2011年03月14日

標準電波送信所停波中

いつも秒単位の時刻の元となっている電波時計の受信が極めて弱くなってしまった。調べたところ、福島原発に避難対象地域内ということで、ついに標準電波まで止めざるを得ない状況に立ち至った。

おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は停波中です
3月12日19時46分、福島原発に伴う避難命令に従い、おおたかどや山送信所は停波措置を取りました。
復旧の見込みは未定です。
利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。


何も電波が止まったのはこれだけではない。数多くのテレビ中継施設が機能を停止している。先にも書いたように、こんなときだからこそ、BS放送もスクランブル解除をすればいいものを。
臨時災害放送局(FM放送)の開設は、口頭でも、その場でOKを出すくせに。

テレビジョン中継局の停波状況
青森県29か所、岩手県16か所、宮城県18か所、秋田県16か所、山形県12か所、福島県4か所、茨城県14か所、栃木県1か所、千葉県1か所

Posted by Hiroshi at 01:45│Comments(2)Japan
この記事へのコメント
>こんなときだからこそ、BS放送もスクランブル解除をすればいいものを。
臨時災害放送局(FM放送)の開設は、口頭でも、その場でOKを出すくせに。

昨日、影山さんのBBSでTBCラジオの停波・超小出力放送のニュースを知って「以前アメリカ南部をハリケーンが襲った時は、WHRIが中波局のWWLを中継したことがあったそうですが、それと同じことができないのかと思ってしまいますけどね。」と書き込んだところ、TETSU@HYOGOさんより「放送局には新聞が大きく絡んでいます。ラジオ日経は日本経済新聞の関連会社です。ほとんどの中波ラジオ局(テレビ兼営を含めて)は一般全国紙や地方紙の影響が強いです。どのラジオネットワークにも加盟していない上(国内短波放送はラジオ日経しかない)、違う新聞系列のラジオ日経が中波局の中継など難しいと思われます。やるとしても総務省が難色を示すと思います。」というご返事をいただきました。結局、既存の放送局を徴用するよりも、使い捨て放送局を開局させた方が局や役所のお偉いさん方にとってはしがらみも負担も軽くて楽なんでしょうね。以上、長文ですみませんでした。
Posted by まちえ at 2011年03月14日 08:09
そんなこと言ってる場合じゃないんですけどね。キー局にしてみたら、地方局が放送できなくなって、これで独占放送できると、ニヤリとしている状態ですから。
Posted by Hiroshi at 2011年03月14日 08:31
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