている。
  
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2011年03月25日

A11 R.Japan

国際放送局のA11スケジュールがほぼ出揃った感がある。
その中でRadio Japanもほぼ同じようなスケジュールで放送は続けられるがいくつかの変更が見受けられる。ひとつは、短波の海外中継でUAEがなくなったこと、また0400のアラビア語も廃止となり、このアルメニア中継もなくなる。中波1350kHzのアルメニア中継は継続される。

このほか、シンガポール中継の中国語廃止、英語、ロシア語の放送時間が削減されるなど次第に縮小傾向か、これ以外に関しては大きな変更はない。
A11 Radio Japanの英語放送はたったこれだけ。

A11 Radio Japan in English
0500-0530 5975, 6110, 11970
1000-1030 9605, 9625, 9840
1200-1230 6120, 9695
1300-1330 15735
1400-1430 11705, 15735, 21560  
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2011年03月16日

大人の千羽鶴(募金)

コメントいただいたレス代わりに、書きました。
「一人じゃこの千羽鶴はできませんがみんなで力を合わせればきっと千羽以上になるはず。もちろん、鶴より小さい小鳥でもいいし、余裕のある方は諭吉さんのお供の朱雀だか鳳凰を飛ばすのもいいと思います。大人の千羽鶴始めましょ」(ブログより引用)

怪しげなネット上を経由するより、この方法での募金は確実性がある。ファミリーマートのFamiポート端末で行える「Famiポート募金」は、いつでも誰でも募金ができるシステム。希望の募金先と金額を選択し受付後、レシートをもってレジで金額分を支払う。24時間いつでも募金が可能なのが特徴。時々このボードは使っているので早速利用し募金をした。

震災の義援金は日本赤十字社を選ぶ。

16日の1630JST、各テレビ局は天皇陛下からのビデオメッセージを一斉に放送した。天皇陛下からのメッセージは、以下の通り。

「この度の太平洋沖地震は、マグニチュード9.0という、例を見ないほどの巨大地震であり被災地の悲惨な状況に深く心を痛めています。

地震や津波による死者の数は、日を追って増加し、犠牲者が何人になるのかも分かりません。一人でも多くの人の無事が確認されることを願っています。

また、現在、原子力発電所の状況が、余談を許さぬものであることを深く案じ、関係者の尽力による事態のさらなる悪化が回避されることを切に願っています。

現在、国をあげての救援活動が進められていますが、厳しい寒さの中で、多くの人々が食料、飲料水、燃料などの不足により、極めて苦しい避難生活を余儀なくされています。

その速やかな救済のために、全力をあげることにより、被災者の状況が少しでも好転し、人々の復興への希望につながっていくことを、心から願わずにはいられません。

そして、何よりもまして、この大災害を生き抜き、被災者としての自らを励ましつつ、これからの日々を生きようとしている人々の、雄雄しさに深く胸を打たれています。

自衛隊、警察、消防、海上保安庁をはじめとする、国や地方自治体の人々。諸外国からの救援のために来日した人々。国内のさまざまな救援組織に属する人々が、余震の続く危険な状況の中で、日夜、救援活動を進めている努力に感謝し、その労を深くねぎらいたく思います。

今回、世界各国の元首から相次いでお見舞いの電報が届き、その多くに、各国国民の気持ちが、被災者と共にあるとの言葉が添えられていました。これを、被災地の人々にお伝えします。

海外においては、この、深い悲しみの中で、日本人が取り乱すことなく助け合い、秩序ある対応を示していることに触れた論調も多いと聞いています。
これからも、皆が相携え、いたわりあって、この、不幸な時期を乗り越えることを、衷心より願っています。
被災者の、これからの苦難の日々を、わたくしたち皆が様々な形で少しでも多くわかちあっていくことが大切であろうと思います。
被災した人々が、決して希望を捨てることなく、体を大切に、明日からの日々を生き抜いてくれるよう、また、国民一人一人が被災した各地域の上に、これからも長く心を寄せ、被災者と共に、それぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを、心より願っています。」


過去、海外では、救援物資などが届いた際、群衆が群がり、奪い合う光景が当たり前だ。そうした光景からして、整然と列を作る日本人の冷静さは驚異に映っている。

今や福島県は、ゴーストタウンと化すのか、知人、親類先を目指しまさに逃げ出している。これに対して東電の高飛車な態度は一向に改まらない。なぜ東電は正しい正確な情報を出さないのか。勇気ある社員が居たら、ぜひ内部告発をするときだ。

自然界にも放射線はいくらでもある。少なくとも現在マスコミで伝えられる数値であればまったく問題ない。長時間今のレベルを出し続けても胡散霧消、それでも冷静に行動できる日本人でありながら目に見えない放射線のこと、これだけはどうしても過敏になっている。
CTや胸部レントゲンでは相当量の被爆をする、しかしこれはそれなりのメリットがある。原発で被爆しても、たとえそれがCTの万分の一であっても何のメリットも無いから不安になるわけだ。
  
Posted by Hiroshi at 19:01Comments(2)Japan

2011年03月14日

標準電波送信所停波中

いつも秒単位の時刻の元となっている電波時計の受信が極めて弱くなってしまった。調べたところ、福島原発に避難対象地域内ということで、ついに標準電波まで止めざるを得ない状況に立ち至った。

おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は停波中です
3月12日19時46分、福島原発に伴う避難命令に従い、おおたかどや山送信所は停波措置を取りました。
復旧の見込みは未定です。
利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。


何も電波が止まったのはこれだけではない。数多くのテレビ中継施設が機能を停止している。先にも書いたように、こんなときだからこそ、BS放送もスクランブル解除をすればいいものを。
臨時災害放送局(FM放送)の開設は、口頭でも、その場でOKを出すくせに。

テレビジョン中継局の停波状況
青森県29か所、岩手県16か所、宮城県18か所、秋田県16か所、山形県12か所、福島県4か所、茨城県14か所、栃木県1か所、千葉県1か所

  
Posted by Hiroshi at 01:45Comments(2)Japan

2011年03月13日

M9.0

緊急事態に如何に迅速に対応するかはその当事者のトップの責任と勇気ある決断が必要だ。いたずらに不安をあおることの無い言動が望まれる。
テレビ局の必要の無い見せんが為の映像はゴメンだ。報道番組で視聴率を稼ぐことは無いだろう。ただこれも記録として残るからやるのかもしれない。
新聞の写真のいくつかも演出されたお涙頂戴式が多い。報道写真はありのままを撮影してほしい。

首都圏と京阪神のラジオ放送は今回の津波報道ではあまり役立たない。それでもIPサイマルラジオが珍しく、3月13日、日曜日の夕方から、エリア制限を解除している。そもそも制限自体がおかしなことで、このままどこでも聞ける体制にしてほしい。

そして、コマーシャルの無いテレビ放送もついでに、衛星テレビもスクランブル解除できないのか。こんなときどこでも見られる衛星テレビを開放しても問題は無かろうに。
が、しかし、避難所は難視聴対象ではない、親類などへ避難した人も対象にはならないということで、この無駄な難視聴地域向け放送は誰も見られない。この緊急事態の中、キー局のテレビ番組が全国で見られることの何が問題なのだろう。

テレビ放送は絶対だ、と何か特権意識で放送しているのでは、パラポラを積んで走る中継車は緊急車両ではない。被害の全体像が掴めないという報道も多い。騒音を撒き散らし、ヘリから取材すれば見当はつく、また衛星からの写真でその変貌振りを見ることも可能だ。

死者と行方不明者の数を合計することに抵抗は感じるが、犠牲者の数が、何万という数になることは容易に想像できる。阪神淡路大震災の二の舞をすることの無いよう、学習したはずではないかナ。
通常の番組がなくなったことから、13日に実施された名古屋市会議員の選挙、データ放送と、画面の下側に表示されるのみで、完全に影が薄くなってしまった。
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Posted by Hiroshi at 22:01Comments(2)Japan

2011年03月12日

M8.8

未曽有の大災害になり、今後これ以上被害の広がらないことを願うばかりだ。
ところが原発が大変な事態になりついにメルトダウン状態になろうとしている。ついに建屋で爆発が起き骨組みだけになってしまった。
原発は安全だとうそ言い続けてきた付けが回ってきた。もうこれ以上原発は作ってほしくない。

テレビ放送は24時間以上特番で埋め尽くされているが、こんなときでも視聴率を気にするらしく、特ダネと銘打って伝えている。アホと違うか。

何もあえて避難所からのわがままを伝えることは無いだろうに。水が無い、食料が無い、なんと言う贅沢を言っているのか。1日や2日何も口にしなくたって死ぬことは無いだろう、今その避難所に居られるだけでも十分ではないか。

東京タワーのアンテナが曲がったことから、アナログ放送が減力送信されている。
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/110311-003.html

NHK第二放送は津波警報を繰り返し、ポルトガル語、英語、中国語、朝鮮語で放送している。これ以外の番組は出ていないのか。
第一放送はストリーミング放送を行っている。
http://www91.nhk.or.jp/r1live/

NHK-FMと教育テレビでは、地震直後から安否情報を募るお知らせを出していた。  
Posted by Hiroshi at 17:12Comments(0)Japan

2011年03月10日

NHKラジオ ネット放送認可

欧米では当たり前のインターネット放送だが、日本では、著作権云々とかで、その筋が金儲けのためにうるさく、実現されていない。

ようやく難視聴対策の理由をつけて、音声放送に限り、この秋から実現しそうである。3月9日、電波監理審議会で認可された

以下NHKのニュースから。

総務省は、外国無線との混信などでラジオ放送が聞こえにくい状況への対応策として、NHKがラジオ放送を、インターネットを使ってパソコンなどで聞くことができるようにするサービスを始めることを、認可しました。

ラジオ放送の受信環境を巡っては、外国無線との混信が全国で広がっているほか、都市部でも、電波を通しにくい高層ビルの増加や、電子機器による雑音などの影響で、放送が聞こえにくい状況が増えています。NHKは、ラジオ放送所を増設するなどして対応してきましたが、こうした状況への対応策として、総務省は、NHKが求めていた、NHKラジオをインターネットを使って聞くことができるようにするサービスを試験的に始めることを、電波監理審議会に諮問し、認められたため、9日、認可しました。これによって、NHKが東京から放送しているラジオ第1とラジオ第2、それにFM放送を、一部の番組を除き、全国各地で、インターネット経由でパソコンなどで聞くことができるようになります。NHKは、ことしの秋にもサービスを開始することにしています。

  
Posted by Hiroshi at 23:15Comments(0)Japan

2010年12月15日

NHK World TJK中継開始

中波・短波放送撤退というニュースが目に付く年末。そんな中にあって中波放送が追加というのがある。
NHK Worldだ、12月15日からタジキスタンの中波900kHzでロシア語とウルドゥ語の放送を始める。14日のウェブサイトでも発表されている。
Мы будем вести свою 30-ти минутную трансляцию на русском языке с 16 часов по всемирному времени в направлении Центральной Азии на средних волнах на частоте 900 килогерц.

Radio Japan via Tajikstan on 900kHz (300kW ND)
1515-1600 Urdu
1600-1630 Russian

Radio Japanは現在17の海外送信所から放送を行っているが、これでさらに一ヶ所増え、18の送信所から出ることになる。  
Posted by Hiroshi at 10:25Comments(0)Japan

2010年08月17日

テレビもネットも光で

テレビコマーシャルの影響もあり、猫も杓子もとまでは言わないが、光回線を導入する家庭が多い。それはそれでいいのだが、使用している本人は何も分からず、押し売りされるままに光にしている人もいる。

特に戸建ての光使用料金はまだ結構高い。その金額に見合うだけの利用があればいいのだが。問題はその家庭のインフラを何も理解しないまま、光にしてしまうことだ。

一例として、すでにCATVが何らかの形で導入されているのに、新たに光を入れる場合だ。CATVで光回線を利用すれば(ハイブリッド方式)格段に安くできる。ケーブル会社もこの時期とばかりに、多チャンネル、デジタル契約を奨めているが、なにもその手に乗ることはない。

特に電波障害で、CATVが導入されている家では、極めて低コストでネットの高速化とテレビのデジタル化ができる。
ちなみにこのブログでもお世話になっている「スターキャット」を例にとれば、電障で導入していれば、毎月3675円で光コースが選べる。地デジ化は費用はかからない。現状のアナログテレビでも2015年まではそのままで見られる。これは全国どのCATV局も同じだ。

そしてテレビさえデジタルテレビにすれば原則そのままでデジタル放送が見られる。電波障害には該当せず、受信障害改善目的で導入した家庭は、一度契約内容の見直しをすることだ。多チャンネル契約をしながら、地上波しか見てない人は地デジだけの契約(毎月735円)にするのも一つの方法だろう。

CATVを導入しながら、別に光回線を入れている家庭が意外に多いのには驚かされる。まあそれに見合う所得があるからやっているのだろうが、無駄な投資に思えるのは貧乏性のためか。

更にUHFアンテナを立てなくてもCATVで地デジが見られるのに、立てている家もちらほら。何を考えているんだろうね。あるところでは、電障アンテナの地デジ化が済んでいるのに知らされていないことから、何軒かの家でアンテナが立っているのを見た。
アンテナを立てたのは電気屋、こんなことも知らずによく仕事ができることだ。  
Posted by Hiroshi at 23:59Comments(0)Japan